ACジャパン

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ACジャパン
ADVERTISING COUNCIL JAPAN
ACJAPAN
創立者 佐治敬三
団体種類 公益法人
設立 1971年昭和46年)7月7日
所在地 本部・東京事務局
〒104-0061東京都中央区銀座7-4-17 電通銀座ビル
大阪事務局
〒550-0004大阪府大阪市西区靭本町1-6-6
起源 関西公共広告機構
主要人物 理事長 佐治信忠
活動地域 日本の旗 日本
主眼 国民の公共意識の高揚
活動内容 公共的事項に関する広告
標語 民間から。公共広告40年
ウェブサイト ACジャパン
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公益社団法人ACジャパン(エーシージャパン、ADVERTISING COUNCIL JAPAN)は、様々なメディアを通した公共広告により啓発活動を行っている公益法人[1]。「AC JAPAN」の表記が一般に広く使われている。

目次

[編集] 概要

公共広告によって、国民の公共意識を高めることを目的に活動している民間の団体である。アメリカの「広告協議会(アド・カウンシル、以下『アメリカAC』と表記)」を見本として、1971年(昭和46年)に前身である任意団体の「関西公共広告機構(かんさいこうきょうこうこくきこう)」が発足。公共広告を実施する団体としては日本初のものであった。1974年(昭和49年)、これを引き継ぐ形で「社団法人公共広告機構(こうきょうこうこくきこう)を設立」し、2009年(平成21年)7月には現名称であるACジャパンへ改称。2011年(平成23年)には公益社団法人化された。

運営は会員による会費制で成り立っており、公的な資金は受け取っていない。会員には正会員、賛助会員、個人会員がおり、それぞれ企業、正会員社の事業所、個人からなる。主な活動内容は様々なメディアを通した公共広告の発信であり、制作は正会員である広告会社により行われている。広告は無料で流されているが、正規料金に換算した場合の広告費は日本国内の広告主でトップクラスの規模である。

[編集] 組織

前述の通り、組織の運営は会員からの会費により成り立っている。会員は「正会員」「賛助会員」「個人会員」に分けられる(ACジャパンの定款によると、会員には他に「企画協力会員」「名誉会員」がいる)。正会員は広告を取り扱う企業であり、広告主となる一般企業のほか放送業界・新聞業界・広告業界などの企業が含まれ、正会員社数は約1000社(2011年(平成23年)度現在)にのぼる。会員企業からは1口12万円[2]の年会費という形で資金を集めている。賛助会員は1987年(昭和62年)度から設けられた会員であり、当初はACジャパンの活動に賛同する個人を対象にした会員であった。現在、賛助会員は名称が「個人会員」と改められ、「賛助会員」は正会員社の事業所である会員を指している。賛助会員(現在の意味における)の会費は1口6万円、個人会員の会費は年6000円である。

現在、主たる事務所を東京都中央区に置いて、全体の年間実行計画の統括事務を行う一方、札幌市中央区仙台市青葉区・東京都中央区・名古屋市中区大阪市西区広島市中区福岡市中央区那覇市の全国8か所に事務局が設置されている。

現理事長はサントリーホールディングス社長の佐治信忠。なお、相談役の寺尾睦男は、フジテレビの番組審議会委員も務めている。

[編集] 設立背景と経緯

前身である関西公共広告機構が設立される背景となった時代は、高度経済成長期である。この時代は人々の生活水準が向上した一方で様々な社会問題が生じており、いわゆるテクノロジーアセスメントソーシャル・マーケティングといった概念の登場で企業の社会的責任が問われるようになった。この点は植条則夫が指摘しているほか[3]、「関西公共広告機構設立趣意書」[4]においても記されている。

このような時代の中で1970年(昭和45年)の日本万国博覧会(大阪万博)開催を控え、当時サントリーの社長だった佐治敬三は大阪の人々の社会的マナーについて、訪問してくる多くの外国人を前に「恥ずかしいことが多すぎる」と問題視しており、解決できないかと考えていた[5]。1969年11月、佐治はアメリカの広告会社であるケッチャム社を訪れ、そこでアメリカACの存在を知り「同じような活動を日本でもできないか」と考えた。これが関西公共広告機構設立のきっかけである[5]。佐治が注目したアメリカACの作品は「愛…それはあらゆる人種を超えて」である[6]。また、佐治は「広告は人を説得するための最も強力な手段」と考えており、広告を手段に商売をしてきた大企業の社長として、公共の問題について社会に訴えていくことで広告に「お返し」をしたいと思っていたことも、設立のきっかけの一つにつながっている[5]

帰国した佐治は、1970年1月29日に大阪広告協会で公共広告を実施する機関の設立を提唱し、その約1年半後となる1971年7月7日に発起人会・設立総会が実施され、関西公共広告機構が設立された[6]

設立に至るには、会員となる企業がその活動に賛成し、さらに金銭面で協力することが必要であった。植条によると、日本人はアメリカ人と違って公共意識が低いため協力が得にくいのではないか、という意見があったというが、関西においては広告関係者の協力が問題なく得られた[5]。これに関して加藤良雄(1992年当時、公共広告機構政策実行委員会副委員長)は、大阪人には佐治や芦原義重(関西公共広告機構会長)を中心としたまとまりがあり、ボランティア精神やすばやい問題意識もある、ということを発言している[5]。さらに加藤は金銭面での協力について、当時は万博景気の後ということで広告主や媒体社に多少の余裕があったのが幸運であった、との旨を発言している[5]。植条は設立された時期について、前述の社会的な背景を踏まえて「公共広告を受け入れるには、まことにタイムリーな時代でもあった」と述べている[3]

[編集] 歴史

  • 1971年(昭和46年)
    • 7月7日:任意団体「関西公共広告機構」として設立され、近畿地方を中心に活動する。
    • 11月:初の新聞広告を掲載。
  • 1972年(昭和47年)
    • 2月:淀川長治を起用した初のテレビCMを放送。
  • 1974年(昭和49年)
    • 社団法人化。同時に団体名を「公共広告機構」(こうきょうこうこくきこう)と改称して全国組織となる。同時に英語名を「JAPAN ADVERTISING COUNCIL」、略称を「AC」とする。
  • 1987年(昭和62年)
  • 1993年(平成5年)
    • アメリカACと共同で「水質資源の保全」をテーマに共同制作したCMが日米で放送される。後の1995年(平成7年)・1997年(平成9年)にも同様のキャンペーンを実施。
  • 2000年(平成12年)
    • この年のキャンペーンに登場した「ジコ虫」(ジコチュー)が新語・流行語大賞のトップ10に入賞する。
  • 2005年(平成17年)
    • KOBACO(韓国放送広告公社)と日韓共同キャンペーンで「親子のコミュニケーション」をテーマにCMを共同制作。
  • 2006年(平成18年)
    • 設立35周年を記念して、ウェブサイトをリニューアルする。
  • 2008年(平成20年)
    • 団体名を「ACジャパン」へ再改称することを発表。それに伴い、ロゴの下にあった「公共広告機構」の文字を「よりよい社会をめざす民間の広告ネットワーク」に変更。
      改称の理由は、「公共広告機構」という官庁の組織のような名称によって生じる「公共広告機構は政府の機関である」という誤解を払拭するためである[7]
    • 第2回日韓共同環境キャンペーンを実施。「環境」をテーマにCMを共同制作。
  • 2009年(平成21年)
    • 7月1日:団体名を「ACジャパン」、英語名を「ADVERTISING COUNCIL JAPAN」へ再改称。
  • 2011年(平成23年)

[編集] スローガン

団体としてのスローガンには、1987年(昭和62年)5月に採用された「人と人とを結ぶ、思いやり」(1985年度[8]の同名新聞広告が由来)と、2001年(平成13年)に新たに採用された「明日のために、いま始めよう。」がある。スローガンはテレビCMにおいても最後に表示されるロゴマークに付記されていたが(2004年(平成16年)度の「シカの愛」のように付記のないCMも存在した)、異なる文言が表示されていたCMもある(例として1994年度の阪神・淡路大震災激励CMでは「人を救うのは、人しかいない。」と表示)。2009年(平成21年)度以降はテレビCMの最後にスローガンが表示されなくなり、代わりに以下のような文言がロゴマークに付記されている。

  • よりよい社会をめざす民間の広告ネットワーク(2009年度。ただし2008年度にもスローガンとともに付記されていた)
  • 民間の広告ネットワーク(2010年度)
  • 民間から。公共広告40年(2011年度)

[編集] マスコット

団体創立20周年記念の際にマスコットキャラクター「めばえちゃん」が登場した。公式サイト上では2006年度のリニューアルから登場しており、同時に「みのりちゃん」「いくえちゃん」が加わった。この3人は姉妹関係で、みのりちゃんが長女、いくえちゃんが次女、めばえちゃんが末っ子とされている。

現時点でのテレビCMへの登場は無いが2007年(平成19年)に新聞広告では検索バーに「公共広告機構」と入力しているものとその横に「検索」ボタンが描かれているという内容の広告がある。

