加地等

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
加地等
生誕 (1970-07-15) 1970年7月15日
出身地 日本の旗 日本 大阪府
死没 (2011-02-02) 2011年2月2日(40歳没)
ジャンル フォークソング
職業 歌手
担当楽器
レーベル HOMESICK ENTERTAINMENT
KEBAB RECORDS
公式サイト http://kajihitoshi.cocolog-nifty.com/

加地 等(かじ ひとし、1970年7月15日 - 2011年2月2日)は、日本のフォークシンガー

来歴[編集]

1980年代後半からGSバンド「ピーピングマニア」のボーカルとして音楽活動を開始し[1]1990年頃からソロで弾き語りを始める[2]

2001年にファーストアルバム『僕はフォークシンガー』を発売し、2010年には映画『官能コレクター』のエンディング曲の作詞作曲を担当した[3]が、2011年2月2日に急逝[4]。もともと肝臓を悪くしていたうえに、大量のアルコールを摂取したためであった。

死後、加地が上京してから亡くなるまでの2年半を映像化した映画『加地等がいた-僕の歌を聴いとくれ-』が公開されるとともに、生前交流のあったミュージシャンたちが選曲したベスト盤がリリースされた。

音楽性[編集]

夢と現実の狭間で苦悩する中で育まれた独自の世界観を持ち[5]、飾り気がなく自虐的でありながら、昭和の歌謡曲のようなポップさを感じさせる[6]楽曲を発表した。

ディスコグラフィー[編集]

  • 1st ALBUM 僕はフォークシンガー (2001/11/06)
  • 2nd ALBUM 僕はダメ人間 (2003/11/25)
  • 3rd ALBUM トカレフ (2005/05/20)
  • 4th ALBUM 風は何処へ吹いてゆく (2006/06/13)
  • 5th ALBUM ビックワイエット (2007/04/20)
  • 6th ALBUM 鐘は鳴らない (2007/09/10)
  • 7th ALBUM はぐれシンガー純情派 (2009/12/26)
  • LIVE ALBUM ライヴ (2009/12/11)
  • ベスト盤 Essential KAJI HITOSHI (2012/03/20)

出典[編集]

  1. ^ キャスト&スタッフ”. 加地等がいた-僕の歌を聴いとくれ-. 2012年4月12日閲覧。
  2. ^ フォークシンガー加地等が死去”. OOPS! (2011年3月17日). 2012年4月12日閲覧。
  3. ^ 7/7に追悼イベント開催、ドキュメンタリー『加地等がいた』豊田道倫、前野健太がリスペクトを寄せたシンガーソングライターの横顔”. webDICE (2011年7月5日). 2012年4月12日閲覧。
  4. ^ 関西のSSW加地等が逝去、曽我部恵一、豊田道倫ら集う追悼イベントも開催”. CINRA.NET (2011年3月18日). 2012年4月12日閲覧。
  5. ^ 今年2月に40歳で逝去したSSW加地等の実録映画が公開、豊田道倫らのトークショーも”. CINRA.NET (2011年3月18日). 2012年4月12日閲覧。
  6. ^ 君は加地等を知ってるかい?”. OOPS! (2011年3月29日). 2012年4月12日閲覧。

関連項目[編集]

外部リンク[編集]