先進医療

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
移動: 案内, 検索

先進医療(せんしんいりょう)

  • 先端技術を用いた医療。
  • 日本の医療制度における用語。本項で詳述。

先進医療(せんしんいりょう)とは日本の医療制度における用語で、大学病院などで実施される先端医療のうち厚生労働大臣の承認を受けたものを指す。先進医療は、その種別ごとに実施可能な病院が承認されている。 本制度は平成18年10月1日健康保険法の一部改正に伴い、高度先進医療から改編され開始された。適応も施設も極めて限定された治療である。

目次

[編集] 医療保険での扱い

先進医療は、通常の保険診療と費用の扱いが異なる。 通常の保険診療では、食事療養費などの例外を除いて、医療費は全て保険の対象となり、患者は一部負担金(3割分)を支払えばよい反面、混合診療として保険外の治療は全て禁止されるとの見解が有力である。しかし、先進医療と認定された場合はそのくびきから免れる反面、先進医療の費用分は私費負担が要求される。

先進医療は通常の保険診療と併用でき、その場合の患者の費用負担は次のようになる。

  • 先進医療の特別料金部分
保険対象外のため、患者が全額を支払う。
  • 通常の保険診療との共通部分(診察、入院、投薬など)
保険対象のため、患者は一部負担金(例 社会保険での3割の本人負担分など)を支払う。

また、特別料金部分は、高額療養費支給の対象にはならない。

[編集] 民間保険での先進医療保険

民間保険会社などの医療保険の上積み部分としての、先進医療保険での支払い対象となる。逆にいえば、先進医療に指定されていない治療法は、いくら先進的であっても支払い対象とはならない。また、先進医療でない治療法で十分対応できるのであれば、患者が望んだとしても先進医療で治療を行うとは限らない。治療出来る施設も限定されており、保険で金銭的な補償があるとはいえ、必ずしも夢の治療とならない場合もある。

[編集] 関連項目

[編集] 外部リンク

個人用ツール
名前空間
変種
操作
案内
ヘルプ
ツールボックス