動的幾何学ソフトウエア

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
移動: 案内検索

動的幾何学ソフト(インタラクティブ幾何学ソフト、作図ツール、dynamic geometry software、 interactive geometry software(IGS)、その他)とは、コンピュータソフトウェアであって、おもに平面幾何学の作図を行うことができるものをいう。これらの動的幾何学ソフトにおいては、作図直線などをマウスクリック・ドラッグによって行い、作図手順が記録される。作図を行った後に、幾何要素(点・直線・円など)を動かして、作図全体を変化させることができるのが主な特徴である。

変化させたときに変わらないもの/ことを発見できれば, それは不変要素の発見への出発点であり, 変わるもの/ことが発見できれば関数関係の発見の手がかりになる。また, 作図の手続きを変えることによって, 新しい図について調べることができる。たとえば「三角形のそれぞれの『辺の垂直二等分線』をひく」ことによって, 3直線が一点(外心)で交わることが観察できるが, 『辺の垂直二等分線』を他に変える, たとえば「角の二等分線」に変えるとどうなるかを調べることができる(この場合, 内心が得られる)。あるいは, 三角形を四角形に変えたときにどうなるかを調べることができる。動的幾何学ソフトとは, このような数学的探究を支援するためのツールである。(このような意味から, 数学教育では, (幾何的な意味での)作図・測定・変形・軌跡等を行えるソフトのことを作図ツールと呼んでいる。)

(編集中、以下リスト準備中)

参考文献[編集]

  • 日本語の文献
    • 「シンデレラ: 幾何学のためのグラフィックス」 著者: J.リヒター-ゲバート、U.H. コルテンカンプ、シュプリンガー東京(2003)
    • 「シンデレラで学ぶ平面幾何」著者:阿原一志 シュプリンガー東京(2004)
    • 「Geometric Constructorによる図形の指導」飯島康之(著, 編集),明治図書(1997)
    • 「コンピュータで数学授業を変えよう」飯島康之(著, 編集), 礒田正美(著, 編集), 大久保和義(著, 編集),明治図書(1995)
    • 「図形が動くと授業が変わる―平面図形の探究学習事例集 (シリーズ・課題学習・選択教科としての数学授業に使えるソフト) 」川崎市中学校数学科研究会 (著), 飯島 康之 (監修) , 明治図書(1999)
    • 「テクノロジーを活用した新しい数学教育 : 実験・観察アプローチを取り入れた数学授業の改善」佐伯昭彦(著, 編集), 礒田正美(著, 編集), 清水克彦(著, 編集),明治図書(1997)
    • 「メディアを活用する数学科課題学習 : 場面からの問題作成による授業改善」礒田正美(著, 編集),大久保和義(著, 編集),明治図書(1992)
    • 「日常にひそむ数理曲線 DVD-Book 」ナレーション:太田光(爆笑問題)、ポニーキャニオン(2010)
    • 「曲線の事典 —性質・歴史・作図法—」礒田 正美 (著, 編集), 田端 毅 (著), 讃岐 勝 (著), Maria G. Bartolini Bussi (編集) 、共立出版(2009)
    • 「直線と曲線ハンディブック」ヴィクトール グーテンマッヘル (著), N.B. ヴァシーリエフ (著), Victor Gutenmacher (原著), N.B. Vasilyev (原著), 蟹江 幸博 (翻訳), 佐波 学 (翻訳) 、共立出版(2006)
    • 「カーブ」ロックウッド (著), 松井 政太郎 (翻訳) 、みすず書房 (1964)
    • 「日常にひそむ数理曲線 DVD-Book」ナレーション:太田光(爆笑問題) (出演) ポニーキャニオン(2010)

リンク[編集]