初代熱血硬派くにおくん

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初代熱血硬派くにおくん
ジャンル アクションRPG
対応機種 スーパーファミコン
開発元 テクノスジャパン
発売元 テクノスジャパン
人数 1 - 2人
メディア Mbitカセット
発売日 1992年8月7日
  

初代熱血硬派くにおくん』(しょだいねっけつこうは - )は1992年8月7日テクノスジャパンが発売したスーパーファミコン専用ソフトである。くにおくんシリーズにおいて、初めてのスーパーファミコンソフトであった。

目次

[編集] 概要

大阪でくにおくんたちが殴る蹴るの大暴れをするゲームである。ヤンキー暴走族に限らず、学生サラリーマンOLおじさんおばさん阪神ファンなど様々な関西人がどこでも喧嘩を売ってくる。また、地下鉄の通路を足で移動することもできるが、線路の上を立っていると電車に轢かれる。

キャラクターはいつものシリーズでおなじみの2.5頭身ではなく、5頭身になっている。

なお、ゲームでは難波駅から恵美須町駅まで堺筋線で移動できるが、実際には堺筋線には難波駅がない[1]

ゲームデザインは澤田典宏岸本良久

音楽は井上晃平沢道也

キャラクターデザインは根立克行、澤田典宏。

[編集] 登場人物

  • くにお
熱血高校2年生。本編の主人公。ホテルおおさかの2Fの奥から2番目の部屋が借りている部屋。プレイヤーがこの部屋のベッドで寝ると、体力・気力を全回復できる。
  • りき(鮫島 力)
花園高校2年生。二人プレイをした際、2プレイヤーが動かすことになる。よって二人プレイの時しか現れないキャラクターだが、一人プレイの時にくにおが喋るセリフの一部を二人プレイではりきが喋ったり、りきオリジナルのセリフが存在するなど、個性はかなり出ている。くにおが戦線離脱してりきのみとなると、りきが一人プレイ時のくにおの台詞を喋る。
  • こうじ
くにおの同級生で、話しかけるとセーブをすることができる。ホテルおおさかの2Fの1番奥の部屋が借りている部屋。公衆電話からでもセーブができるが、ロードする場合は直接か電話に関わらず、こうじの部屋から始まる。
  • ひろし
くにおの同級生で、大親友。体が弱く学校でもよく苛めに合っていたがその都度くにおに助けられた。くにおの影響を受けてか正義感が非常に強く、喧嘩に巻き込まれる恐れがあると知りながら連合に反旗を掲げる大阪同盟に味方する。
  • げんえい
くにおの同級生。女性の前でカッコつけようとする一面があり、気障だがお茶目。熱血高校ドッジボール部サッカー編のキャラと同一人物だと思われる。
  • まさ
くにおの同級生。
  • よしひろ
大阪から来た熱血高校への転校生。喧嘩はめっぽう強い。
  • みほ
桜宮高校2年生で大阪同盟の一員。苗字はやなぎさわ。
  • おうみ
野田高校2年生で大阪同盟のリーダー格。かつては大阪連合にあこがれていたが、連合が暴力集団に変貌したのを機に大阪同盟を結成した。
  • さおり
千里女子高校2年生で大阪同盟の一員。もともとは一匹狼だったが、学校が大阪連合に襲撃されたのをきっかけに大阪同盟に参加した。
  • いざわ
えびす高校1年生で大阪同盟の一員。おうみの中学時代の後輩。「・・・ですぅ」が口癖。
  • うらべ
えびす高校1年生。いざわの同級生。大阪同盟の一員であったが、実は連合に寝返っていて、物語途中でみほをさらう。
  • とうやま
大阪府警の警察官。心斎橋の駐車場で見張りをしている。戦わなくてもストーリーは進むが、ある条件を満たせば戦う事が出来る。しかし、体力と攻撃力がかなり高く、勝つのは至難の技。ただし倒すのが不可能というわけではない。
  • なかざき
大阪連合の梅田部隊のリーダー。
  • ほくと
大阪連合女性幹部。梅田を治める大阪連合四天王の一人で「多聞天のほくと」と呼ばれる。ラスボスを除けば、単独でプレイヤーに喧嘩を売る唯一のボスキャラ。
  • やすゆき
大阪連合の幹部メンバー。甲子園のタイガース史料館でまさきと会話するくにおの様子を一部始終盗聴しており、出てきたくにおに襲いかかる。
  • わだ
難波を治める大阪連合四天王の一人で、「増長天のわだ」と呼ばれる。強力な必殺技を持つ。
  • まさき
恵美須町を治める大阪連合四天王の一人で、「持国天のまさき」と呼ばれる。みほの兄。本来は正義感が強く暴力が嫌いなのだが、わけあって暴力集団の連合に所属している。
  • きざき
まさきの手下。優しく親分思い。
  • ほんだ
大阪港を治める大阪連合四天王の一人で、「広目天のほんだ」と呼ばれる。他のヤンキーとは比べものにならないほどの巨体で、様々なプロレス技を駆使する。

