出川町 (松本市)

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出川町
宮田前踏切
宮田前踏切
出川町の位置(長野県内)
出川町
出川町
出川町の位置
北緯36度12分35.2秒 東経137度58分8.2秒 / 北緯36.209778度 東経137.968944度 / 36.209778; 137.968944
日本の旗 日本
都道府県 長野県
市町村 松本市
人口
2018年(平成30年)10月1日現在)[1]
 • 合計 930人
等時帯 UTC+9 (日本標準時)
郵便番号
390-0826[2]
市外局番 0263 (松本MA)[3]
ナンバープレート 松本
※座標は南松本駅付近

出川町(いでがわまち)は、長野県松本市の市街地南部に位置する地名。丁番を持たない単独町名である。住居表示実施済み[4]。郵便番号は390-0826[2]。東側に田川が流れており湧き水が豊富で、地名もこのことから来ている。

概要[編集]

貨物扱いも行う南松本駅の東方を占め、JR貨物の貨物施設、多賀神社、南部公園がある。出川通り(かつての北国西街道国道19号。現在は県道295号平田新橋線)などの大きな道には商店が見られるが、住宅が中心の地区。 中央を通る出川通りは交通量が多い割に整備がされていない。北側にはやまびこ道路が通っている。

南部公園脇の宮田前踏切は、塩尻までの中央本線(「東線」新宿方面・「西線」名古屋方面)を介して松本・長野方面へ向かう旅客列車、そして南松本駅までの貨物列車が集中するため12時間のうち4時間遮断機が下りており、地元では「開かずの踏切」と呼ばれている(とは言え首都圏に比べたらまし)。立体交差化が都市計画決定されたものの、長野県の財政が悪いため凍結されてしまった。その代わり、現在設置されている歩道橋にエレベーターを設置する計画と、踏切の歩道部分を拡張する計画のどちらかを実行する予定である。

歴史[編集]

江戸時代には出川組の中心地・出川町村であり、北国西街道(脇往還)が通り、町場が形成されていた。歴史の古い民家が多いのも特徴である。

住居表示実施に伴い分離した地区[編集]

世帯数と人口[編集]

2018年(平成30年)10月1日現在の世帯数と人口は以下の通りである[1]

町丁 世帯数 人口
出川町 442世帯 930人

交通[編集]

鉄道[編集]

道路[編集]

脚注[編集]

  1. ^ a b 松本市の人口 - 世帯数大字町丁別人口・世帯数 - 月次別 最新”. 松本市 (2018年10月1日). 2018年10月8日閲覧。
  2. ^ a b 郵便番号”. 日本郵便. 2018年9月26日閲覧。
  3. ^ 市外局番の一覧”. 総務省. 2018年9月26日閲覧。
  4. ^ 住居表示実施状況 - 松本市 (2016年2月10日). 2018年10月8日閲覧 (PDF)