2008年より、公式サイトのめばえちゃんのコーナーで新たに4コマ漫画のページが設けられている。

[編集] NHKとの関係

企業広告を放送しないNHKも会員企業であり、2000年(平成12年)にはNHKとの共同による啓発キャンペーンとして公共広告を放送した実績がある。最初に放送されたのはAC制作の「捨てる世紀」とNHK制作の「地球の声 環境汚染」。この活動は現在も継続中である。なお、NHKで放送する場合にACのロゴは「公共放送 NHK」や「NHK環境キャンペーン」などに差し替えられるか、カットされる。主に定時のニュースが始まる5秒前にあわせた時間調整として。あくまでCMを流さない方針のためとみられる。しかし、まれにそのまま「AC」ロゴ、「AC」と言うサウンドロゴが放送された事もある。このキャンペーンは2001年度から2005年度までウェブサイトには紹介されなかった。NHKで放送されているCMは現在ハイビジョン制作になっている。民放で放送されるCMはサイドカットまたはレターボックスになっている。近年は民放でもハイビジョン映像でCMが放送されている。

[編集] 広告キャンペーン

[編集] 概要

広告キャンペーンは毎年7月に更新され、7月から翌6月までの1年間(年度)にわたって実施される。広告を展開するメディアはテレビラジオ新聞雑誌のほか、映画館映画の上映前)やスタジオアルタ等のオーロラビジョン(街頭ビジョン)、インターネット広告なども利用している。取り扱うテーマはその年度ごとに日本社会が必要としている事柄であり、環境問題公共マナー薬物いじめ家庭問題・一般常識など多岐にわたる。テレビおよびラジオCMについては、各局の7月1日の放送開始以降または起点の午前5時から、新しいCMが放送される。

新聞広告、ポスターなどの枠は会員社によって無償で提供されており、広告代理店などの加盟企業がコンペティション形式で制作している。その広告実績は正規の広告料金に換算すると797億円(2009年(平成21年)度)にものぼり、これは日本で展開される一広告主の広告としては最大規模のものとなっている。2010年度の実績は2800億円と大きく伸びており、ACジャパンはこれを東日本大震災後における自身のCMの大量放送(後述)によるものとしている[9]

[編集] キャンペーンの種類

「全国キャンペーン」「地域キャンペーン」「支援キャンペーン」の3つを主としており、ACジャパンはこれを「3つの柱」としている。

全国キャンペーン
その名の通り日本全国で展開されるキャンペーン。日本全体にとっての問題がテーマとなる。
地域キャンペーン
日本全国を北海道・東北・東京[10]・名古屋[11]・大阪[12]・中四国・九州[13]・沖縄の8つに区切り、それぞれの地域のみで展開されるキャンペーン。その地域にとっての問題がテーマとなる。
地域キャンペーンは基本的に自分の住んでいる地域のものしか見られないが、テレビ・ラジオにおいて、別の地域の放送局で制作された番組が放送されている場合、その放送局が位置する地域のキャンペーンが流れることがある。たとえば東京にある放送局で制作した番組が地上波全国ネットまたはBSで放送されている場合、東京地域のキャンペーンが全国で見られる。2005年度の大阪地域キャンペーン「一人にならない。一人にさせない。」のように放送時期の途中から全国展開に変わった例や、2006年度の大阪地域キャンペーン「車内は部屋ではありません」、2007年度の名古屋地域キャンペーン「日課のスライド」のようにテレビCMのみが全国展開されて他のメディアが当該地域のみで展開された例もある。
支援キャンペーン
公共福祉活動を行う非営利団体の活動を支援するキャンペーン。支援対象となる団体は「支援キャンペーン実施諸規則」を満たす必要がある。この支援を受けたことのある団体は支援団体一覧を参照。

このほか、NHK・アメリカAC・韓国放送広告公社と共同で行うキャンペーン(それぞれ「AC・NHK共同キャンペーン」「日米共同キャンペーン」「日韓共同キャンペーン」)もある。BS放送においては、大学や専門学校の学生が制作し、応募した作品の中から選ばれた「公共広告CM学生賞」の作品も放送される。

[編集] テレビ・ラジオCMが放送される事例

ACジャパンのCMは、CM枠に空きが生じた場合に放送される。空きが生じるケースとして、番組のスポンサーである企業(クライアント)が深刻な事情によりその番組へのCMの出稿を自粛した場合(放送・広告業界において「AC差し替え」と呼ばれる)や、生放送においてCMをはさまずに放送することが技術上困難なためにCM枠が入る場合のような例がある[14]。これらの事情がない場合でも、テレビ局がCM枠を確保できないことがあり、その枠を埋めるためにもACジャパンのCMが放送される[15]

CMの出稿を自粛するのは企業側の都合による場合が多い。企業が不祥事を起こしてCM出稿を差し控えるのはその例である[16]。それに対し、皇室の慶弔や大災害の発生時などにおいて多くの企業が一斉にCMの出稿を自粛することがある。この場合、CM枠の多くが空くためACジャパンのCMが大量に放送される。2011年3月の東日本大震災発生時は大量放送が話題になったが、それ以前には昭和天皇崩御時、阪神・淡路大震災発生時に大規模なCM出稿の自粛が起こっている[17]。また、企業側ではなくテレビ局側の不祥事によって企業がCM出稿を取りやめる場合がある。この事例としては、2011年(平成23年)8月に『ぴーかんテレビ』(東海テレビ制作)で岩手県産米に関する不謹慎なテロップが表示された放送事故により、JAグループがCM出稿を東海テレビの放送エリアに限り取りやめ、その分がACジャパンのCMに差しかわったというケースがある[18]

番組の放送休止によって生じる代替番組におけるCMとして、ACジャパンのCMが放送される場合もある。たとえば、前述の『ぴーかんテレビ』で放送事故が起こった後、同番組の休止によって放送された代替番組ではACジャパンのCMが多く放送されていた、ということがインターネット上の「実況」で伝えられていた[19]

また、キリンホールディングスがスポンサーを務めるフジテレビ制作の『僕らの音楽 Our Music』では、同業他社のCM契約中の矢沢永吉が出演した回では、キリンビールカウキャッチャーとして扱われている同局制作の『ニュースJAPAN』を含めACジャパンに差し替えられるという措置もしていた。

[編集] 「AC」ロゴ・サウンドロゴの概要

ACジャパンのロゴマークについて、当初は鳥とハートを掛け合わせた、ハートマークの左側にくちばしのような尖った部分があるものだった。鳥は「社会と自然の融合とやさしさ」を象徴し、ハートは「人の社会への思いやり」を形にしたものである。このロゴマークは、大阪万博のシンボルを担当した大高猛がデザインしている[20]

1986年度の団体創立15周年記念事業において、ロゴマークが変更された。デザインは東急エージェンシーによるものである[21]。新しいロゴマークは、「Motter Ombra」というフォントを元にした青色の「AC」という文字がデザインされたものである。また、これに伴い、「公共広告機構」の部分の書体が変更されていた。

2008年(平成20年)度、団体名改称の予告に伴いロゴマークも変更され[22]、「AC」の文字の下にあった「公共広告機構」の文字が「よりよい社会をめざす民間の広告ネットワーク」に変わった。2009年度の正式な改名に伴い、「AC」の下の文字は「JAPAN」になった(「JAPAN」の文字は「Motter Ombra」の書体ではない)。また、「AC」ロゴの先端の部分が若干太くなっている。

ロゴマークは公式サイトで見られるほか、広告作品においても表示される。テレビCMでは最後に表示されるが、必ずしも青色のロゴマークが白色の背景に表示されるわけではなく、異なる色のロゴマークや異なる背景が使用されているCMがこれまで存在している(2006年度の「生命を咲かせるカード」などで使われた黒色の背景に表示される白色のロゴマークなど。2004年度の「宣誓、2005年ポリオ撲滅」などでは映像中にロゴマークが挿入される)。初代のロゴマークが使われていた頃には、CMの最後に白色・無地の背景にアニメーションで描かれた鳥が飛び回って鳩マークに変形する演出のCMも存在した。

テレビCMやラジオCMでは、1986年度より女声による「♪AC~」というサウンドロゴが使用されている[23]。サウンドロゴに関しても2009年度の団体名改称とともに、異なった音声になり[22]、現在のものは2代目である。ただし、2009年度以降のCMでも初代サウンドロゴを使用しているものがある(一例として2010年度の「見える気持ちに。」)。また、ロゴマークの色と同様サウンドロゴの使用に関しても統一されているわけではなく、使用していないCMも存在する(一例として2010年度の「こだまでしょうか」)。2006年度までのCMでは、サウンドロゴの有無に関わらず、ナレーションが「公共広告機構です」やスローガンの「明日のために、今始めよう」と言っているCMも一部存在していた(一例として2006年度の「はっけよいエコライフ」)。