注意以降の記述で物語・作品・登場人物に関する核心部分が明かされています。


[編集] システム

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システムは大まかに見れば熱血硬派くにおくん(1作目)ダウンタウン熱血物語に準じているが、本作ならではのシステムも多数存在する。

[編集] 喧嘩を売られる

街中を歩いていると突然喧嘩を売られる場合がある(一般のRPGで見られる「エンカウント」と同じ)。喧嘩を売られるとその喧嘩から逃げることはできない。喧嘩には敵に助太刀が現れることもあるが、稀に喧嘩を売ってきた本人のみとの対決になることもあり、またくにお・りき側の助太刀に入ってくれる人(味方)が現れることもある。喧嘩を売られる確率は昼夜、地域によって異なる。敵の種類のよってもエンカウント率はまちまちである。

攻撃手段はくにお、りき共に最初はパンチ、キック、襟掴みキック、羽交い絞め、襟掴み起こし(倒れた敵の襟をつかんで起こす)の5種類のみだが、後述するように経験値を溜めレベルが上がる事で必殺技を覚えるようになり攻撃手段が増えていく。なお、初期から覚えている5種類のうち羽交い絞めのみ、倒し切れず敵に解かれてしまうと後ろに少し吹っ飛ばされることがある。

ひろしや大阪同盟(みほ・うらべ・いざわ・おうみ・さおり)が一定期間くにおたちと行動を伴にしている場合は、喧嘩になるとくにおたちの助太刀をする。

2人プレイにおいて、一方のキャラクターをドアなどに入れておくと喧嘩を売られない。

[編集] 勝利

敵を全滅させれば勝ちとなる。勝てば経験値を得ることができ、たまに敵が「プリペイドカード」などのアイテムを落とす場合もあってそれを手に入れることもできる。ただし2人プレイの場合は、経験値は倒した敵に応じて手に入るようになっており、敵が落としたアイテムを拾うことができるのは最後の敵を倒したキャラのみである(倒した敵の経験値の合計や入手アイテムを分配するというシステムはない)。

喧嘩を売っていない人を攻撃する事もでき、倒すと経験値も得られる。ただし、アイテムは落とさず、獲得経験値は高くない。

[編集] 敗北

喧嘩に負けてしまう(体力が0になる。2人プレイの場合はくにおとりき共に体力が0となり全滅する)と自動的にホテル大阪のこうじの部屋に戻され、最後にセーブした状態からスタートとなる。この場合、最後にセーブしたところから喧嘩に負けるまでのいきさつは全て「くにおが見た悪夢」であったことになる(こうじが「くにお! 大丈夫か? しっかりしろよ」と起こすあたりから、くにおがうなされていた様子が窺える)。

