全米映画俳優組合賞主演女優賞

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全米映画俳優組合賞主演女優賞(ぜんべいえいがはいゆうくみあいしょうしゅえんじょゆうしょう、英文表記:Screen Actors Guild Award for Outstanding Performance by a Female Actor in a Leading Role)は、映画俳優組合が映画女優に贈る賞である。

統計[編集]

最高記録 主演女優 助演女優 総計
最多受賞女優 ケイト・ウィンスレット 2 ヘレン・ミレンケイト・ウィンスレット
レネー・ゼルウィガー
2
最多候補女優 メリル・ストリープ 8 ケイト・ブランシェット 4 メリル・ストリープ 8
受賞経験無しの最多候補女優 ジュディ・デンチケイト・ウィンスレット 4 エイミー・アダムスキャサリン・キーナージュリアン・ムーア 3 ジュリアン・ムーア 5
複数の候補者を持つ作品 あの頃ペニー・レインと』、『バベル』、『マルコヴィッチの穴』、『シカゴ』、『ダウト〜あるカトリック学校で〜』、『ザ・ファイター』、『フォレスト・ガンプ/一期一会』、『マイレージ、マイライフ』、『ヘルプ 〜心がつなぐストーリー〜 2 シカゴ』、『ダウト〜あるカトリック学校で〜』、『ヘルプ 〜心がつなぐストーリー〜 3
最年長受賞者 ジュリー・クリスティ
(『アウェイ・フロム・ハー君を想う』、2008年)
66 グロリア・スチュアート
(『タイタニック』、1998年)
87 グロリア・スチュアート
(『タイタニック』、1998年)
87
最年長候補者 ジュディ・デンチ
(『あるスキャンダルについての覚え書き』、2007年)
72
最年少受賞者 ジェニファー・ローレンス
(『世界にひとつのプレイブック』、2013年)
22 ケイト・ウィンスレット
(『いつか晴れた日に』、1996年)
20 ケイト・ウィンスレット
(『いつか晴れた日に』、1996年)
20
最年少候補者 エヴァン・レイチェル・ウッド
(『サーティーン あの頃欲しかった愛のこと』、2004年)
16 ダコタ・ファニング
(『アイ・アム・サム』、2002年)
8 ダコタ・ファニング
(『アイ・アム・サム』、2002年)
8

受賞及び候補者一覧[編集]

備考:

1990年代[編集]

受賞及び候補者 作品名 役名
1994 ジョディ・フォスター ネル ネル・ケルティ ‡
ジェシカ・ラング ブルースカイ カーリー・マーシャル †
メグ・ライアン 男が女を愛する時 アリス・グリーン
スーザン・サランドン 依頼人 レジー・ラブ ‡
メリル・ストリープ 激流 ゲイル・ハートマン
1995 スーザン・サランドン デッドマン・ウォーキング ヘレン・プレイジェーン英語版
ジョアン・アレン ニクソン パット・ニクソン
エリザベス・シュー リービング・ラスベガス セーラ ‡
メリル・ストリープ マディソン郡の橋 フランチェスカ・ジョンソン ‡
エマ・トンプソン いつか晴れた日に エレノア・ダッシュウッド ‡
1996 フランシス・マクドーマンド ファーゴ マージ・ガンダーソン †
ブレンダ・ブレッシン 秘密と嘘 シンシア ‡
ダイアン・キートン マイ・ルーム ベッシー ‡
ジーナ・ローランズ ミルドレッド ミルドレッド・ホークス
クリスティン・スコット・トーマス イングリッシュ・ペイシェント キャサリン・クリフトン ‡
1997 ヘレン・ハント 恋愛小説家 キャロル・コネリー †
ヘレナ・ボナム=カーター 鳩の翼 ケイト ‡
ジュディ・デンチ Queen Victoria 至上の恋 ヴィクトリア女王
パム・グリア ジャッキー・ブラウン ジャッキー・ブラウン
ロビン・ライト シーズ・ソー・ラヴリー モーリーン
ケイト・ウィンスレット タイタニック ローズ・デウィット・ブケイター ‡
1998 グウィネス・パルトロー 恋におちたシェイクスピア ヴァイオラ †
ケイト・ブランシェット エリザベス エリザベス1世
ジェーン・ホロックス リトル・ヴォイス リトル・ヴォイス
メリル・ストリープ 母の眠り ケイト・グルデン ‡
エミリー・ワトソン ほんとうのジャクリーヌ・デュ・プレ ジャクリーヌ・デュ・プレ
1999 アネット・ベニング アメリカン・ビューティー キャロライン・バーナム ‡
ジャネット・マクティア Tumbleweeds マリー・ジョー・ウォーカー ‡
ジュリアン・ムーア ことの終わり サラ・マイルズ ‡
メリル・ストリープ ミュージック・オブ・ハート ロベルタ・ガスパーリ英語版
ヒラリー・スワンク ボーイズ・ドント・クライ ブランドン・ティーナ英語版