キャンペーン期間内にサウンドロゴの削除が行われたことがある。これは2010年度のCMに対して行われた措置であり、同年度の期間内に発生した東日本大震災の影響でACジャパンのCMが大量に放送されたことで視聴者からの苦情が殺到し、その対応としてサウンドロゴが削除された、というものである(#東日本大震災に伴う特別措置を参照)。また、その翌年度である2011年度のテレビCMでは、一切サウンドロゴが使用されていない(地域限定を除く一部のラジオCMでは使用されているものがある)。

[編集] 支援団体一覧

[編集] 今年度の支援団体

[編集] かつての支援団体

など。

[編集] CM出演者

テレビCMに限る。また、ナレーションの担当者も含む。

[編集] 現在のCM出演

  • NMB48(音楽ユニット)
    • 2011年度の「KANSAIできること48」(大阪地域のみ)に出演。
  • 光岡湧太郎(声優)
    • 2011年度の「希望の5文字 UNHCR」(国連UNHCR協会の支援CM)でナレーションを担当。
  • 川東眞央(学生)
    • 2011年度の「あしながさんがくれた愛」(あしなが育英会の支援CM)に出演。
  • 紺野美沙子(女優)
    • 2011年度の「あしながさんがくれた愛」でナレーションを担当。
  • 北乃きい(女優)
    • 2011年度の「北乃きいの意思表示」(日本臓器移植ネットワークの支援CM)に出演。
  • 浅沼晋太郎(俳優・声優)
    • 2011年度の「北乃きいの意思表示」でナレーションを担当。
  • 高梨臨(タレント)
  • 我妻三輪子(ファッションモデル)
    • 2011年度の「やさしい森」(NHK共同キャンペーン)に出演。高梨は同作のCMソングも歌っている。
  • 佐々木蔵之介(俳優)
    • 2011年度の「魔法使いの少年」でナレーションを担当。
  • 鈴木福(子役)
    • 2011年度の「ささえあったら、人になる。」に出演。
  • 多部未華子(女優)
    • 2011年度の「蜂と神さま」(中四国地域のみ)でナレーション(金子みすゞの詩の朗読)を担当。
  • キマグレン(音楽ユニット)
    • 2011年度の「笑顔の花」(東北地域のみ)に出演。
  • 初音ミク(バーチャルアイドル)
    • 2011年度の「このチカラ、この地から」(北海道地域のみ)に登場。