2人プレイにおいて一方のキャラクターが体力0で倒れて戦線を離脱した場合、残っているキャラクターがこうじの部屋に行くと、倒れたキャラクターが復活する。

[編集] 敵の種類

  • 男子高校生(小男)
攻撃方法はパンチとキック。序盤から登場するが、梅田、心斎橋以外ではあまり登場しない。助太刀に入るひろし、うらべ、いざわ、げんえいの攻撃方法はこれに準ずる。
  • 女子高生
攻撃方法はビンタのみ。登場ステージは男子高校生とほぼ同じ。助太刀に入るみほの攻撃方法はこれに準ずる。
  • 男子高校生
主人公とほぼ同じ型。ジャンプキックも使用できる。助太刀に入るおうみ、こうじ、まさの攻撃方法はこれに準ずる。恵比寿町以降に登場するものは、まれにジャーマンスープレックスを繰り出すこともある。
  • ヤンキー兄ちゃん
梅田駅地下線路以降に登場。攻撃方法はパンチのほか、判定の強いジャンプキックを繰り出してくる。
  • ヤンキー姉ちゃん
攻撃方法はビンタとローキック。恵美須町以降に登場するものは、二連ローキックを繰り出してくる。助太刀に入るさおりの攻撃方法はこれに準ずる。
  • サラリーマン
梅田ウメチカ以降に登場。攻撃方法はパンチとキックであるが、なぜかキックは当たらない。
  • OL
梅田ウメチカ以降に登場。攻撃方法はビンタと抱きつき(抱きつきはくにお、りきの羽交い絞めに相当する攻撃)。
  • おじさん
攻撃方法は空手チョップとキックと抱きつき。
  • おばさん
攻撃方法は突っ張りと抱きつき。また、相手の攻撃をよくガードするため、倒しにくい。
  • 阪神ファン(男)
梅田、難波、甲子園に登場。攻撃方法はパンチとキックだけだが、サラリーマン同様、キックはなぜか当たらない。しかし、甲子園に登場するものの中にはかなり強い(レベル30近くで挑んでもパンチ一発で倒されてしまうほどの)者もいる。1985年に阪神タイガースが優勝した際に、難波のロッテリアが阪神ファンによって占拠された旨が説明書に記述されており、そのためか梅田、甲子園だけでなく難波にも登場する。
  • 阪神ファン(女)
梅田、難波、甲子園に登場。攻撃方法は連続張り手でやや攻撃的。初期の間はこれに注意しなければあっという間に倒される。
  • 暴走族
心斎橋~難波の下水道で初めて登場する。攻撃方法はパンチのほか、飛びひざ蹴りを繰り出してくる。飛びひざ蹴りは殆どの攻撃に打ち勝つほど強く、喰らった者は100%数キャラ分吹っ飛ぶ。また、大阪港に登場するものは、まれにバックドロップを仕掛けてくるものもいる。


また、敵キャラクターは上記に挙げた攻撃以外にもこちら(くにお、りきなど)が倒れると、追い討ちとして踏みつけを行ってくることもある。

[編集] レベルアップ

経験値が積み重なってある一定の値を超えるとレベルアップし、ステータスが上がるほか必殺技や気力技を覚える場合もある。ダウンタウン熱血物語でも必殺技の習得やステータスを上げるシステムは存在したが、そちらでは本を読んだり食べ物を食べたりすることになっており、レベルアップによってステータスを上げるのは本作ならではである。

