前田寿

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前田 寿(まえだ ひさし、1918年3月16日 - 1991年11月4日[1])は、日本の新聞記者政治学者

和歌山県出身。大阪外国語学校(現大阪外国語大学)、ハーバード大学卒業朝日新聞記者イースト・ウエスト・センター研究員を経て、上智大学教授・国際関係研究所長を務めた[1]

著書[編集]

単著[編集]

  • 『第二次大戦後における軍縮問題の発展』(朝日新聞社調査研究室報告、1956年、タイプ印刷、非売品)
  • 『原子力と国際政治(岩波新書 青325)』(岩波書店、1958年)
  • 『核兵器拡散の防止(朝日新聞社安全保障問題調査会報告3)』(朝日新聞社、1965年)
  • 『核兵器実験の禁止(朝日新聞社安全保障問題調査会報告7)』(朝日新聞社、1966年)
  • 『有事駐留論(朝日新聞社安全保障問題調査会報告14)』(朝日新聞社、1966年)
  • 『日本の防衛政策(朝日新聞社安全保障問題調査会報告20)』(朝日新聞社、1967年)
  • 『軍縮交渉史 1945年-1965年』(国際文化会館、1966年、タイプ印刷、非売品)
  • 『軍縮交渉史 1945年-1967年』(東京大学出版会、1968年)
  • 『核時代の軍縮』(潮出版社、1969年)

編著書[編集]

論文[編集]

  • 「核時代の軍縮交渉」『国際政治』(第32号、1967年)
  • 「核拡散防止条約の意義」『国際問題』(第86号、1967年)
  • 「核時代の軍備規制」『国際法外交雑誌』(第69巻4〜6号、1971年)
  • 「アジアのための軍備規制」『国際問題』(第136号、1971年)
  • 「新しい国際情勢と日本の安全保障」『国際問題』(第157号、1973年)
  • 「アジアにみる平和地域の可能性--朝鮮半島の場合」『平和研究』(第5号、1980年)
  • 「核兵器禁止地域の設定」『国際問題』(第265号、1982年)
  • 「核兵器禁止地域設定の問題点」『平和研究』(第7号、1982年)
  • 「「軍縮交渉」についての私見」『国際問題』(第294号、1984年)

出典[編集]

  1. ^ a b 前田寿 - コトバンク