剣菱酒造
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(剣菱から転送)
| 種類 | 株式会社 |
|---|---|
| 市場情報 | 非上場
|
| 略称 | ケンビシ |
| 本社所在地 | 兵庫県神戸市東灘区御影本町三丁目12番5号 |
| 設立 | 永正2年(1505年)頃 |
| 業種 | 酒造業 |
| 事業内容 | 日本酒などの製造・販売 |
| 代表者 | 白樫達也(代表取締役社長) |
| 売上高 | 不明 |
| 外部リンク | サイトなし |
剣菱酒造株式会社(けんびししゅぞう)は、兵庫県神戸市東灘区に本社を置く日本の酒造会社。創業から今日にわたって、主として「剣菱」と「黒松剣菱」を製造し続けている。
目次 |
[編集] 概要
灘五郷の一つ、御影郷に本拠を構える老舗蔵元。「ケンビシ」の愛称で親しまれる。正確な創業年は記録が残っていないため不明だが、永正2年(1505年)頃の史料に「剣菱」という名の酒の記録があることから500年以上前から存在する銘柄。日本で最初に商品名が冠された酒でもある。室町時代から大正時代にかけては伊丹市で営業していた。昭和4年(1929年)になって現在の神戸市東灘区に移転し現在に至る。一時期、他社から酒を買い受け自社ブランドで販売するOEM(桶買い)により評判を大きく落としたが、再び自社で製造販売するようになり評価を取り戻している。
晩秋頃から仕込みを始め、春先から秋まで寝かせる「寒造り」と呼ばれる伝統的な製法を今もなお守り続け、吉野杉で造られた甑と相俟って濃厚な味わいときれのある口当たりに特徴がある。
ホームページを開設する有力酒造会社が多い中、当社は一貫してホームページを開設していない。
[編集] 弔い酒
地元では主に葬儀の際に剣菱の酒が用いられることが多いことから「弔い酒」と思われている節がある。赤穂四十七士が討ち入りの前に蕎麦屋の2階で剣菱の杯を交わしたという伝承もある。葬儀以外にも盆や正月などに剣菱の酒樽が神社に奉納されることも多い。また、企業でも年末の納会の際に剣菱の酒が多いなど節目節目に登場する酒ともいえる。
[編集] 商標の由来
「剣菱」の由来には2つの説があると剣菱に付属する冊子には記されている。
- 天地陰陽和合の象徴という説。上部は男性、下部は女性の象徴である。
- 仕込用水の井戸替えをした際その其処から不動明王の御尊体が現れたことから当時の醸主・坂上桐蔭が不動明王の右手に握られている降魔の剣の刀身と鍔の形を模して酒標にしたという説。
- 剣菱を飲酒した効用として、瑞気を感じ、酒標(商標)の霊気と酒魂によって、衰えた勢いを盛り返し、奮起して家運繁昌をなすと言い伝えられている。
[編集] 震災と剣菱酒造
阪神・淡路大震災により付近の酒蔵同様、剣菱の酒蔵も建物が倒壊するなど甚大な被害を受けた。
[編集] 取扱商品
本醸造酒
- (上撰)剣菱
- 黒松剣菱
- 極上黒松剣菱
純米酒
- 瑞祥黒松剣菱
- 瑞穂黒松剣菱
[編集] 外部リンク
- 最高の酒米「山田錦」のふるさとと日本酒文化を尋ねる「山田錦倶楽部」 灘の蔵元巡り 第1回 「剣菱酒造株式会社」