[編集] 必殺技

レベルアップによって覚える必殺技は次の通りである。

決めパンチ(Level 2)
弱っている敵に対して、通常より強い決めのパンチ。当たった者は少し吹っ飛ぶ。前述した襟掴み起こしと併用すれば効果絶大。
決めキック(Level 4)
倒れた敵に対して追い討ちの蹴り、または弱っている敵に対して通常より強い決めのキック。前述した敵の「踏みつけ攻撃」に該当する。
ジャンプキック(Level 6)
その名の通り、ジャンプ中にキックして空中から敵を攻撃。当たった者は大きく吹っ飛ぶ。倒れている敵に当たると追い討ちになる。シンプルな技ゆえ敵の中でも使用してくる者が多い。発動時間が少し遅いが与えるダメージがなかなか高く、しかも状況により一気にたくさんの敵を攻撃できるので、ボス戦や敵が多い時にはこれが必要不可欠。
腰掛けパンチ(Level 10)
くにおくんシリーズおなじみの技。倒れた敵に腰掛けて追い討ちのパンチが炸裂。ただし、腰掛けている間に敵が起き上がると、ふき飛ばされる。
襟掴み(えりづかみ)投げ(Level 13)
襟掴み状態から後ろへ敵を投げ飛ばす。一見、柔道の諸手投げのよう。
ためパンチ(Level 16)
くにおくんシリーズではにしむらのアイデンティティであったが、本作ではくにお、りきもレベルアップによって使用できるようになる。コマンドもにしむらが使用する時のコマンドに準じている。当たった者は大きく吹っ飛ぶ。
延髄斬り(えんずいぎり)(Level 23)
垂直飛びで横蹴り。敵に吹っ飛ばされた時にタイミングよく(連打も可)Yボタンを押すと延髄斬りを発動させてダウンを回避することができる。前述した飛びひざ蹴りで吹っ飛ばされた時の復帰には欠かせない。当たった者は吹っ飛ぶ。
マッハパンチ(Level 27)
くにおくんシリーズではりきのアイデンティティであったが、本作ではくにおもレベルアップによって使用できる。もちろんりきも使用できるようになる。逆に今までのくにおのアイデンティティであったマッハキックは今回覚えない。
ジャーマン・スープレックス(Level 32)
くにお、りきが最後に覚える超必殺技。羽交い絞め状態から後ろに上半身を反らせ、敵を頭から叩きつける破壊力抜群の技。この技を取得していれば羽交い絞め状態で倒せずに相手に解かれるような状態でも、自分が飛ばされるのを防ぐ手法として使うことができる。

[編集] 使えない技

羽交い絞め落とし
羽交い絞めの状態からYボタンを押すことで発動可能と説明書に記載されているが、何度押しても全く実行されないので注意。敵意のないキャラに羽交い絞めをすると抜け出せなくなってしまうので更に注意が必要である。

[編集] 気力技

気力技
名称 level 消費
気力
実効果
きあい 3 5 体力が5~10回復する。
はやあるき 4 10 素早さが一時的に63上がる。
たえる 5 8 守備力が一時的に10上がる。
なぐる 8 10 攻撃力が一時的に20上がる。
ばくしん 12 15 素早さが一時的に127上がる。
ふんばる 15 20 守備力が一時的に35上がる。
どきょう 18 20 体力が25~35回復する。
さとり 19 20 悟りを開いて、その場で体力と気力の値を入れ替えてしまうという特殊な技。
にらむ 21 25 敵全体の素早さを一時的に下げる。
ねる 24 1 その場で寝て体力を全回復。気力もたった1しか消費しないお得な技である反面、寝ている間に喧嘩を売られてしまうと体力はまったく回復しない(気力が無駄になる)ため使い勝手は悪い。敵が全く現れない場所での使用が望ましい。
ぶんなぐる 28 30 攻撃力が一時的に50上がる。
こんじょう 30 45 体力が35~45回復する。「どきょう」より効率は悪い。
みきる 33 45 守備力が一時的に127上がる
ぶっとばす 35 100 攻撃力が一時的に127上がる。
おいのり 40 200 膨大な気力を使うため、覚えても最初は最大気力値が低すぎて直ぐには使用できない変な技。その場でお祈りをすることで、普段は128の値のまま変化しない運の良さが一時的に255まで上がる。

[編集] 装備品

くにおくんシリーズでは初めて「装備品」なるものが登場する。腕にはめる「武器」、身にまとう「服」、敏捷性を左右する「靴」の3種類が存在する。ただし後述するように本作では「お金」なるものが存在しないため、装備品は店で売られているわけではなく喧嘩に勝って敵からもぎ取るか、ストーリーの展開によって自動的に手に入るかのどちらかである。よって、不要となった装備品は「売る」ことはできず「捨てる」しか処分の術はない。

装備品の中には著しく操作性が悪くなったり一部のパロメーターが減少したりする「呪われた装備品」も存在する。

[編集] 「お金」がない

この作品では「お金」というステータスが存在せず、説明書でも装備品などの入手アイテムはほとんど「非売品」とされている。そのためアイテムは喧嘩に勝つことで敵が落とすのを入手するか、ストーリーの展開で自動的に手に入るかのどちらかである。ただし敵が時々落とす「プリペイドカード」を入手することで、自動販売機で回復アイテムを買ったり、ゲームセンターで遊ぶことができる。

