剣山 (徳島県)

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剣山

剣山山頂の「平家の馬場」
左奥は次郎笈、中央右が山頂
標高 1,955m
位置 北緯33度51分12秒
東経134度05分39秒
所在地 徳島県三好市美馬市那賀郡那賀町
山系 四国山地
種類 山塊
初登頂 -
剣山の位置
  
剣山を南側の登山口、見の越側から撮影。頂上ヒュッテ別館・雲海荘が見える。

剣山(つるぎさん)は、四国に位置する標高1,955mので、西日本第二の高峰であり、徳島県の最高峰である。徳島県三好市東祖谷、美馬市木屋平、那賀郡那賀町木沢の間に位置する。日本百名山の一つ。別名太郎笈(たろうぎゅう)。

一帯は剣山国定公園に指定されている。山頂付近の剣山御神水環境省選定名水百選剣山水源の森林野庁選定水源の森百選78番。剣山山系は徳島県観光協会徳島新聞社選定とくしま88景

目次

[編集] 概要

登山口から登山道の中央付近までは登山リフトも設置されており、日本百名山の中でも、山頂直下までロープウェイが通じている筑波山や、山頂付近までドライブウェイが通じている伊吹山大台ヶ原山と並び、 最も登りやすい山のひとつである。また、剣山山頂からの眺めは非常に素晴らしく、高原のように広いため、シーズンを通して登山客が多い。ただ、その裏腹に、登山道や山頂でのゴミのポイ捨てなどの一部登山客のモラルの問題、アクセス道路(国道438号国道439号)の整備など、改善すべき課題がある。

山頂は「平家の馬場」と呼ばれ、ミヤマクマザサを中心とする平坦な草原となっており独特の風景を作っているが、平坦であるために登山者に踏み荒らされ裸地化が著しかった。そのため1974年にはロープで登山道以外を立ち入り禁止にする措置を取ったが、1993年からは木道を設置する工事が進められ、2004年に山頂三角点周辺の登山道が木道化したことにより、「平家の馬場」の登山道は、ほぼ全てが木道になった。山頂には1等三角点が設置されている。

修験道の山としても古くから知られ、山頂近くには「行場」と呼ばれる修行用の難所がある。

多くの花が咲くことでも知られているが、宮尾登美子の「天涯の花」 の影響で、近年はキレンゲショウマの人気が高まっている。

[編集] 自然

標高が高いため、山頂近辺には温帯上部の針葉樹林の要素が見られる。山頂付近にはコメツガウラジロモミのほか、固有種シコクシラベが生育する。また環境省レッドリストにより「絶滅のおそれのある地域個体群」に評価されているツキノワグマの四国山地個体群が分布している。これらのことより、国指定剣山山系鳥獣保護区(大規模生息地)に指定されている(面積10,139ha、うち特別保護地区1,189ha)。

[編集] 山名の由来

安徳天皇ゆかりの剣が由来であるとされるが、頂上直下にある剣岩が由来とする説もある。

[編集] 呼び名について

「つるぎさん」が神社の名称等、歴史的に見ても正しいのだが、北アルプス白馬岳(「しろうまだけ」が正しいが、「はくば」と読まれることが多く、地元自治体の名前も地元の駅名も山小屋名も「はくば」が正式である。)と同様に音読みの「けんざん」と呼ぶ人が、地元徳島県の人を中心に多い。ただし、徳島県は1963年に読みを「つるぎさん」として統一することを決めており、剣山の近隣自治体の名前は「つるぎ町」であるなど、公式には「つるぎ」で統一されている。

[編集] 山小屋

  • 剣山頂上ヒュッテ
  • 雲海荘(剣山頂上ヒュッテの別館。剣山頂上ヒュッテが満室の時を中心に使用される。)
  • 一の森ヒュッテ(すぐ隣の一の森山頂直下にある。旧木屋平村営小屋。現在は美馬市営。)

[編集] 測候所

かつて剣山山頂には富士山頂に次ぐ、日本で2番目に高い標高にある測候所があった。1943年に設置され、1991年に自動化され無人となり、1994年に名称が剣山観測所に変更された。高層気象観測の技術革新により、2001年に廃止されたが、建物や屋外の観測機器の多くは今でも撤去されていない。

[編集] 周辺

近くの一宇地区にあるスキー場が厳冬季に運営される。規模は四国最大。 日本最長の未舗装道として有名な剣山スーパー林道が近くにある。

[編集] 関連

[編集] その他

[編集] 剣山を舞台にした作品

[編集] 小説

[編集] 漫画

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[編集] 外部リンク


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