[編集] 過去のCM出演

この節には、JIS X 0213:2004 で規定されている文字(「丈一郎」の「丈」・「草なぎ剛」の「なぎ」)が含まれています(詳細)。

放送時期の順に記述。

  • 淀川長治(映画評論家)
    • 1971年(昭和46年)度の「公共心の喚起」に出演。当時関西公共広告機構だったACの初のCMである。
  • 君原健二(マラソン選手)
    • 1977年(昭和52年)度の「あの街角まで、あの電柱まで」、1978年(昭和53年)度の「全レース棄権ゼロ」、「すててはいけない君の人生」に出演。「すててはいけない君の人生」は1979年のACC秀作賞(テレビ部門)を受賞した。
  • りりぃ(歌手)
    • 1979年(昭和54年)度の「児童に笑顔−ユニセフ」(日本ユニセフ協会の支援CM)でCMソングを担当。曲名は「愛」。
  • 古今亭志ん朝(落語家)
  • 金原亭馬の助(落語家)
    • 1979年度の「蛇口ひとひねり」でナレーションを担当。
  • 柳生博(俳優)
    • 1980年(昭和55年)度の「水資源」・1996年度の「世界の子どもにワクチンを」・1997年度の「世界の子どもにワクチンを『こんにちは、さようなら』」でナレーションを担当。
  • 吉沢一郎(登山家)
    • 1980年度の「自ら老人に-私のK2」に出演。CMは1980年のACC秀作賞(テレビ部門)を受賞した。
  • 前畑秀子(水泳選手)・タケカワユキヒデ(シンガーソングライター)
    • 1980年度の「お年寄りの幸せって」に出演。
  • 野田昌宏(作家・のちに日本テレワーク社長)
    • 1981年(昭和56年)度の「子供は、あなたのコピーです」に出演。
  • 滝口順平(声優・ナレーター)
    • 1981年度の「子供は、あなたのコピーです」でナレーションを担当。
  • マザー・テレサ(修道女)
    • 1981年度の「私たちの敵は無関心です」に出演。
  • 王貞治(プロ野球監督)
    • 1981年度の「考えてみてください」に出演。同CMは視覚障害者をテーマにしたCMであり、名球会の協力の下制作された。
  • 金田正一(プロ野球選手・名球会会長)
    • 1981年度の「考えてみてください」に出演。王が出演したものの続編であり、名球会の協力の下制作された。
  • 矢口高雄(漫画家)
    • 1982年(昭和57年)度の「川の見張り番」に出演。
  • 桂米朝(落語家)
  • 市原悦子(女優・声優)
  • 常田富士男(俳優・ナレーター)
    • 1982年度 - 1986年度の「もったいないお化け」シリーズでナレーションを担当。「まんが日本昔ばなしシリーズ」を題材にしたCMで、年度ごとのCMの題名は「もったいないお化け(1982年度)」や「ツンツン娘(1983年度)」「お手伝いタヌキ(1984年度)」「仲よし地蔵(1985年度)」「ごめんの鐘(1986年度)」。
  • 尾藤イサオ(俳優)
    • 1983年(昭和58年)度の「一年たったら『歩く』目になる」でナレーションを担当。
  • 盲導犬コルナス号盲導犬
  • 森本レオ(タレント・ナレーター・俳優)
    • 1983年度の「食卓コミュニケーション」でナレーションを担当。
  • 鈴木啓示(野球選手)
    • 1984年(昭和59年)度の「投げたらアカン」に出演。持論「草魂人生」を用い、中高生に「投げたらアカン!」と呼びかけた。CMで鈴木が言ったこの言葉は流行語大衆賞を獲得、その他数多くの賞を受賞した。
  • 劇団櫂のメンバー
    • 1984年度の「迷惑の輪」に出演。公共マナーをテーマにしたテレビCMであり、自分の迷惑が連鎖反応的に次々と他人に及んでいくという内容。
  • 山下泰裕(柔道家)
    • 1985年(昭和60年)度の「人生投げたらイカン」に出演。前年度の「投げたらアカン」の続編。
  • 武田鉄矢(歌手・俳優)
    • 1986年(昭和61年)度の「いじめ解消」に出演。CM曲は自身の作詞・歌唱によるキャンペーンソング「浪漫」である。
  • ドン松五郎(キャラクター)
  • 宮川大助・花子(漫才師)
    • 1986年度の「迷惑駐車」(大阪地域のみ)に出演。「つくりましょ、ええ街大阪。」のスローガンで、妻の花子と共演。また2008年度キャンペーンとして自身の脳卒中発症の体験をCM化した。
  • 鈴木孝政(野球選手)
    • 1986年度の「しめるぞっ」(名古屋地域のみ)に出演。
  • 柳沢慎吾(俳優)
    • 1986年度の「車で性格がわかる」(名古屋地域のみ)にラジオCMのみ出演。
  • 中嶋悟(レーサー)
    • 1986年度の「スピード」(名古屋地域のみ)にラジオCMのみ出演。
  • 矢島正明(声優・ナレーター)
    • ロゴタイプを変更し、サウンドロゴを導入した1987年2月期以降、サウンドロゴの直後の「公共広告機構です」のナレーションを担当。また1981年度の「空き缶」、1987年度の「しつけこそ人間(チンパンジー)」のテレビCMのナレーションを担当、さらに1993年度キャンペーンとして交差点「全赤3秒」のラジオCMのナレーションを担当していた。
  • オール阪神・巨人(漫才師)
    • 1987年(昭和62年)度の「アイバンク」に出演。巨人は以前、眼を怪我したことからアイバンクに登録している。キャンペーンソングも巨人が歌っていた。
  • 今井美樹(歌手)
    • 1987年度の「献血」に出演。
  • 槇大輔(声優・ナレーション)
    • 1987年度の「献血」でナレーションを担当。また1989年度の「清掃犬ロン物語」のテレビCMでは、サウンドロゴの直前の「公共広告機構です」のナレーションも担当していた(30秒版のみ、15秒版はなし)。
  • 星野仙一(元プロ野球選手・プロ野球監督・野球解説者)
    • 1987年度の「交通ルールを守ろう」(名古屋地域のみ)・「星野前監督と谷口さんの約束」(2004年度の骨髄バンクキャンペーン)に出演。前者のラジオ版にはプロゴルファーの森口祐子が出演していた。
  • ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン(作曲家)
    • 1988年(昭和63年)度の「名曲も迷惑曲」に登場。
  • 井口ひろこ(第32代ミス東京
  • 楠木尚子('89ミス大阪
    • 1989年度の「アイバンク」に出演。
  • 工藤夕貴(女優)
    • 1989年度の「わたしはこうして自然保護」に出演。
  • 黒柳徹子(タレント・エッセイスト・ユニセフ親善大使)
    • 1989年度の「ユニセフ・カード」に出演。
  • 山野忠彦(樹医)
    • 1989年度の「樹のお医者さん」に出演。同CMの撮影は福岡県太宰府市内で行われており、CMソングはシンガーソングライターの西司が担当している。CM使用曲は、「ON THE WAY TO HOMETOWN」。
  • ロン(清掃犬)
    • 1989年度の「清掃犬ロン物語」に登場。同CMは'90ACC、ACC賞(テレビ部門)30秒を受賞している。
  • 上岡龍太郎(元タレント・司会者)
    • 1989年度の「清掃犬ロン物語」でナレーションを担当。
  • 山田五十鈴(女優)
    • 1990年(平成2年)度の「たった2羽からの提言」でナレーションを担当。同CMは野生のトキを取り上げており、当時日本にいた野生のトキは2羽のみだった。のちに日本の野生のトキは絶滅している。
  • 野茂英雄(プロ野球選手)
    • 1990年度の「献血」に出演。
  • 酒井法子(女優・歌手)
    • 1990年度の「愛情運転」に出演。父親を交通事故で失った直後で、雨天時の交通マナーについて、このCMで「ハンドルを握る時、あなたの大事な人をしっかり守ってほしい。忘れないで、愛情運転。」と訴えた。
  • ピーコ(服飾評論家・タレント)
    • 1991年(平成3年)度の「アイバンク登録」に出演。
  • ジミー佐古田(捜査官)
    • 1991年度 - 1993年度の「麻薬撲滅」にラジオCMのみ出演。
  • 北野大(化学者・タレント・コメンテーター)
  • 荻原弘子(アナウンサー)
    • 1992年(平成4年)度の「もったいないを捨てたくない」に出演。
  • バーバラ・ブッシュ(第41代アメリカ大統領ジョージ・H・W・ブッシュの妻)
    • 1993年(平成5年)度の「骨髄バンク登録」に出演。
  • 芦屋雁之助(喜劇俳優・歌手)
    • 1993年度の「骨髄バンク登録」でナレーションを担当。
  • 城達也(ナレーター)
    • 1993年度の第1回日米共同キャンペーン「北斎の波」でナレーションを担当。同CMでは葛飾北斎の名画「富嶽三十六景神奈川沖浪裏」が題材となっている。
  • 毛利衛(宇宙飛行士)
    • 1993年度の「地球のために始めよう」に出演。同CMは第33回 消費者のためになった広告コンクールテレビ広告16秒以上 銅賞を受賞。
  • 中野浩一(元自転車競技選手)・増田明美(元マラソン選手)
    • 1994年(平成6年)度の「もっとマナーもっとリサイクル」に出演。公共マナーの改善や環境美化、資源リサイクルをテーマにしたCM。増田明美との共演。元自転車競技選手の中野が自転車に乗り、元マラソンランナーの増田がジョギングで空き缶拾いをするという内容。このCMで中野が発する台詞が、当時の関西でちょっとした流行語となった。CM曲はNAOMI(中野の妻)が歌う「あの日のように」というオリジナル曲で、この曲に関する問い合わせも多かったという(この曲は同年8月10日トーラスレコードよりリリースされた)。
  • イッセー尾形(俳優)
    • 1994年度の「バレなきゃいい、が見えている」に出演。
  • 瀬戸内寂聴(作家)
  • 森毅(数学者・評論家)
  • 蛭子能収(タレント・漫画家)
    • 1995年(平成7年)度の第2回日米共同キャンペーン「DROP BY DROP」でナレーションを担当。
  • 辰吉𠀋一郎[24](プロボクサー)
    • 1995年度の「いじめ、許さん」に出演。同CMでは辰吉が子供の頃にいじめにあっていたことが取り上げられ、「いじめ、許さん」と訴えた。テレビCMは30秒版・15秒版ともに4種類のCMが放映されていた。
  • 西村知美(タレント・歌手)
    • 1996年(平成8年)度の「これだけおぼえてください」に出演。同CMは手話をテーマにしており、西村は当時手話歴3年だった。
  • 前園真聖(プロサッカー選手)
    • 1996年度の「いじめ、カッコ悪い」に出演。辰吉の後任。
  • TOSHI(ミュージシャン)
    • 1997年(平成9年)度の「いじめ問題『いじめバイバイ』編」のCMソング「LOVE SONG」を歌った。
  • 吉永小百合(女優)
    • 1997年度の「骨髄バンク登録『親子』編」とその続編にあたる1999年度の「もえチャンのお願い」、続く2000年度には、2000年が「こども読書年」であることを受けて実施されたキャンペーン「いっしょ。」でナレーションを担当。
  • 草彅剛(歌手・俳優)
    • 1997年度の「覚せい剤撲滅 DRUGS KILL TEENS」・2008年度の日韓共同キャンペーン「エコライバルになろう」にチェ・ジウとの共演での出演。また、2001年度の「手紙」(骨髄バンクキャンペーン)・2004年度の「ごはんの教科書」(国際連合世界食糧計画(WFP)の支援キャンペーン)でナレーションを担当。後述のSMAPとしての出演を含め5回の出演は最多である。
  • 北島三郎(演歌歌手)
    • 1997年度の「交通事故死ワーストワン返上」(北海道地域のみ)に出演。当時、北海道は交通事故による死者数が全国ワースト1だった。
  • 関根勤(タレント)
    • 1997年度の「携帯電話による交通事故防止」(名古屋地域のみ)のナレーションを担当。
  • 倉本聰(演出家・脚本家)
    • 1998年(平成10年)度の「森のニングルが消えた星」でナレーションを担当。同CMは自身の物語に登場する森の住人「ニングル」をメインキャラクターとし、自然環境問題をテーマにしている。
  • 下條アトム(声優・俳優・ナレーター)
    • 1998年度の「指1本でできるボランティア」・2002年度の「80年ぶりに、アユが遠賀川に帰ってきました。」(九州エリアのみ)でナレーションを担当。前者のCM使用曲は亜波根綾乃の「小さな勇気」。
  • 小嶺麗奈(女優)
    • 1998年度の「DRUGS KILL TEENS〈同級生の誘い〉」に出演。
  • 篠原ともえ(歌手・タレント・女優・デザイナー・音楽プロデューサー)
    • 1998年度の「いじめバイバイ・みんなの勇気(男子生徒編)」のCMソングを担当。
  • 真野きりな(女優)
    • 1998年度の「骨髄バンク『二十歳の登録』」に出演。同CMは女性バージョンと男性バージョンの2種類が放映されていた。
  • ドリアン助川(作家)
    • 1998年度の「骨髄バンク『二十歳の登録』」でナレーションを担当。
  • 寺田恵子(歌手)
    • 1998年度の「骨髄バンク『二十歳の登録』」でCMソングを担当。曲はPANTAの書き下ろした「スコア」。
  • 安藤優子(ニュースキャスター)
    • 1998年度の「『プッシュホーン』たった3分の電話で救える命」(世界の子どもにワクチンを日本委員会の支援キャンペーン)でナレーションを担当。
  • 葉加瀬太郎(バイオリニスト)
    • 1998年度の「『プッシュホーン』たった3分の電話で救える命」でCMソングを担当。なおこのCMで使用されている曲「エトピリカ」は後に毎日放送情熱大陸』のテーマ曲にも使用された。
  • 木川知子(女優)
  • 岩崎宏美(歌手)
  • 西田敏行(俳優)
    • 1999年度の「恩返し」(世界の子どもにワクチンを日本委員会の支援キャンペーン)に出演。同CMは第53回 広告電通賞 公共広告優秀賞を受賞した。また、2010年度の「今、わたしにできること・呼びかけ篇A」(震災臨時キャンペーン)にも出演。
  • ばってん荒川(役者)
    • 1999年度の「あんた、バッテン!」(九州地域のみ)に出演。同CMは第40回 ACC全日本CMフェスティバルACC奨励賞(地域テレビCM部門)・第39回 福岡広告協会賞 銅賞(テレビCM16秒以上部門)を受賞した。
  • ジョン・レノン(歌手)
    • 2000年(平成12年)度の「ジョン・レノン」で、在りし日のポートレートやイラストが使用された(CM放送時にはすでに死去)。
  • 中村雅俊(タレント・俳優)
    • 2000年度の「ゆめのつづき」(世界の子どもにワクチンを日本委員会の支援キャンペーン)に出演。CM曲は自身が歌う「心の地図」。
  • アンディ・フグ(格闘家)
    • 2000年度の「アンディ・フグ」で登場(CM放送時にはすでに死去)。骨髄バンクへの登録を呼びかける同CMは、アンディの遺族とK-1の承諾を得て制作された。
  • 大滝秀治(俳優)
    • 2000年度の「生きていたマゴコロ」・2001年度の「まちは、もう一つの学校」(どちらも中国・四国エリアのみ)に出演。後者ではナレーションも担当。