プリペイドカード使用事項
名称 度数 内容
自動販売機
ひやしあめ 1 体力が15回復するアイテム
ウィズパー 3 体力が50回復するアイテム
ゲロリン 3 体力・気力が10ポイント回復するアイテム
ドッグマン 3 体力が30、気力が20ポイント回復するアイテム
マムシケン50 5 体力・気力が50ポイント回復するアイテム
すこんぶ 3 気力が30ポイント回復するアイテム
あたりまえクラッカー 4 気力が70ポイント回復するアイテム
ゲームセンター
スロットマシーン 3 揃った絵柄に応じて経験値を獲得
アイテムキャッチャー 3 アイテムを入手することができる
占いマシーン 1 運の良さがその場で変動する
ノックアウト 1 次のレベルまでに必要な経験値が確認できる

[編集] ストーリー

くにおたち熱血高校2年生の生徒達を乗せた修学旅行用臨時列車が大阪に到着した。くにおはひろしに「よしひろが大阪を案内してくれるって。いっしょに行こうよ」と誘われる。よしひろは元々大阪から熱血高校に転校してきた同級生であり、大阪をよく知っている。しかし、くにおは「疲れたからホテルに行く」と断り、ひろし、よしひろ達とは別行動をとる。

(2人プレイでスタートした場合のみ発生)宿泊先のホテル「ホテル大阪」に向かう途中、くにおは偶然にも同じく修学旅行で大阪に来ていたりきと再会する。ホテルも同じという事で、りきはくにおと共に行動する事になる。

ホテル大阪の目の前で、くにおは突然ヤンキーに襲われる。なんなく撃退するくにおだったが、出会ったヤンキーとは全く見識がなく、頭がスッキリしないまま眠りに落ちる。ほどなく同級生のこうじがくにおの部屋に入り、ひろしが地下駐車場でヤンキーに襲われている旨を伝える。ベッドから飛び起きたくにおは地下駐車場に行き、ヤンキーを撃退してひろしを救出する。

翌日、くにおはひろしとともに梅田に向かう(プレイヤーの判断でひろしとの同行を断ることもできるが、ここでは同行を引き受けた場合を記述する)。ところが梅田に着くと突然ひろしはもよおし、トイレに行ってしまう。戻るのを待つくにおだったが、そこへヤンキーに追われるみほが助けを求めてくる。くにおが襲い来るヤンキーを撃退したその時、ひろしがトイレから戻ってくる。

みほはひろしのペンフレンドで、さくらみやの2年生。大阪は不良グループの大阪連合によって支配されており、その連合に対抗する同盟の1人であった。ひろしと文通を交わす中でみほは「ケンカに負けた事がない、くにおという同級生」を知ったのである。みほはくにおに協力を要請する。

その矢先、ひろしが再びヤンキーに襲われ、一命をとりとめたものの入院しなければいけないほどの重傷を負う。失意のうちにあるくにおの前にみほが再び現れる。みほは改めてくにおに同盟への協力を要請。くにおは、最初こそ他の同級生を巻き込みたくない思いから葛藤したが、こうじ達の説得を受け同盟への協力を決意する(2人プレイの場合、りきも「くにおと一緒にいると退屈しないから、俺も一緒に行く」と、協力する)。

同盟は近く心斎橋で集会をする予定なのだが、みほの話によると連合の梅田部隊を倒さなければ、梅田から出られないとのこと。くにおは梅田駅から御堂筋線の地下線路に入り、20人の連合梅田部隊を倒す。そして心斎橋へ向かうくにおの前によしひろが現れる。よしひろはたまたまみほの話を聞き、自分もひろしの仇を討ちたいと言い、くにおに同盟の集合場所を教えてほしいと頼む。葛藤するくにおだが、よしひろに心斎橋で集合する事を教えるのであった。

