全国地域サッカーリーグ決勝大会
全国地域サッカーリーグ決勝大会(ぜんこくちいきサッカーリーグけっしょうたいかい)は、各地域リーグ上位クラブが集い日本フットボールリーグ(JFL)昇格をかけて争うサッカー大会である。2007年までの大会名は「全国地域リーグ決勝大会」であったが、2008年度より現在の呼称となっている。
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[編集] 概要
各地域のクラブが旧日本サッカーリーグ(JSL)昇格をかけて争った全国社会人サッカー選手権大会から、その役割を引き継ぐ形で1977年に創設された。
地域リーグの日程が全て終了した後、毎年11月下旬から12月上旬頃に開催される。大会は1次ラウンド(グループリーグ)と決勝ラウンドに分かれ、グループ毎に各地に集まるセントラル方式で試合が行われる。
[編集] 参加資格
出場チーム数は12チーム。以下の順に決定する。
- 地域リーグ優勝(9チーム)
北海道、東北1部、関東1部、北信越1部、東海1部、関西1部、中国、四国、九州 - 日本サッカー協会(JFA)優遇措置(いわゆる飛び級参加。0〜1チーム)[1]
下位リーグ(都道府県)まで含めた中で、JFL昇格を希望する(充分に実力のある)クラブがJFAの承認を得て出場。 - 全国社会人サッカー選手権大会(2チーム)
同年度の大会優勝・準優勝の2チーム(上記1・2にて出場権獲得済みの場合、最大4位まで出場権を繰り下げ)。 - (12チームに満たない場合)年度毎の地域持ち回りによる、該当地域リーグの2位チーム[2]
2011年度の割り当て地域は関西-九州-東海の順。
・過去の大会出場権について
※2009年までは、前年度の決勝ラウンド進出チームの所属する地域(最大4地域)について、当年度の各々地域の2位チームも追加枠として出場できたが、2010年以降は廃止となった。
※大学サッカー部チームが大会への出場を希望する場合、全日本大学サッカー連盟の推薦・許諾を得る事で大会出場権が与えられたが、2010年の規約改正にて大学リーグと社会人リーグの掛け持ちが禁止となり、推薦制度は無くなった。現在、大学生チームの当大会出場は(社会人連盟に加盟している)同好会チームやファームチームに限られている。
注釈
- ^ 優遇措置制度は2011年度をもって廃止。JFA 平成23年度第5回理事会(2011/9/8)協議事項(PDF)の5
- ^ 社会人連盟登録チーム数の多い順(関東-関西-九州-東海-北海道-中国-北信越-東北-四国 2010年6月基準)。2010年度はこの枠にて関東より1チームが出場。
[編集] 大会形式
1次ラウンドは参加チームを4チームずつ3グループに分けてセントラル方式のリーグ戦を行い、各グループ1位(計3チーム)とグループ2位の最上位成績(1チーム)の計4チームが決勝ラウンドに進出する。 決勝ラウンドも同様にセントラル方式のリーグ戦を行う。
各試合は90分で決着がつかない場合、延長戦は行わずPK戦にて勝敗を決する。勝点は90分での勝者に3、PK戦の勝者に2、PK戦の敗者に1が与えられる。
グループ内の順位は、勝点・得失点差・総得点数・当該チーム間の対戦結果・PK戦の得失点差・抽選の順で決められる。
各グループ2位の最上位は、勝点・得失点差・総得点数・PK戦の得失点差・抽選の順で決められる。
[編集] 昇格
2007年以降の規定では、優勝チーム・2位チームがJFLに自動昇格となり、3位チームはJFL16位チームとの入替戦に回る。 但し、JFLのチーム数に空きが出た場合(Jリーグ参入やチーム合併、解散、リーグ編成変更等)、入替戦を行わず追加で自動昇格とする事もある。
過去の年度においては、(上位リーグ編成変更の影響を受けて)昇格・入替戦の枠が毎年の様に変化する時期があった(下記参照)。
| 年度 | 昇格区分 |
|---|---|
| 1977-78 | 入替戦2 |
| 1979-83 | 自動昇格1・入替戦1 |
| 1984-85 | 自動昇格増 (JSL拡大) |
| 1986-92 | 自動昇格2 |
