僚機

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3機編隊の軽爆撃機九七式軽爆撃機)。この場合、先頭の1機が長機(編隊長)であり、撮影機を含む後方2機がその長機の「僚機」となる

僚機(りょうき、:wingman)とは、広義には自編隊を組む友軍機をさし、狭義にはその編隊内において指揮官部隊長隊長)が搭乗する長機とペアになる機のこと。ウィングマンウィングメイトとも。

主に空軍陸軍航空部隊海軍航空部隊など、軍用機を運用する軍隊の航空部隊で用いられることが多い

概要[編集]

民間航空と異なり、軍隊の航空部隊では偵察機観測機連絡機など一部の機種や特種任務時を除き、危険が多くハンデとなる単機飛行・単機戦闘は控え最低2機ないし3機の編隊を組むことが原則である。そのため「僚機」とは編隊内において指揮官機たる長機(編隊長)をサポートする機を意味する。

例として、ロッテ戦法・戦術は2機(ロッテ)の戦闘機がハンデとなる単機戦闘を避け、相互支援することによって効率よく、また安全に攻撃できることを目的とした航空戦における戦術である。2機1組でロッテ[1]を組み、「長機」が敵に対し攻撃・追撃を行っている間、もう1機の「僚機」は長機の上空や後方に食らい付きその援護・哨戒を行う。この際、長機の操縦者は後方を警戒する必要がないため、攻撃に集中する事ができる。僚機の操縦者は長機の操縦者の部下が務めることが多いが、文字通り後ろを任せる存在であるため僚機の存在は重要な役割を占める。

なお、船舶艦艇軍用車においても僚機と同様の単語は用いられており、それぞれ僚船・僚艇・僚艦・僚車と称される。

長機[編集]

指揮官(部隊長・隊長)が搭乗するのが長機である。接敵前は長機が編隊に与えられた任務を果たすために編隊の誘導と警戒の役目を担う。

脚注[編集]

  1. ^ 大日本帝国陸軍陸軍飛行戦隊)では「分隊」と定義した。

関連項目[編集]