同盟は心斎橋に集結し、作戦会議が行われる。噂によれば、心斎橋と難波下水道を通じて繋がっており、双方から挟み撃ちにすることができるということで、よしひろを含む同盟メンバーがその作戦に出ることになる。くにおとみほは梅田の地下線路にある連合の集会所に攻め込み、連合四天王の一人であるほくとを倒す作戦に出ることになる。2つの作戦が始まったが、くにおはみほに「女の子に喧嘩はさせたくない」と、みほにホテルに滞在するように言う。するとみほは兄であるまさきの「さくらの裏地」をくにおに渡す。その際に兄が連合にいることと、連合の設立されたいきさつ、自分が同盟にいる理由を話すのだが、あまり深くは話さなかった。その後くにおは単身で梅田の集会所に乗り込み、ほくとを倒すのである。

ほくとを倒したくにおの前に、うらべと名乗る男が現れる。うらべは同盟の1人で、ほくとに捕まっていたのである。うらべを解放したくにおはみほを連れて心斎橋に戻る。そこでうらべと再会するが、心斎橋と難波を攻める作戦に出ていたメンバーが命からがら逃げてくる。なんと誰が情報を流したのか、連合に同盟の作戦が見破られていて、難波で待ち伏せに合ったのである。驚くみほの前に警官(ポリさん)が現れ、くにお達は駐車場から下水道を通って難波に向かうことになる。

その道程でみほはうらべに誘拐されてしまう。なんとうらべは連合難波部隊のナンバー2であり、同盟を裏切ってスパイになっていたのである。くにおは迎え撃つヤンキー達を蹴散らしてついにうらべを追い詰めるが、既にみほは他の手に渡ってしまい行方不明となっていた。難波を治める四天王のわだより、心斎橋の地下線路に同盟のメンバーが閉じ込められているという情報を手に入れ、そこに潜入し同盟のメンバーと会ったくにおだったが、みほの行方はわからぬまま。そこで浮かび上がったのが、連合四天王の一人でありみほの兄であるまさきを訪ねることだった。

くにおはまさきに会うために恵美須町を訪れる。だがそこにまさきはいず、ゲームセンターにまさきの子分にあたるメンバーがいた。みほが誘拐された旨を話すと、まさきは甲子園にいることを告げられる。

甲子園に着いたくにおはタイガース史料館で遂にまさきに会う。そこでまさきは連合のこれまでの過去を全てくにおに打ち明ける。それは以下の通りである。

連合は元々大阪を他の学生同士の争いから守るために結成された集団(自警団のような存在)だった。しかし、連合がまとまりかけた矢先に、初代総長が突然失踪してしまい、解散寸前の連合を2代目総長がまとめるようになった。2代目の総長は連合を利用して暴力集団を作り上げ、その結果連合は大阪だけでなく東京まで力で支配しようとする集団になってしまった!!

まさきは、2代目の総長についていけないと思いながらも連合をやめなかった理由に、連合を抜けると自分の仲間が連合に狙われてしまうのが怖かったからと話す。それに対してくにおは「間違いを認めてはいけない」と妹みほに言われた旨を告白する。するとまさきは「やっぱり今の連合は間違っている」と蜂起し、バイクのキーをくにおに託して甲子園を去る。

まさきとの会話を通じて連合の真相を知ったくにおだったが、史料館を出た直後に連合の部下に襲われ、その時に部下から驚愕の事実を告げられる。なんと連合の2代目総長こそ熱血高校の転校生よしひろであり、ホテル大阪にいる熱血高校のメンバーが襲われていると言うのだ。

連合の部下を含むヤンキーたちを撃退したくにおは大急ぎでホテル大阪に戻るが、既に一部の仲間がよしひろに襲われて倒れていた。残っていた仲間達と共に襲い来るヤンキーを倒したくにおは難波に向かい、連合難波部隊の手下とボスのわだ、なかざき、ほくと、うらべ、やすゆきを倒す。するとまさきの子分であるきざきが「連合が今夜、恵美須町を襲うと聞いたけれど、まさきが1人で無理に立ち向かおうとしている」との情報を伝える。

