八窓庵
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八窓庵(はっそうあん)とは、北海道札幌市中央区の中島公園にある茶室である。当初滋賀県の寺院に建てられていたもので、1936年に国宝に指定、国宝保存法廃止後の1950年に国指定の重要文化財となった。旧舎那院忘筌(きゅうしゃないんぼうせん)としても知られる。
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[編集] 概略
江戸時代、小堀遠州の作とされるが、建築年不詳。3つの連子窓・4つの下地窓・1つの突上窓の計8窓があることから、八窓庵と呼ばれる。国宝保存法により1936年国宝に指定、同法が1950年に廃止され同時に文化財保護法が施行されると、同年に重要文化財に指定された。増設されている三分庵と水屋は同文化財指定部分の対象外である。[1]
大正時代に滋賀県舎那院から札幌市内(現中央区北4条西12丁目)へ移築、その後中島公園内へ移築されたが、2005年3月に雪を建物上部で支えるプレハブ上屋が倒壊、それに伴って八窓庵・水屋が全壊・三分庵が半壊した。
全壊後、事故調査委員会を設け解体調査を実施。この際八窓庵の屋根裏部分(小屋束東面)に、建造物修繕記録である棟札を2枚(明治三十五年棟札・大正十四年棟札)発見。当初長浜八幡宮俊蔵院に所在、1868年に川崎村円教寺への移築を経て、1902年に舎那院へ移築されたと判明した。
[編集] 歴史
- 当初長浜八幡宮俊蔵院に所在。
- 1868年 - 川崎村円教寺へ移築。[2]
- 1902年 - 舎那院へ移築。
- 1919年 - 札幌市の実業家、持田謹也が購入、札幌市内同氏邸内へ移築。三分庵、水屋を増設。
- 1936年9月18日 - 国宝に指定。
- 1950年 - 別の実業家の手に渡る。
- 1950年8月29日 - 国の重要文化財に指定。
- 1971年 - 札幌市へ寄贈される。
- 1971年9月 - 中島公園北側日本庭園内(現在地)に移築。
- 1987年 - 露地が作庭される。
- 2005年3月 - 冬期間、建物の真上で雪を支えるプレハブ上屋が倒壊し、八窓庵が全壊。解体調査時に2枚の棟札を発見。
- 2008年10月 - 修復作業終了。