2000年代[編集]

受賞及び候補者 作品名 役名
2000 ジュリア・ロバーツ エリン・ブロコビッチ エリン・ブロコビッチ
ジョアン・アレン ザ・コンテンダー ライラ・ハドソン ‡
ジュリエット・ビノシュ ショコラ ヴィアンヌ ‡
エレン・バースティン レクイエム・フォー・ドリーム サラ・ゴールドファーブ ‡
ローラ・リニー ユー・キャン・カウント・オン・ミー サマンサ・プレスコット ‡
2001 ハル・ベリー チョコレート レティシア・マスグローヴ †
ジェニファー・コネリー ビューティフル・マインド アリシア・ナッシュ
ジュディ・デンチ アイリス アイリス・マードック
シシー・スペイセク イン・ザ・ベッドルーム ルース・ファウラー ‡
レネー・ゼルウィガー ブリジット・ジョーンズの日記 ブリジット・ジョーンズ ‡
2002 レネー・ゼルウィガー シカゴ ロキシー・ハート ‡
サルマ・ハエック フリーダ フリーダ・カーロ
ニコール・キッドマン めぐりあう時間たち ヴァージニア・ウルフ
ダイアン・レイン 運命の女 コニー・サムナー ‡
ジュリアン・ムーア エデンより彼方に キャシー・ウィテカー ‡
2003 シャーリーズ・セロン モンスター アイリーン・ウォーノス
パトリシア・クラークソン The Station Agent オリヴィア・ハリス
ダイアン・キートン 恋愛適齢期 エリカ・バリー ‡
ナオミ・ワッツ 21グラム クリスティーナ・ペック ‡
エヴァン・レイチェル・ウッド サーティーン あの頃欲しかった愛のこと トレイシー・ルイス・フリーランド
2004 ヒラリー・スワンク ミリオンダラー・ベイビー マギー・フィッツジェラルド †
アネット・ベニング 華麗なる恋の舞台で ジュリア・ランバート ‡
カタリーナ・サンディノ・モレノ そして、ひと粒のひかり マリア ‡
イメルダ・スタウントン ヴェラ・ドレイク ヴェラ・ドレイク ‡
ケイト・ウィンスレット エターナル・サンシャイン クレメンタイン・クルシェンスキー ‡
2005 リース・ウィザースプーン ウォーク・ザ・ライン/君につづく道 ジューン・カーター英語版
ジュディ・デンチ ヘンダーソン夫人の贈り物 ローラ・ヘンダーソン ‡
フェリシティ・ハフマン トランスアメリカ ブリー ‡
シャーリーズ・セロン スタンドアップ ジョージー・エイムズ ‡
チャン・ツィイー SAYURI 千代 / さゆり
2006 ヘレン・ミレン クィーン エリザベス2世
ペネロペ・クルス ボルベール〈帰郷〉 ライムンダ ‡
ジュディ・デンチ あるスキャンダルについての覚え書き バーバラ・コヴェット ‡
メリル・ストリープ プラダを着た悪魔 ミランダ・プリーストリー ‡
ケイト・ウィンスレット リトル・チルドレン サラ・ピアース ‡
2007 ジュリー・クリスティ アウェイ・フロム・ハー君を想う フィオーナ・アンダーソン ‡
ケイト・ブランシェット エリザベス:ゴールデン・エイジ エリザベス1世
マリオン・コティヤール エディット・ピアフ〜愛の讃歌〜 エディット・ピアフ
アンジェリーナ・ジョリー マイティ・ハート/愛と絆 マリアンヌ・パール
エレン・ペイジ JUNO/ジュノ ジュノ ‡
2008 メリル・ストリープ ダウト〜あるカトリック学校で〜 シスター・アロイシアス ‡
アン・ハサウェイ レイチェルの結婚 キム ‡
アンジェリーナ・ジョリー チェンジリング クリスティン・コリンズ
メリッサ・レオ フローズン・リバー レイ・エディ ‡
ケイト・ウィンスレット レボリューショナリー・ロード/燃え尽きるまで エイプリル・ウィーラー
2009 サンドラ・ブロック しあわせの隠れ場所 リー・アン・テューイ英語版
ヘレン・ミレン 終着駅 トルストイ最後の旅 ソフィヤ・トルストイ英語版
キャリー・マリガン 17歳の肖像 ジェニー・メラー ‡
ガボレイ・シディベ プレシャス クレアリース・“プレシャス”・ジョーンズ ‡
メリル・ストリープ ジュリー&ジュリア ジュリア・チャイルド英語版