  • 宮地佑紀生(タレント)
    • 2000年度の「名古屋が『本場』?」(名古屋地域のみ)でナレーションを担当。
  • 平岩毅 (アナウンサー)
    • 2000年度の「列島ジコ虫だより」(ジコ虫キャンペーン第二弾)に出演。
  • 平泉成(俳優)
    • 2001年(平成13年)度の「あなたのマナーを見てください」の「電車の男」篇に出演。
  • 小日向しえ(歌手)
    • 2001年度の「あなたのマナーを見てください」の「交差点の女」篇に出演。
  • 八名信夫(俳優)
    • 2001年度・2002年度の「大人を逃げるな。」に出演。
  • さだまさし(歌手)
    • 2001年度の「ちょボラ」でCMソングを担当。
  • 大塚寧々(女優)
    • 2001年度の「ママ ヘルプ ママ」(世界の子どもにワクチンを日本委員会の支援キャンペーン)に出演。
  • 平良とみ(女優)
    • 2001年度の「死後の意思」(日本臓器移植ネットワークの支援キャンペーン)でナレーションを担当。
  • ミヤコ蝶々(女優・漫才師)
    • 2001年度の「蝶々さん、大阪を叱る。」(大阪地域のみ)に出演(CM放送時にはすでに死去)。過去に出演した映画や講演会のテープを使用して制作。
  • 大林宣彦(映画監督)
    • 2001年度の「喜んで鳴いている」(九州地域のみ)に出演。
  • 山口達也(歌手・タレント・俳優)
    • 2002年(平成14年)度の「300円でできること」(世界の子どもにワクチンを日本委員会の支援キャンペーン)に出演。
  • 渡辺いっけい(俳優)
    • 2002年度の「藤前干潟」(名古屋地域のみ)でナレーションを担当。
  • 西本智実(指揮者)
    • 2002年度の「関西活性化『指揮者篇』」(大阪地域のみ)に出演。
  • 松田悟志(俳優)
    • 2002年度の「なんで?気持ちいいんだ。」(中四国地域のみ)に出演。
  • パパイヤ鈴木(ダンサー・タレント・俳優)
    • 2002年度のNHK共同キャンペーンに出演。ペットボトルはキャップを取ってラベルを剥がし、潰してから捨てると呼びかけるものが放送された。実際はペットボトルの捨て方は自治体によって異なり、ラベルは剥がさず潰さないで捨てると定めている地域もある。後の2010年度に放送している3R推進団体連絡会の支援CM「ちょっとだけバイバイ」には、「地域の分別ルールにしたがってください」という注意テロップを表示している。
  • ドラえもん(キャラクター)
    • 2003年(平成15年)度の「ドラえもん」と2004年(平成16年)度の「宣誓、2005年ポリオ撲滅」に登場。いずれもポリオワクチンに関するCMで、声は大山のぶ代が担当。同名のテレビアニメの声優陣が入れ替わった2005年4月以降も同上CMは一時期放送されていた。
  • 夏目雅子(女優)
    • 2003年度の「夏目雅子編」に出演(CM放送時にはすでに死去)。骨髄バンクキャンペーンCM。同上CMは遺族の承諾を得て制作された。
  • 小林薫(俳優)
  • 谷啓(俳優)
    • 2003年度の「うみがめ課」(九州地域のみ)でナレーションを担当。
  • 川満聡(タレント)
    • 2003年度の「マナー守らんでどうするべき」(沖縄地域のみ)に出演。
  • 相築あきこ (女優)
    • 2003年度の「抱きしめる、という会話」に出演。
  • TARAKO(声優)
    • 九州地域でのCMに出演。
  • ゆず(音楽ユニット)
    • 2003年度のNHK共同キャンペーンに出演。
  • 野口英世(理学博士)
    • 2004年(平成16年)度の「シカの愛」(東北地域のみ)に登場。この年、千円紙幣の肖像が野口になった。CMで取り上げられたのは英世ではなく、彼の母親・シカだった。
  • 津波信一(タレント)
    • 2004年度の「大人もがんばろう」(沖縄地域のみ)に出演。
  • 冨永愛(ファッションモデル)
    • 2004年度のNHK共同キャンペーンに出演。
  • 栗山千明(女優)
    • 2005年(平成17年)度の「あなたが大切だ。」に出演。
  • 望月カオル(タレント)
  • アニマル浜口(元プロレスラー)
    • 2005年度の「アニマル浜口の親子論」(九州地域のみ)に出演。
  • 井原正巳(元プロサッカー選手)
    • 2005年度の「メンバーが、足りない。」(骨髄バンクキャンペーン)に出演。
  • 石田ゆり子(女優)
  • 夏木マリ(声優・女優)
    • 2005年度の「乳がん年齢」(日本対がん協会の支援キャンペーン)でナレーションを担当。「家族篇」と「オフィス篇」の2種類が制作された。
  • HOME MADE 家族(音楽グループ)
    • 2005年度のNHK共同キャンペーンに出演。
  • 岩鶴恒義(俳優)
    • 2006年(平成18年)度の「人のココロにタネをまく。」と2007年度の「人のココロにタネをまく。(II)」でナレーションを担当。
  • 琴欧洲勝紀(大相撲力士)
    • 2006年度のNHK共同キャンペーン「はっけよいエコライフ」に出演。
  • 梶芽衣子(女優・歌手)
    • 2006年度の「逆・授業参観」でナレーションを担当。
  • 伊藤淳史(俳優)
    • 2006年度の「エレベーター」(東京地域のみ)に出演。
  • 佐々木麻緒(女優)
    • 2006年度の「言葉でできる地震対策」(名古屋地域のみ)に出演。
  • 関川太郎(俳優)
    • 2006年度の「車内は部屋ではありません。」(大阪地域のみ)に出演。同CMは、後に全国展開された。
  • 本田美奈子.(歌手)
    • 1986年(昭和61年)の「しらんぷりもいじめ・いじめ解消(仮面)」編で『HELP』が使用される。また2006年度の「本田美奈子.」(骨髄バンクキャンペーン)に登場。同CMは、遺族や生前の所属事務所の承諾を得て制作された。
  • 田中哲司(俳優)
    • 2006年度の「本田美奈子.」でナレーションを担当。
  • 和田毅(プロ野球選手)
    • 2006年度の「僕のルール」・2007年度の「僕は、つづける。」に出演。いずれも世界の子どもにワクチンを日本委員会の支援キャンペーン。
  • ポール・テルガト(マラソン選手)
  • 内藤剛志(タレント・俳優)
    • 2006年度の「給食で世界記録」でナレーションを担当。
  • 劉亦菲(女優・歌手)
    • 2006年度の「生命を咲かせるカード」(日本臓器移植ネットワークの支援キャンペーン)に出演。
  • 奥貫薫(女優・ナレーター)
    • 2006年度の「生命を咲かせるカード」でナレーションを担当。
  • 宮崎ますみ(女優)
    • 2006年度の「宮崎ますみ、乳がんを語る」(日本対がん協会の支援キャンペーン)に出演。
  • パペットマペット(芸人)
    • 2006年度の「うしくんのエイズ検査体験レポート」(エイズ予防財団の支援キャンペーン)に出演。
  • 大島麻衣小嶋陽菜佐藤由加理篠田麻里子峯岸みなみ(女性アイドル、当時は全員が音楽ユニット・AKB48のメンバー)
    • 2006年度の「3Rで地球を救おう」(NHK共同キャンペーン)に出演。
  • 瓜生美咲(女優)
    • 2007年(平成19年)度の「まぜるな、資源。」(東京地域のみ)に出演。
  • 天田暦(俳優)
    • 2007年度の「日課のスライド」(名古屋地域のみ)に出演。テレビCMのみ全国で放送された。
  • 内村麻美(タレント・モデル・女優)
    • 2007年度の「ドナーリレー」(骨髄移植推進財団の支援キャンペーン)に出演。
  • 二宮和也(歌手・タレント・俳優)
  • 能登麻美子(声優・ナレーター)
    • 2007年度の「乳がん意識を高めてください。」(日本対がん協会の支援キャンペーン)でナレーションを担当。
  • TERU(ミュージシャン)
    • 2007年度の「TERU登場」・2008年度の「検査に行くということ」に出演。いずれもエイズ予防財団の支援キャンペーンである。
  • 藤井千夏(声優・ナレーター)
    • 2007年度の「TERU登場」・2008年度の「検査に行くということ」でラジオCMのナレーションを担当。
  • Perfume(音楽ユニット)
    • 2007年度の「リサイクルマークがECOマーク。」(NHK共同キャンペーン)に出演。同CMのCMソングは、彼女たちが歌う「ポリリズム」である。
  • 加賀美幸子(元NHKアナウンサー)
    • 2008年度の「三丁目の夕日」でナレーションを担当。同上CMは漫画『三丁目の夕日』を題材にしている。
  • 西島秀俊(俳優)
    • 2008年度の「生きている証」でナレーションを担当。
  • チェ・ジウ(女優)
    • 2008年度の日韓共同キャンペーン「エコライバルになろう」に出演。草彅剛との共演。
  • なぎら健壱(俳優・漫談家)
    • 2008年度の「自転車って、もっと素敵になれるはず。」(東北地域のみ)に出演。同CMはNHKでも放送された。
  • 森田直幸(俳優)
    • 2008年度の「追いかけてくる手」(大阪地域のみ)に出演。
  • 永井貴也(俳優)
    • 2008年度の「5秒でできる、思いやり」(中四国地域のみ)に出演。
  • 川﨑宗則(プロ野球選手)
    • 2008年度の「川﨑選手、キーパーになる。」(九州地域のみ)に出演。
  • 豊川悦司(俳優)
  • 山田邦子(タレント)
    • 2008年度の「邦ちゃんのメッセージ」(日本対がん協会の支援キャンペーン)に出演。
  • 藤村俊二(タレント・俳優・声優・ナレーター)
    • 2008年度の「地球の咳」(結核予防会の支援キャンペーン)で医者役の声を担当。
  • 女鹿伸樹(ナレーター)
    • 2008年度の「なくなるといいな、『ごみ』という言葉。」(3R推進団体連絡会の支援キャンペーン)でナレーションを担当。
  • 大後寿々花(女優)
    • 2008年度の「コエだしてエコ」(NHK共同キャンペーン)に出演。同上CMのCMソングはYum!Yum!ORANGEの「Merry Go Round」。
  • 森岡龍(俳優)
    • 同上。
  • 堤隆博(俳優)
    • 2009年(平成21年)度の「きちんとしかろう」に出演。
  • 韓英恵(女優)
    • 2009年度の「あなたでいいのだ。」に出演。
  • ハンバートハンバート(ミュージシャン)
    • 2009年度の「あなたでいいのだ。」のCM内で流れる楽曲作曲演奏を担当、またメンバーの一人である佐藤良成がナレーションを担当。
  • 中井敬二(俳優)
    • 2009年度の「ごきげんうかがい」に出演。
  • 成金屋清富(声優)
    • 2009年度の「ごきげんうかがい」でナレーションを担当。
  • 遠藤保仁(サッカー選手・ガンバ大阪所属)
    • 2009年度の「ルールブックにはないルール」(大阪地域のみ)に出演。
  • 鶴田真由(女優)
  • 江守徹(俳優・演出家)
    • 2009年度の「脳卒中の症状か。ただの疲れか。」(日本脳卒中協会の支援キャンペーン)に出演。
  • ビートたけし(タレント・映画監督)
    • 2009年度の「立ち止まって考えてみよう。」(結核予防会の支援キャンペーン)に出演。
  • 石川紗彩(女優)
    • 2009年度の「リサイクルの夢」(3R推進団体連絡会の支援キャンペーン)に出演。
  • 山岡亮太(俳優)
    • 2009年度の「コトバダイブしよう。」(文字・活字文化推進機構の支援キャンペーン)に出演。同CMのCMソングはHiGEの「青空」。
  • ジネディーヌ・ジダン(元サッカー選手)
    • 2009年度の臨時キャンペーン「ハイチ地震支援」(国際連合開発計画の臨時支援キャンペーン)に出演。彼はUNDPの親善大使も務めている。
  • 豊田エリー(モデル)
    • 2009年度の「ぱなしのはなし」(NHK共同キャンペーン)に出演。NHKでも放送されていたが、エンドクレジットの関係でNHKの方が本編より少し長めである。
  • はな(モデル)
    • 2009年度のラジオCM「公共広告をあきらめない。」(広報キャンペーン)に出演。
  • 小林正宗(子役)
    • 2009年度の「リサイクルの夢」に出演。
  • 大和田健介(俳優)
    • 2010年度の「見える気持ちに。」に出演。
  • 岡本玲(ファッションモデル、タレント)
    • 2010年度の「見える気持ちに。」でナレーションを担当。
  • 鈴木さえ子(作曲家)
    • 2010年度の「あなたの手当て」でナレーションを担当。
  • 畑中フー(ナレーター)
    • 2010年度のラジオCM「おせっかい」(広報キャンペーン)でナレーションを担当。
  • 高田秋(モデル)
    • 2010年度の「見方を変えよう。」(北海道地域)に出演。
  • UA(歌手)
    • 2010年度の「こだまでしょうか」(東京地域)でナレーション(金子みすゞの詩の朗読)を担当。
  • 赤星憲広(元プロ野球選手)
    • 2010年度の「ボランティアは生涯現役」(大阪地域)に出演。
  • イビチャ・オシム(元サッカー監督)
    • 2010年度の「オシムの言葉」(日本脳卒中協会の支援CM)に出演。
  • 響大祐(俳優・ナレーター)
    • 2010年度の「オシムの言葉」でナレーションを担当。
  • 城南海(歌手)
    • 2010年度の「国境を越えた医者」(国境なき医師団日本の支援CM)でCMソングを担当。
  • 五十嵐麗(声優)
    • 2010年度の同上CMに出演する女性医師の吹き替えを担当。
  • 小林星蘭(女性子役)
    • 2010年度の「ちょっとだけバイバイ」(3R推進団体連絡会の支援CM)に出演。
  • 市川知宏(俳優)
    • 2010年度の「知層」(文字・活字文化推進機構の支援CM)に出演。
  • 仁科亜季子(女優)
  • 仁科仁美(タレント)
    • 2010年度の「大切なあなたへ」(日本対がん協会の支援CM)に親子で出演。
  • 手嶌葵(歌手)
    • 2010年度の「難民のふるさと」(国連UNHCR協会の支援CM)でナレーションを担当。CMのBGMは唱歌の「故郷」であり、演奏は川井郁子が担当している。
  • 相川結(女優)
    • 2010年度の「ありがとう あしながさん」(あしなが育英会の支援CM)に出演。遺児となったため進学を諦めていたが育英会の支援により進学が叶った高校生役。
  • 長島瑞穂(タレント)
  • 平田咲(タレント)
    • 2010年度の「ありがとう あしながさん」に出演。
  • 中嶋朋子(女優)
    • 2010年度の「ありがとう あしながさん」でナレーションを担当。
  • アヤカ・ウィルソン(歌手・女性子役・ファッションモデル)
    • 2010年度の「命のかげ」(NHK共同キャンペーン)に出演。同CMに登場する影絵は劇団かかし座が担当している。
  • 赤井英和(俳優、タレント、元格闘家)

