劉錦藻

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劉錦藻
プロフィール
出生: 1862年同治元年)
死去: 1934年民国23年)
出身地: 浙江省湖州府烏程県南潯
職業: 政治家・実業家・歴史家
各種表記
繁体字 劉錦藻
簡体字 刘锦藻
拼音 Liú Jĭnzăo
ラテン字 Liu Chin-tsao
和名表記: りゅう きんそう
発音転記: リウ・ジンザオ
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劉 錦藻(りゅう きんそう)は、清末民初の政治家・実業家・歴史家。もとの名は安江。字は澂如、号は橙墅または堅匏盦

1894年進士となった。維新思想を持ち、張謇と交わり、さらに康有為梁啓超譚嗣同強学会にも出入りした。

1907年に浙江興業銀行を創設し、1909年には滬杭鉄道開通の中心人物となった。

中華民国期には参政院参政を務めた。

政書(政治制度の解説書)の『清朝続文献通考』を著し、その内容は清末の洋務運動に及んでいる。これは「十通」の一つに数えられている。