2010年代[編集]

受賞及び候補者 作品名 役名
2010 ナタリー・ポートマン ブラック・スワン ニナ・セイヤーズ / スワン・クイーン †
アネット・ベニング キッズ・オールライト ニコール・オールグッド ‡
ニコール・キッドマン ラビット・ホール ベッカ・コーベット ‡
ジェニファー・ローレンス ウィンターズ・ボーン リー・ドリー ‡
ヒラリー・スワンク ディア・ブラザー ベティ・アン・ウォーターズ
2011 ヴィオラ・デイヴィス ヘルプ 〜心がつなぐストーリー〜 アイビリーン・クラーク ‡
グレン・クローズ アルバート氏の人生 アルバート・ノッブス ‡
メリル・ストリープ マーガレット・サッチャー 鉄の女の涙 マーガレット・サッチャー
ティルダ・スウィントン 少年は残酷な弓を射る エヴァ・カチャドリアン
ミシェル・ウィリアムズ マリリン 7日間の恋 マリリン・モンロー
2012[1] ジェニファー・ローレンス 世界にひとつのプレイブック ティファニー・マクスウェル †
ジェシカ・チャステイン ゼロ・ダーク・サーティ マヤ・ランバート ‡
マリオン・コティヤール 君と歩く世界 ステファニー
ヘレン・ミレン ヒッチコック アルマ・レヴィル
ナオミ・ワッツ インポッシブル マリア・ベネット ‡
2013[2] ケイト・ブランシェット ブルージャスミン ジャネット・"ジャスミン"・フランシス †
エマ・トンプソン ウォルト・ディズニーの約束 パメラ・トラバース
サンドラ・ブロック ゼロ・グラビティ ライアン・ストーン ‡
ジュディ・デンチ あなたを抱きしめる日まで フィロミーナ・リー ‡
メリル・ストリープ 8月の家族たち ヴァイオレット・ウェストン ‡

エピソード[編集]

これまでに全米映画俳優組合賞主演女優賞を受賞しているにもかかわらず、同年のアカデミー主演女優賞を受賞できなかった女優が以下6名存在する。

  • 1994年: ジョディ・フォスター(『ネル』) - ジェシカ・ラング(『ブルースカイ』)に敗北
  • 1999年: アネット・ベニング(『アメリカン・ビューティー』) - ヒラリー・スワンク(『ボーイズ・ドント・クライ』)に敗北
  • 2002年: レネー・ゼルウィガー(『シカゴ』) - ニコール・キッドマン(『めぐりあう時間たち』)に敗北
  • 2007年: ジュリー・クリスティ(『アウェイ・フロム・ハー君を想う』) - マリオン・コティヤール(『エディット・ピアフ〜愛の讃歌〜』)に敗北
  • 2008年: メリル・ストリープ(『ダウト〜あるカトリック学校で〜』) - ケイト・ウィンスレット(『愛を読むひと』)に敗北
  • 2011年: ヴィオラ・デイヴィス(『ヘルプ 〜心がつなぐストーリー〜』) - メリル・ストリープ(『マーガレット・サッチャー 鉄の女の涙』)に敗北

また、2008年のケイト・ウィンスレット(『愛を読むひと』)は、アカデミー賞では主演女優賞を受賞したが、同年の全米映画俳優組合賞では主演女優賞には候補に挙がらず、助演女優賞を受賞した。

複数回候補者[編集]

2回
3回
  • アネット・ベニング(『アメリカン・ビューティー』、『華麗なる恋の舞台で』、『キッズ・オールライト』)
  • ヘレン・ミレン(『クィーン』、『終着駅 トルストイ最後の旅』、『ヒッチコック』)
  • ヒラリー・スワンク(『ボーイズ・ドント・クライ』、『ミリオンダラー・ベイビー』、『ディア・ブラザー』)
  • ケイト・ブランシェット(『エリザベス』、『エリザベス:ゴールデン・エイジ』、『ブルージャスミン』)
4回
  • ケイト・ウィンスレット(『タイタニック』、『エターナル・サンシャイン』、『リトル・チルドレン』、『レボリューショナリー・ロード/燃え尽きるまで』)
5回
  • ジュディ・デンチ(『Queen Victoria 至上の恋』、『アイリス』、『ヘンダーソン夫人の贈り物』、『あるスキャンダルについての覚え書き』、『あなたを抱きしめる日まで』)
9回
  • メリル・ストリープ(『激流』、『マディソン郡の橋』、『母の眠り』、『ミュージック・オブ・ハート』、『プラダを着た悪魔』、『ダウト〜あるカトリック学校で〜』、『ジュリー&ジュリア』、『マーガレット・サッチャー 鉄の女の涙』、『8月の家族たち』)

参考文献[編集]

外部リンク[編集]