凡人
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凡人(ぼんじん)とは、特別な才能を持たない人(人間)のこと。凡人の「凡」は「普通であること」と一般に解される。
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[編集] 定義
[編集] 才が無いということ
一般的に凡人とは、他人より抜きん出た才覚や能力のない人とされる。類似する語には集合としての大衆もあるが、凡人は単数形の個人である。
賞賛とは言い難い用語ではあるが、慣用句の「能ある鷹は爪を隠す」のように自ら凡人として振舞う事を良しとしたり、また「出る杭は打たれる」から凡人である事(あるいはそう振舞う事)を処世術の一例として挙げるケースも日本では少なくない(→日本人論)。
対義語としては天才・秀才などがある。しかし天才や秀才がしばしばその特殊性から周囲の社会に馴染めない・異端視され易いのに対し、「凡人」は上記の「出る杭は打たれる」という日本の風潮から和を乱しにくいという利点があるとする意見もしばしば聞かれる。家庭や職場で平穏な環境を維持できる事は立派な能力と呼べるものであり、対人関係を重んじる場では「目立たない」事は有用と言えるかも知れない。しかし一方で抜きん出た才能や存在感が無いという事は、競争の好まれる社会では周囲に埋没してしまうことも否めない。
[編集] 普通であること
凡人は「普通であること」を指す用語としても用いられる。だが当人を良く知らないことを「普通」と形容しているケースが見受けられる。事件の報道の折に犯人が近隣住民から「普通」と評されながら、後に予兆と見られる特異な行動を行っていた事が発覚する事例なども少なくない。
[編集] 歴史上の「凡人」と言われる人物
- 小渕恵三
- 凡人として振る舞うことに長けた有能な政治家であったとも評されている[要出典]。内閣官房長官時代には平成の元号をマスコミ発表した事でも知られ、内閣総理大臣を勤めた。彼は金丸信が疑獄事件で失脚した当時に派閥領袖に繰り上がったが、偏に「可もなく不可もなく」というキャラクター性に負う所も大きいだろう。さらにテレビで田中真紀子に「凡人、軍人、変人」という有名なフレーズで「凡人」というイメージが定着してしまい、マスコミからも堂々と「凡人」呼ばわりされることとなった。その後ほとんど周囲の失態や引責辞職で繰り上がる格好で第84代の総理大臣職にまで上り詰め、さらには「可決されようものなら内閣なぞ軽く吹っ飛ぶ」とすら言われ長らく宙に浮いていた重要法案を幾つも可決させており、地味ながらその業績は多い。
[編集] 注釈
[編集] 関連項目
- 凡人であろうとする事を辞め、あるいは脱凡人を目指してカミングアウトする人もいる。
- 英語のcivilian の訳案の一つに「凡人」が上がっている。
- 凡人の趣味の範疇で、重要な発明・発見がなされたことも数限りない。

