勝俣誠

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勝俣 誠(かつまた まこと、1946年 - )は、日本経済学者明治学院大学名誉教授。専門は、開発経済学アフリカ地域研究、国際政治経済論。

東京都生まれ。1969年早稲田大学政治経済学部卒業。78年、パリ第一大学博士課程修了(開発経済学博士)。82年から84年まで、セネガルダカール大学法経済学部に勤務。明治学院大学助教授・教授を歴任し、2014年に退職。

著書[編集]

単著[編集]

  • 『現代アフリカ入門』岩波書店岩波新書〉、1991年。 
  • 『アフリカは本当に貧しいのか : 西アフリカで考えたこと』朝日新聞社朝日選書〉、1993年。 
  • 『新・現代アフリカ入門:人びとが変える大陸』岩波書店〈岩波新書〉、2013年。
  • 『娘と話す 世界の貧困と格差ってなに?』現代企画室、2016年。

編著[編集]

  • 『サハラのほとり : サヘルの自然と人びと』TOTO出版、1992年(門村浩との共編著)。
  • 『グローバル化と人間の安全保障 : 行動する市民社会』日本経済評論社、2001年。
  • 『脱成長の道:分かち合いの社会を創る』コモンズ、2011年。

訳書[編集]

  • ウィリアム・アーサー・ルイス『人種問題のなかの経済』産業能率大学出版部、1988年。 
  • ミシェル・ボー『資本主義の世界史:1500—1995』藤原書店、1996年(筆宝康之との共訳)。
  • ジャン・ジグレール『世界の半分が飢えるのはなぜ?』合同出版、2003年。ISBN 978-4772603133 
  • ミシェル・ボー『資本主義の世界史:1500-2010〈増補新版〉』藤原書店、2015年(筆宝康之との共訳)。

外部リンク[編集]