[編集] 東日本大震災に伴う特別措置

2011年(平成23年)3月11日東日本大震災が発生した際、当初CM抜きで報道特別番組を放送していた民放各局は、徐々にCMを入れた通常編成に戻したが、多くのスポンサー企業はCM放送を自粛した。ACジャパンの担当者がテレビ局の人物から聞いた話によると、クライアントである一般企業の約70%以上が自粛したという[25]。これにより、ACジャパンのCMは民放各局で繰り返し放送され、世間から注目を集めることになった。

[編集] 震災直後のCMの本数と割合

地震発生前におけるACジャパンのCMの本数は、2011年3月5日から3月11日14:50過ぎまでの期間において32本であった(関東の民放キー局5局を対象にした調査。CM総合研究所調べ)[26]。それ以降、地震に関する特番によりCMが放送されなくなり、CMが復帰した3月12日以降、ACジャパンのCMが激増した。3月12日から3月19日までの1週間におけるACジャパンのCMの本数は19972本にのぼっており(調査対象・調査会社は同じ)、CM総合研究所によると、この本数はトヨタ自動車が1年間で放送するCMの本数に相当するという[26][27]。 CM全体に対してACジャパンのCMが占めた割合も、地震直後は非常に高くなった。地震後にCM放送を再開してから3月16日早朝までに放送した8173本のCMのうち、77%がACジャパンのCMであり[28]、3月22日まででは全体の約8割がACジャパンのCMであったという[29]。また、1日におけるACジャパンのCMの割合は、3月15日が「8割超」[30]、3月16日が「約86%」[26]と発表されている。4月以降になると割合は全体の15%程度に減少し、5月のゴールデンウィークの時期には全体の1%未満(1日あたり約20本)に落ち着いた[30](いずれも関東の民放キー局5局を対象にした調査。CM総合研究所調べ)。

[編集] 視聴者の反応

このように、ACジャパンのCMは非常に多く流された。さらに、放送回数の多さに対してCMの本数が少ないために同じCMが繰り返し流され、これにより視聴者からの反感を生み出してしまった[14]。また、CMの内容についても、震災時に流されることが考慮されたものではない。これらの点について、ACジャパンには視聴者から「同じCMばかり流れてしつこい」「内容が地震にそぐわない」といった旨の苦情が殺到した[31]。のちのACジャパンの2010年度事業報告によると、非常時を意識していないCMの内容に対する違和感の声が多かったのは支援キャンペーンであり、一方で全国キャンペーンに対する批判は少なかった[32]。なお、ACジャパンの専務理事である草川衛によると、苦情は被災地以外に住む視聴者から先に寄せられ、被災地の視聴者からの苦情はやや遅れて寄せられたという[17]