| 1993 | 入替戦2 (JFL再編成) |
| 1994-97 | 自動昇格2 |
| 1998 | 昇格なし[1] |
| 年度 | 昇格区分 |
|---|---|
| 1999-00 | 自動昇格増 (JFL拡大) |
| 2001 | 自動昇格2 |
| 2002 | 入替戦2 |
| 2003 | 自動昇格1・入替戦1 |
| 2004-05 | 自動昇格3 |
| 2006 | 自動昇格1・入替戦1 |
注釈
[編集] 歴代結果
- 赤枠表記は昇格チーム (自動昇格、又は大会後の入替戦に勝利しての昇格)
| 回 | 年度 | 優勝 | 2位 | 3位 | 4位 | 決勝開催地 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 1977[1] | ヤマハ発動機 (東海) | 東芝堀川町 (関東) | 東邦チタニウム (関東) | 大日日本電線(関西) | 東京[2] |
| 2 | 1978 | ヤマハ発動機 (東海) | 東邦チタニウム (関東) | 大日日本電線 (関西) | 大協石油四日市 (東海) | (注)[3] |
| 3 | 1979 | 大協石油四日市 (東海) | 京都紫光クラブ (関西) | 古河電工千葉 (関東) | 名古屋クラブ (東海) | (注)[4] |
| 4 | 1980 | 名古屋クラブ (東海) | 古河電工千葉 (関東) | 埼玉教員 (関東) | 電電公社近畿 (関西) | (注)[5] |
| 5 | 1981 | 埼玉教員 (関東) | 電電公社近畿 (関西) | 大協石油四日市 (東海) | 川崎製鉄水島 (中国) | |
| 6 | 1982[6] | 東邦チタニウム (関東) | 西濃運輸 (東海) | 兵庫教員 (関西) | 大協石油四日市 (東海) | |
| 7 | 1983 | 横浜トライスター (関東) | 松下電器産業 (関西) | 帝人松山 (四国) | 電電関東 (関東) | 愛知 |
| 8 | 1984 | 西濃運輸 (東海) | 京都府警 (関西) | TDK (東北) | 大阪ガス(関西) | 大阪 |
| 9 | 1985 | コスモ大協 (東海) | 川崎製鉄水島 (中国) | 東邦チタニウム (関東) | NTT関西(関西) | 群馬 |
| 10 | 1986 | NTT関東 (関東) | マツダオート広島 (中国) | 豊田工機 (東海) | 埼玉教員 (関東) | 大阪 |
| 11 | 1987 | 帝人 (四国) | 藤枝市役所 (東海) | 松島クラブ (東北) | 千葉教員(関東) | |
| 12 | 1988 | マツダオート広島 (中国) | 京都紫光クラブ (関西) | 東京ガス (関東) | 読売クラブJr (関東) | |
| 13 | 1989 | 読売クラブJr (関東) | 大塚製薬 (四国) | 西濃運輸 (東海) | NTT関西(関西) | |
| 14 | 1990 | 東京ガス (関東) | 中央防犯 (東海) | 西濃運輸 (東海) | 大阪体大蹴鞠団 (関西) | |
| 15 | 1991 | 大阪ガス (関西) | 大阪体大蹴鞠団 (関西)[7] | 西濃運輸 (東海) | NEC山形 (東北) | |
| 16 | 1992 | PJMフューチャーズ (東海) | トヨタ自動車東富士 (東海) | NEC山形 (東北) | セントラル神戸(関西) | |
| 17 | 1993 | 日本電装 (東海) | NEC山形 (東北) | JATCO (東海) | 東亜建設FC(九州) | |
| 18 | 1994[8] | ブランメル仙台 (東北) | 福島FC (東北) | 横河電機 (関東) | 東亜建設FC(九州) | 愛知 |
| 19 | 1995 | 日本電装 (東海) | 大分FC (九州) | 横河電機 (関東) | YKK (北信越) | 大分 |
| 20 | 1996 | ジヤトコFC (東海) | プリマハムFC土浦 (関東) | マツダSC (中国) | 北海道電力 | 大阪 |
