処女の生血

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処女の生血
Blood for Dracula
監督 ポール・モリセイ
脚本 ポール・モリセイ
製作 アンドリュー・ブラウンズバーグ
アンディ・ウォーホル
ジャン・イアンヌ
出演者 ジョー・ダレッサンドロ
ウド・キア
ロマン・ポランスキー
ヴィットリオ・デ・シーカ
音楽 クラウディオ・ジッツィ
撮影 ルイジ・クヴェイレル
編集 フランカ・シルヴィ
製作会社 コンパーニャ・チネマトグラフィカ・チャンピオン[1]
配給 日本の旗 東映洋画
公開 アメリカ合衆国の旗 1974年11月27日
フランスの旗 1975年1月22日
日本の旗 1975年4月
上映時間 105分
製作国 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
フランスの旗 フランス
イタリアの旗 イタリア
言語 英語
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処女の生血』(しょじょのいきち、: Blood for Dracula)は、監修はアンディ・ウォーホル1974年に製作されたアメリカ合衆国ホラー映画。製作はカルロ・ポンティアンドリュー・ブランスバーグ、監督・脚本は『悪魔のはらわた』のポール・モリセイ、撮影はルイジ・クヴェイラー、音楽はクラウディオ・ジッツィが各々担当。

ストーリー[編集]

ドラキュラ伯爵は処女の生血を吸わないと生きてはいられないし、棺の中でしか眠れないという体質だ。中世の名残りを病的なまでにとどめ、死の匂いに浸りきった貴族の館で、最後の肉親の妹が棺の中で永遠の眠りについた時、執事アントンの勧めで、ドラキュラ伯爵は一族で初めてルーマニアの館と広大な領地を留守にする。森には処女がいなくなったが、イタリアはカトリックだから処女が多いだろうと願って旅立つ。ある田舎町で、村人に教えられた没落貴族ディ・フィオリ侯爵の館を訪ねる。主人ドラキュラ伯爵が早急に花嫁を望んでいる旨を執事が告げると、表面は優雅な暮らしだが、台所は火の車の侯爵夫人は大喜び。ドラキュラに生気がなかったが、車に轢かれた少女の血を執事がパンに吸わせてもってきて生き返る。ディ・フィオリ侯爵夫妻の4人の娘、エスメラルダ、ルビニア、サフィリア、ペルラは当然処女ばかりだと思っていたが、ルビニアとサフィリアの二人は、夜ごと下男のマリオとのセックスに溺れていた。夢にも思わないドラキュラとアントンは翌日から侯爵の家に泊まることになり、棺が運び込まれた。血の気の失せた蒼白な顔、菜食主義、車椅子の使用、ドラキュラの奇妙な挙動に気味悪がっていた娘たちも、熱心な母の勧めに従い、まずサフィリアがドラキュラの部屋を訪れた。ドラキュラは彼女に処女かどうかを迫り、娘が処女だといった瞬間、その喉に喰らいついて生血を吸った。しかし悶え苦しみ、口から鮮血を吐き出した。処女でない女の血を吸うとひどい苦しみに襲われるのがドラキュラのもう一つの体質だった。続くルビニアも生贄となったが非処女だったため、ドラキュラは濁血を吐いて苦しみのたうちまわった。二人に煮え湯を呑まされたドラキュラは、次にオールドミスの淑やかな長女エスメラルダと14歳の初々しい末娘ペルラに接近していったが下男のマリオはその奇怪な行動に疑問を抱いた。ある夜、マリオはドラキュラの操り人形となった二人の姉にドラキュラの部屋へ連れていかれようとしていたペルラを処女を奪うことで救う。そして、亡霊と化したサフィリア、ルビニア、そしてペルラに早く逃げるように指示。執事は夫人に撃たれる。ドラキュラ伯爵は斧を持ったマリオに追われて館の中を狂ったように逃げ廻る。しかし、マリオに両腕を斧で叩き落とされ、中庭で倒れたところをモモの付け根から両脚を斬られた。胴体だけをピクピクさせていたが、マリオが心臓に斧を突き刺すと断末魔の叫び声をあげる。その時、長女のエスメラルダが駆け寄り、打ち込まれた斧の柄に身を投じる。4人姉妹の中でたった一人の処女だった。

キャスト[編集]

関連項目[編集]

脚注[編集]

外部リンク[編集]