くにおは恵美須町に向かい、同盟のメンバーの助けもあってどんどんヤンキーを蹴散らして行き、まさきを発見する。ところがまさきはよしひろの撃った弾をかすられ倒れこんでしまう。よしひろは「みほを返してほしければ大阪港まで来い。そこで全てのケリをつけてやる」とくにおに言う。

こうしてくにおは同盟と初代総長時代の連合のメンバー、ひろしを含めた熱血高校の仲間達の思いを胸に、みほを監禁しているよしひろが待つ大阪港へ最終決戦に向かうのであった。

[編集] 場所

[編集] 備考

本作のラスボスは学生であるにもかかわらず、拳銃で攻撃してくる。1作目「熱血硬派くにおくん」のラスボスも拳銃で攻撃するため、ここに1作目を踏襲している点が窺える。拳銃の威力はくにおの攻撃力と同じである。

ゲーム全編を通してバグや没ネタと思われる要素が多い。バグに関してはハマリ要素も多いため、セーブを怠るとそれまでのプレイが無駄になる事も多々ある。

このゲームにおいて最も注意すべき所は、ほくとを倒した後に梅田でみほと合流したところから、難波でわだとの会話(プレイヤーの選択次第では喧嘩)イベントが終了するまでの間といえよう。この間は非常に多くの敵と対戦しイベントも多く発生するにも関わらず、途中でセーブする機会が全くなく、状況によってはかなり前に戻される。

難波でわだと出会ったとき、わだはくにおに対して熱血高校を助ける代わりに連合への協力を要請してくる。ここで大きく2つのパターンに分かれる。「わだの要請を断り、同盟に協力」すると、わだが怒り、わだとその手下との喧嘩になる。その後心斎橋の地下線路にある下水道へ行くと、連合のメンバーがいる部屋に入れば喧嘩が、逆に同盟のメンバーがいる部屋に入れば会話のみが発生する。しかし、おうみ、さおり、いざわが幽閉されている部屋に行くためには、連合の見張り5人を倒さなければならない。くにおは完全に同盟メンバーを助けに来た形で下水道に潜入したことになるため、おうみ、さおり、いざわの部屋に入るとすぐに救出し、ストーリーが進んでいく。

一方、「わだの要請を受け入れて一時連合に協力」すると、わだとの喧嘩イベントは発生しない。しかし心斎橋の地下下水道では、くにおは連合メンバーとして下水道に潜入する形になるため、同盟メンバーのいる部屋に入ると喧嘩が発生、逆に連合メンバーのいる部屋に入ると会話のみ発生する。また、上のパターンと違い、連合の見張りが登場することも無い。なお、おうみ、さおり、いざわの閉じ込められている部屋に入ると、「助けに来てくれたんけ?」と言われた時に「はい、いいえ」の二者択一の選択が発生する。「はい」を選べばくにおは再び同盟に協力することになり、3人を救出してストーリーが進む。逆に「いいえ」を選ぶとくにおは完全に連合に寝返った格好になり、おうみ、さおり、いざわと喧嘩をすることになる。また、甲子園でまさきとの会話イベント発生時に「いまはちょっとワケがあって、れんごうにきょうりょくしている」とくにおが喋る(3人を助けた場合は「どうめいにきょうりょくしている」と話す)。また、通天閣(恵美須町)への突入の際、おうみたち3人を助けていれば3人が助太刀に入るが、完全に連合に寝返って3人を倒してしまうと当然3人は助太刀に来ないうえ、エンディングにも登場しなくなる。

ラスボスを倒した後、先に進まず戻ると梅田や甲子園など他のマップがやけに穏やかになっており、喧嘩を売られることが少なくなる。たまに不良がたむろしてるところがあるぐらいである。

[編集] 脚注

  1. ^ ただし地理上、ゲームの堺筋線難波駅というのは現実の日本橋駅に該当し、ゲーム内のなんなんタウンは現実のなんばウォークに該当すると考えればつじつまが合う。また、発売当時なんなんタウン(2006年より「NAMBAなんなん」に名称変更)は御堂筋線難波駅と南海難波駅高島屋)を結ぶ地下街として現実にも存在していた。