八国山緑地

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東京都立八国山緑地(-はちこくやまりょくち)は、東京都東村山市にある緑地であり、都立公園となっている。映画「となりのトトロ」のモデルになったとも言われている。[要出典]

概要[編集]

狭山丘陵の東端に位置し、北側を埼玉県所沢市に接する東西に細長い緑地。東西約1.5km、南北約300mほどにわたって広がる。南側には西武西武園線が通っている。園内には標高89.4mの八国山がある(頂上地点というものは存在しない)。この八国山は、かつて、上野下野常陸安房相模駿河信濃甲斐の8つの国を望むことができたことに由来する(現在は樹林に囲まれて展望はない)[1]。八国山は新田義貞が「久米川の戦い」の際に陣を張ったとされる場所であり、尾根の東部にある塚には「将軍塚」と書かれた石碑が建てられている。この塚は、古代の古墳、もしくは富士塚といわれている。都県境を挟み東京都側は緑地であるが、埼玉県側は住宅地となっている。

園内は武蔵野の面影を残しており、クヌギコナラなどの雑木林や、原っぱとなっている。雑木林の中を散策したり、生息する野鳥や昆虫を観察したりすることができる[1]

映画となりのトトロ」に出てくる「七国山」はこの八国山がモデルになっているといわれる。映画に出てくる七国山病院のモデルとなったかは定かではないが、八国山の麓には創業当時(昭和14年)から結核の診療の重要な施設として役割を果たしていた病院が現在も実在している。 ちなみにとなりのトトロの序盤のシーンで、登場したバスの行き先表示は『八国山』となっている。 また宮崎駿氏も所沢市在住であり、となりのトトロの特典DVDでは、本人がトトロはトコロザワのおばけからトトロと名付けたと発言しているため、八国山がモデルとなったという信憑性は高いと考える。

八国山たいけんの里[編集]

西武鉄道西武園線を挟んだ南側に2009年5月2日、東村山市立の展示・体験学習施設「八国山たいけんの里」が開館した。

  • 場所 東京都東村山市野口町3丁目48番地1
  • 入場料 無料
  • 開館時間 午前9時30分から午後5時(入館は午後4時30分まで)
  • 休館日 毎週月曜日・火曜日(祝日の場合は開館し、次の平日に休館)、年末年始(12月27日から1月4日)
  • 手洗所・自転車置き場あり
  • 身障者用駐車場のみあり
  • 下宅部(しもやけべ)遺跡出土「縄文時代の漆製品」(東京都有形文化財)所蔵
    • 下宅部遺跡・東村山市立歴史公園「下宅部遺跡はっけんのもり」
      • 縄文時代から中世にかけての水場遺構(旧河道・池状遺構)・八国山からの地下水脈の湧水。地下に遺跡が埋没保存されている。
      • 東京都東村山市多摩湖町4丁目3~4番地
      • 「八国山たいけんの里」から宅部通りを徒歩2分
      • 2004年5月開設
      • 東村山市史跡・『日本の歴史公園100選』
      • 手洗所・自転車置き場あり
      • 駐車場はない

交通[編集]

周辺[編集]

  • 西武園線の線路をはさんで南側に北山公園がある。

参考文献[編集]

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  1. ^ a b 西武・狭山丘陵パートナーズ:八国山緑地|狭山丘陵の都市公園にきてみて!,2012年7月7日閲覧

外部リンク[編集]