苦情はCMの放送回数や内容に関するものばかりではなく、サウンドロゴに対するものや的外れな苦情・脅迫もあった。サウンドロゴに対しては「不快だ」[31]「地震速報と間違える」[33]といった旨の苦情が寄せられた。的外れな苦情の例としては、「企業の自粛であまったCM枠を買いあさっているのか」[34]、「そんなCMを流すのに税金を使うなら、少しでも被災地に回せ」[31]といったものがあった(実際にはCMは無料で放送されており、またACジャパンは国からの援助を受けていない)。このほか、刃物を持って押しかけるという脅迫電話をかけた者もいた[31]

このように、ACジャパンへの反感を持った視聴者による苦情が殺到したという事実がある一方で、雑誌『CM NOW』は地震直後におけるACジャパンの広告に関する肯定的な一面に言及している。それは、テレビを通して地震による災害を見守ってきた視聴者が感じた「言い知れない、解消の出来ない心のざわつき」を「一瞬、冷静にさせ、ある意味では癒してくれた」という一面である[14]。さらに同誌では、ACジャパンの作品には「他人(ひと)を想う気持ち」を考えたという意味での共通点があり、それが震災に立ち向かう人々の心情と重なったのかもしれない、という見解が述べられている[14]。また、CM総合研究所調べによる銘柄別CM好感度ランキングでは、震災直後である2011年3月度後期の調査においてACジャパンが首位となった。その後4月度前期・4月度後期と3期連続で首位を保っており、ACジャパンに対する世間の関心の高さが示されている。同社調べによる2010年度の年間企業別CM好感度ランキングにおいても前年度の59位から8位まで浮上した[30]

[編集] ACジャパンの対応

ACジャパンは3月16日[25]、視聴者に不快な思いをさせたとしてお詫びの文章[35]を発表した。また同日[33]、テレビ各局にサウンドロゴの削除を依頼し、それにテレビ局が対応する形でサウンドロゴなしのCMが放映されるようになった[31]。しかし依頼以降も非常にまれだがサウンドロゴがそのまま流れたこともあった。依頼が行われたテレビ局は全国160局以上に及んでいる[33]。また、ACジャパンお詫びに先がけて、被災している状況において内容のそぐわない6本のCMの放送中止をテレビ局に依頼した。ただし依頼以降もまれにこれらのCMが放送されたこともあった。これらのCMの放送中止依頼が行われた日付(以下依頼日)については雑誌『日経エンタテインメント!』の記事[33]、依頼理由については雑誌『FLASH』の記事[36]を出典とする。

子供たちが描いたもの(日本アイバンク協会支援CM)
依頼日:3月14日
依頼理由:CMに出演している子供の1人が地震の被災地である岩手県大船渡市出身であり、地震発生当初その子供の安否確認ができなかったため。
この子供はのちに無事が確認されたとACジャパンの広報担当者は語っている。どの子供が該当するのか、という点は非公表とされているが、『日経エンタテインメント!』の記事ではこの子供について「少年」という表現がされている(特定はしていない)。
知層(文字・活字文化推進機構支援CM)
依頼日:3月15日
依頼理由:「地層」をもじったCMのタイトルが、地震を引き起こす活断層を連想させる可能性があるため。
命のかげ(NHK共同キャンペーン)
依頼日:3月15日
依頼理由:CM中にある「命が消える」という表現が、震災で多数の死亡者が出ている状況にはふさわしくないため。
ありがとう あしながさん(あしなが育英会支援CM)
依頼日:3月15日
依頼理由:CM中に「親を亡くした」という表現があるため。
このCMはのちに当該表現を含むナレーションを差し替えたうえで放送が再開された。
ちょっとだけバイバイ(3R推進団体連絡会支援CM)
依頼日:3月15日
依頼理由:瓦礫の山が残る場所で頑張っている被災者がいる中、ごみの分別を呼びかけている場合ではないため。
このCMの自粛については、行き過ぎたものであるという見方がある[37]
国境を越えた医者(国境なき医師団支援CM)
依頼日:3月15日
依頼理由:CMのキャッチコピーが「国の境目が、生死の境目であってはならない」であり、地震で安否不明の人がいる状況で放送するにはふさわしくないため。被災者の窮状を連想させるため、との説明もある[14]

CMの一部が放送中止されたことにより、残ったCMの放送頻度はさらに高まり、視聴者の苦情にあった「同じCMばかり流れてしつこい」という状況が悪化することになった。これにより、CM自体だけでなくその出演者にも批判が向けられるという事態に至った。これについてACジャパンのクリエイティブディレクターである尾形敏朗は「普段なら良いと思うメッセージでも、あまりに何度も見せられて、押し付けに感じられてしまったようだ」と述べている[33]

当初は中止の対象になっていなかった「オシムの言葉」「大切なあなたへ」(それぞれ日本脳卒中協会、日本対がん協会支援CM)に関しても、放送頻度の増加により中止された[32]。最終的には放送できるCMが震災から3週間で「あいさつの魔法。」「見える気持ちに。」「あなたの手当て」「こだまでしょうか」の4本に絞られることになった[14]

[編集] 各キャンペーンへの反響

CMの大量放送により、1つ1つのキャンペーンも注目された。全国キャンペーン「あいさつの魔法。」は、インターネット上を中心にブームになるなど話題になった。同じく全国キャンペーン「見える気持ちに。」、および地域キャンペーン「こだまでしょうか」(東京地域。ただし東京キー局制作の全国ネット番組内、および放送局の所在地が東京である民放各局のBS放送ではそのまま全国で放送された)に関しては、それぞれで引用されている詩「行為の意味」(宮澤章二)、「こだまでしょうか」(金子みすゞ[38])が反響を呼び、それぞれを収録している詩集がAmazon.co.jpのベストセラーランキングで上位を獲得した[39]。また、山口県長門市にある金子みすゞ記念館においては、2011年3月20日から4月8日にかけての入場者数が前年同期と比べて20.6%増加しており、読売新聞は「こだまでしょうか」による影響があると推測している[40]

[編集] 震災臨時キャンペーン

ACジャパンは地震発生後、被災者を応援する臨時CM「震災臨時キャンペーン」を企画した。雑誌『CM NOW』によると、地震が発生した2011年3月11日にはACジャパンが2011年度に展開するキャンペーンの最終決定が行われており、地震によって交通機関が止まったことで、集まった役員たちは事務所に泊まって震災臨時CM制作の相談をしたといわれている[14]。3月14日に会員企業へ臨時CMの企画募集について連絡し、翌15日までに10社から提案があった[33]。最初に制作・放送されたのは「文字篇」である[41]。15日の夜に持ち寄られた臨時CM案の検討をし、すぐにできるものという条件で「文字篇」の制作を開始し[14]、3月18日に放送局へ送り[41]、3月19日から放送が始まった[14]。その後は3月23日から「サッカー篇」、24日から「日本の力を、信じてる篇」、26日から「今、わたしにできること・呼びかけ篇」、31日から「日本の力を、信じてる篇」の新作が放送開始された[33]

『CM NOW』はこのように、臨時CM制作の話が地震発生後すぐに出ていることを伝えている一方で、同じCMが繰り返し流されて逆効果を生み出したことへの「対策」として臨時CMが急遽制作されたとも書いている[14]。ほかにも同様の趣旨の報道がある。たとえばMSN産経ニュースの報道では「視聴者の不満の声に早急に対応した形だ」と書かれており[42]、サーチナの報道では「同社ではその対策(苦情の対策)にCM最後のロゴの音声を削除したり、今回の臨時CMを制作することを発表していた」と書かれている[43]。逆にまんたんウェブの報道では、臨時CMが苦情への対応であるということをACジャパンが否定した上で「ACジャパンとして、いま、国民のみなさんに伝えるべきこととして制作した」と話していたことが述べられている[44]。ただし、展開を中止したCMに代わる素材に関する要望は視聴者の苦情とは別にメディア側から寄せられており、ACジャパンの2010年度事業報告では、臨時CMの全国展開について「支援キャンペーンの多くが中断したために、それに代わる素材をというメディアの要望に応えました」と記されている[32]

臨時CMの開始により放送できるCMの本数は増えたが、臨時CMに関しても否定的な見方が出るようになった。たとえば、ACジャパンの常務理事である高島邁によると、地震発生直後は物資が不足したため買い占めを控えるべき旨をCMで呼びかけたが、それが解消すると「復興のために経済活動を活発にすべき」と批判される、というような事例があったという[33]。また、広告においては出演しているタレントにプロモーションの意図があるという誤解を受ける可能性が避けられず[17]、実際にこの種の批判があった。そのため臨時CMの放送は短期間で終了した[45]

臨時CMは「文字篇」「サッカー篇」「日本の力を、信じてる篇」「今、わたしにできること・呼びかけ篇」の4タイトル以外にも制作された。大阪地域においては「こいのぼり篇」をテレビ・新聞で展開し、「選手宣誓篇」「ひとつひとつ篇」を新聞で展開したほか、環境映像をテレビで5タイプ展開した。東京地域および岩手・宮城・福島の東北3県においては「同じ空の下篇」を2011年5月末からテレビ・ラジオで展開した(前出の「こだまでしょうか」と同様、東京キー局制作全国ネット番組や民放各局のBS放送ではそのまま全国に流れた)。また、ACジャパンのサイトではのちに「今、わたしにできること・呼びかけ篇」および「日本の力を、信じてる篇」のCMタイトルがそれぞれ「タレント篇A・B」「タレント篇C・D」と変更されている[46](前者はA・Bの2タイプとされているが、30秒版と15秒版で出演芸能人が異なる。次の「CM出演者」の節ではこの違いを考慮するため4タイプとして扱う)。

