勉強の技術

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勉強の技術とは、米国の新興宗教団体であるサイエントロジーの創始者のL・ロン・ハバードが体系化した勉強法のことである。1960年代にハバードは、なぜ生徒や学生が効果的に勉強することができないのか、その理由を調査し「勉強の技術(Study Technology)」を発表した。学ぶための原理原則を応用した勉強法で、高い理解力、応用力が養われるとされる。「勉強の技術」そのものには宗教色はない。

目次

概要 [編集]

勉強の技術とは [編集]

「勉強の技術」とは、効率の良い学習を妨げているものを見つけ、対処し、理解するための方法。ハバードは、効率の良い学習を妨げているものを以下の3つ、

  • 質量(マス、実物)の欠如
  • 段階の飛び越し
  • 誤解語(misunderstood word)

とし、これらを「勉強の障害勉強の壁(Study barrier)」と呼んでいる。

学習者が勉強中これら「勉強の障害」にぶつかると、目が痛む、目が回る、退屈する、イライラするなど、それぞれの障害に特有の症状が現れる。それらの諸症状の原因発見法とその対処の術は「勉強の技術」の主要なものの一つである。ハバードが言うところの勉強の障害は、生まれついての中枢神経の働きの障害等によるものとされる学習障害とは、概念を異にするものである。

技術の内容 [編集]

勉強の技術」では、単語を完全に理解するために、辞書を多用する。また理解したことを確認したり、応用力をつけるために、小物や粘土を使って勉強していることを表現したりする。生徒の「誤解語」を見つけ、対処する方法である、ワード・クリアリングの技術は9つの方法がある。その一部が『基礎からわかる勉強の技術』で公開されている。

技術の効果 [編集]

この技術の開発者ハバードによると「勉強の技術」を使って勉強をすることで、抜群の読み書き能力(Super Literacy) が達成されるという。それは、理解しながら抜群のスピードで何かを読むことができ、また本当に理解しているため、読んでいることを即実践に移せる能力だと言う。その能力は一つ一つの単語を概念として理解することで達成される。

「勉強の技術」は、人種、文化、経済、年齢、性別を越えて、効果があるとされ、学習障害の専門の対処法ではないが、近年では、ハリウッド俳優のトム・クルーズが自らの学習障害の克服に使い効果を上げているといわれている。2009年1月トム・クルーズは、スペインの雑誌「XLセマナル」の中で、「誰も解決策をくれなかったけれど、大人になって、サイエントロジーの教育本を読んだことで完ぺきに読解ができるようになった」と語った。

2006年12月、この技術を使い発達障害と言われる子供たちをサポートする、沖縄のボランティアチーム「かかゆま」がNHKテレビの取材を受け、効果が上がっているとして、九州、沖縄地方でテレビ放映された。

技術の採用 [編集]

現在、この「勉強の技術」は世界中の教育機関、企業、団体などで採用され広まっている。米国には、ハバードの「勉強の技術」を全面的に採用して生徒を教育している小中学校、高校が20以上あり、日本でも、この分野に関するハバードの著作の一部が翻訳され、出版されている。

技術の習得 [編集]

世界的な規模でこの学習法の普及に携わっている非宗教組織に、Applied Scholastics International(アプライド・スカラスティックス・インターナショナル)があり、本部は米国ミズーリ州スパニッシュレイクに置かれ、世界に約200の支部を持つ。その日本支部が「日本使える学習法の会(Applied Scholarstics Japan)」である。現在「日本使える学習法の会」において、技術指導、技術習得のためのコース提供が行われている。

参考文献 [編集]

関連項目 [編集]

関連人物 [編集]

外部リンク [編集]