| 21 | 1997 | ソニー仙台FC (東北) | アルビレックス新潟 (北信越) | 横河電機 (関東) | 教育研究社FC (関西) | 鹿児島 |
| 22 | 1998[9] | 横河電機 (関東)[9] | 日立清水 (東海) | 愛媛FC (四国) | NTT九州 (九州) | 大阪 |
| 23 | 1999[10] | アローズ北陸 (北信越) | 栃木SC (関東) | 本田技研ルミノッソ狭山 (関東) | YKK (北信越) | 大阪 |
| 24 | 2000[11] | 佐川急便東京SC (関東) | YKK (北信越) | NTT熊本FC (九州) | SC鳥取(中国) | 大阪 |
| 25 | 2001 | 佐川急便大阪SC (関西) | プロフェソール宮崎 (九州) | 南国高知FC (四国) | FC上田ジェンシャン(北信越) | 大阪 |
| 26 | 2002 | アイン食品 (関西) | 佐川印刷SC (関西) | 静岡FC (東海) | ヴォルカ鹿児島(九州) | 大阪 |
| 27 | 2003 | ザスパ草津 (JFA優遇・関東) | 群馬FCホリコシ (関東) | 静岡FC (東海) | 静岡産業大学(学連推薦) | 大阪 |
| 28 | 2004 | 三菱水島FC (中国) | 流通経済大学 (大学推薦) | ホンダロック (九州) | 本田技研ルミノッソ狭山 (関東) | 兵庫 |
| 29 | 2005 | FC琉球 (九州) | ジェフ千葉アマチュア (関東) | ロッソ熊本 (九州) | バンディオンセ神戸 (関西) | 岡山 |
| 30 | 2006 | TDK (東北) | FC岐阜 (東海) | ファジアーノ岡山(中国) | V・ファーレン長崎 (九州) | 大分 |
| 31 | 2007 | ファジアーノ岡山 (中国) | ニューウェーブ北九州 (九州) | FC Mi-OびわこKusatsu (全社・関西) | バンディオンセ神戸 (関西) | 埼玉 |
| 32 | 2008[12] | FC町田ゼルビア (関東) | V・ファーレン長崎 (九州) | ホンダロック (全社・九州) | レノファ山口FC (中国) | 沖縄 |
| 33 | 2009 | 松本山雅FC (全社・北信越) | 日立栃木ウーヴァ (関東) | ツエーゲン金沢 (全社・北信越) | Y.S.C.C. (関東) | 長野 |
| 34 | 2010[13] | カマタマーレ讃岐 (四国) | AC長野パルセイロ (北信越) | 三洋電機洲本 (関西) | Y.S.C.C. (関東) | 千葉 |
| 35 | 2011 | Y.S.C.C. (関東) | 藤枝MYFC (東海) | HOYO AC ELAN大分 (九州) | S.C.相模原 (JFA優遇・関東) | 大阪 |
| 35 | 2012 | 長崎 |
注釈
- ^ 初年度方式は1次予選(勝ち抜き)・2次予選(2グループ)・決勝戦/3位決定戦
- ^ 決勝戦の開催地
- ^ 1節毎にヤマハG・万博・駒沢
- ^ 1節毎に鶴舞G・万博・西が丘
- ^ 1節毎に(不明)・(不明)・古河千葉G
- ^ 決勝ラウンド終了時同順位の為、順位決定戦を行う (東邦チタニウム 3-1 西濃運輸)
- ^ 昇格辞退
- ^ この年より、勝敗決着の為のPK戦を導入 (90分で未決着の場合)
- ^ a b この年はJリーグ完全1・2部制導入とそれに付随するJFL再編のために上位チームに対する自動昇格は行わなかったが、横河は既に全国社会人サッカー連盟推薦で新JFL参入を決めていた
- ^ 教育研究社FC (関西)(1次ラウンド・連盟推薦)も含め3チームが昇格
- ^ 愛媛FC(四国)(1次ラウンド・社会人連盟推薦)を含め5チームが昇格
- ^ 出場チーム数16チーム固定 (2008,2009年)
- ^ この年以降、出場チーム数12チーム固定
[編集] 関連項目
[編集] 外部リンク
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