[編集] 臨時キャンペーンの出演者

「文字篇」「日本の力を、信じてる篇」「今、わたしにできること・呼びかけ篇」は同タイトルで異なるタイプのCMが存在する。それらの区別について、「文字篇」はサイト「曲名探偵団」および『CM NOW』[14]に従う(『CM NOW』では「文字篇B」の内容が紹介されている)。「日本の力を、信じてる篇」は2バージョンのうち後から放送開始されたものを(新作)とする。「今、わたしにできること・呼びかけ篇」は「曲名探偵団」に従う。

[編集] 脚注

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  1. ^ 商標登録番号・第5311114号(法人名)、第5325925号(ロゴマーク)
  2. ^ 正会員のご案内” (日本語). ACジャパン. 2011年8月12日閲覧。
  3. ^ a b 植条則夫「公共広告機構20年の変遷とその成果」(『公共広告機構20年史』pp.8-13)
  4. ^ 『公共広告機構20年史』p.20
  5. ^ a b c d e f 記念座談会「公共広告機構創立の精神と今後の役割」(『公共広告機構20年史』pp.14-19)
  6. ^ a b 『公共広告機構20年史』p.21
  7. ^ 2009年、名称変更を予定しています。” (日本語). 2008年9月20日時点のオリジナルよりアーカイブ。2011年3月29日閲覧。
  8. ^ ACジャパンでの「年度」は、7月開始で6月終了。
  9. ^ 媒体と広告実績”. ACジャパン. 2011年10月3日閲覧。
  10. ^ 具体的には関東甲信越・静岡県の1都10県。
  11. ^ 具体的には静岡県を除く東海3県と新潟県を除く北陸3県
  12. ^ 具体的には三重県を除く近畿2府4県
  13. ^ 具体的には沖縄県を除く九州7県(※沖縄県では沖縄地域キャンペーンとなる)。
  14. ^ a b c d e f g h i j k l 「3.11東北関東大震災 心のノイズを鎮めてくれたACの公共広告」、『CM NOW』第150号、玄光社、2011年4月、pp. 102 - 107。
  15. ^ 「ACジャパンの「公共CM」って、どこでも媒体料金無料(ただ)で放送されている…っていうのは、本当なの?」、『CM NOW』第150号、玄光社、2011年4月、135頁。
  16. ^ 川嶋路大 (2011年6月1日). “CM自粛 誰が負担? テレビ局と広告主協議へ”. 読売新聞. http://www.yomiuri.co.jp/net/news/20110601-OYT8T00488.htm 2011年8月18日閲覧。 
  17. ^ a b c 「編集長インタビュー vol.33 震災と公共広告」、『日経トレンディ』第322号、日経BP、2011年5月、p. 9。
  18. ^ “「セシウムさん」余波おさまらず JA系列のCM中止相次ぐ”. MSN産経ニュース. (2011年8月8日). http://sankei.jp.msn.com/entertainments/news/110808/ent11080818510024-n1.htm 2011年8月18日閲覧。 
  19. ^ “「セシウムさん」放送の東海テレビ、情報番組を休止して改めて謝罪 「ふざけ心では済まされない」”. ITmedia ニュース. (2011年8月5日). http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1108/05/news048.html 2011年8月18日閲覧。 
  20. ^ 『公共広告機構20年史』p.75
  21. ^ 『公共広告機構20年史』pp.68-69
  22. ^ a b 沿革” (日本語). ACジャパン. 2011年8月12日閲覧。
  23. ^ それ以前にもサウンドロゴは存在した。なお変更初期は新旧のサウンドロゴが併用されたこともあった。
  24. ^ 「吉」の正確な表記は「Tsuchiyoshi.svg」(「土」の下に「口」、つちよし)である。Unicodeでは U+20BB7、「𠮷」。
  25. ^ a b “テレビCMが「AC」だらけに その真相に迫る「AC」担当者単独インタビュー”. モデルプレス. (2011年3月16日). http://mdpr.jp/021134974 2011年3月17日閲覧。 
  26. ^ a b c “ACジャパンの公共広告CM 震災直後に“約2万回”放送”. オリコン. (2011年5月27日). http://www.oricon.co.jp/news/movie/88154/full/ 2011年5月29日閲覧。 
  27. ^ “「ポポポポ〜ン」ACジャパンCM震災後1週間で2万回”. ZAKZAK. (2011年5月27日). http://www.zakzak.co.jp/entertainment/ent-news/news/20110527/enn1105271553016-n1.htm 2011年5月29日閲覧。 
  28. ^ “「祝い事自粛したい」=結婚式延期、花見低調-CMも激減・東日本大震災”. 時事ドットコム. (2011年3月30日). http://www.jiji.com/jc/zc?k=201103/2011033000051 2011年3月30日閲覧。 
  29. ^ “「CM自粛」でテレビ各局打撃 「減収額10億円台後半」の局も”. MSN産経ニュース: p. 1. (2011年4月16日). http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/110416/dst11041623470058-n1.htm 2011年4月27日閲覧。 
  30. ^ a b c CM総研フォーラム 2011”. CM総合研究所 (2011年5月25日). 2011年5月29日閲覧。
  31. ^ a b c d e “AC大量CMに苦情殺到…脅迫電話も”. デイリースポーツ. (2011年3月18日). http://www.daily.co.jp/gossip/article/2011/03/18/0003874681.shtml 2011年3月18日閲覧。 
  32. ^ a b c 事業報告”. ACジャパン. 2011年10月8日閲覧。
  33. ^ a b c d e f g h 橘川有子「震災後、大量オンエアの「AC」 出演者へ批判が拡大した背景」、『日経エンタテインメント!』第15巻第8号、日経BP、2011年5月、p. 53。
  34. ^ “ACジャパンに抗議殺到 テレビ局が独自判断で大量のCM”. MSN産経ニュース. (2011年3月17日). http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/110317/dst11031719350081-n1.htm 2011年3月17日閲覧。 
  35. ^ 「東北地方太平洋沖地震」にあたって ACジャパンのCM放送についてのお詫びとお知らせ” (日本語). ACジャパン. 2011年3月16日閲覧。
  36. ^ 「テレビを席巻「AC」が震災で自粛した6本のCM」、『FLASH』第1138号、光文社、2011年3月、pp. 84 - 85。
  37. ^ 『完全版 放送禁止作品』 三才ブックス、2011年5月28日、241頁。ISBN 9784861993541
  38. ^ のちの2011年度では同作者の詩「蜂と神さま」(中四国地域キャンペーン)が流されている。
  39. ^ “金子みすゞ詩集に注文殺到 きっかけはACのコマーシャル”. J-CASTニュース. (2011年3月23日). http://www.j-cast.com/2011/03/23091133.html?p=all 2011年3月29日閲覧。 
  40. ^ “「こだまでしょうか」…みすゞ記念館、100万人突破”. 読売新聞. (2011年5月11日). http://www.yomiuri.co.jp/book/news/20110511-OYT8T00738.htm 2011年5月14日閲覧。 
  41. ^ a b ACジャパン震災臨時キャンペーンのお知らせ” (日本語). ACジャパン (2011年3月24日). 2011年3月24日閲覧。
  42. ^ “ACが新CMを制作 SMAP、長友ら出演”. MSN産経ニュース: p. 1. (2011年3月24日). http://sankei.jp.msn.com/entertainments/news/110324/ent11032406460000-n1.htm 2011年3月29日閲覧。 
  43. ^ “ACジャパン新CMにSMAP、AKB、カズ、ベッキーら”. サーチナ. (2011年3月27日). http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2011&d=0327&f=entertainment_0327_013.shtml 2011年5月14日閲覧。 
  44. ^ “AC : SMAP、長友選手ら出演の新CM 「いま伝えるべきこと」と 苦情対応は否定”. まんたんウェブ. (2011年3月23日). http://mantan-web.jp/2011/03/23/20110323dog00m200023000c.html 2011年3月29日閲覧。 
  45. ^ “公共広告に好感と反発”. MSN産経ニュース. (2011年6月14日). http://sankei.jp.msn.com/entertainments/news/110614/ent11061409300007-n1.htm 2011年6月21日閲覧。 
  46. ^ 2010年度作品”. ACジャパン. 2011年10月8日閲覧。

[編集] 参考文献

  • 植条則夫『公共広告の研究』(日経広告研究所、2005年(平成17年)6月ISBN 4-532-64061-X
  • 公共広告機構20周年事業実行委員会 20年史編集部会編『公共広告機構20年史』(公共広告機構、1992年(平成4年)5月

[編集] 関連項目

[編集] 外部リンク

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