作業療法

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作業療法 (さぎょうりょうほう、: occupational therapy) とは、リハビリテーション訓練のうち、主に巧緻性、ADL(日常生活動作)、上肢の運動機能、高次脳機能の向上を目的としたもの。

概要[編集]

理学療法士及び作業療法士法では、身体又は精神の障害に対し、応用的動作能力又は社会的適応能力の回復を図るため、手芸工作、その他の作業を行わせることを作業療法の定義としている。

高次脳機能のうち言語能力は言語療法の対象となる。

  • 作業療法は、作業をできるようにすることで人々の健康状態と幸福感の改善をもたらす。
  • 作業には仕事、遊び、日課、休息が含まれる。
  • 作業ができるとは、人々が仕事を適切にやり遂げられる、心楽しく遊ぶことができる、日々の生活習慣を整えられる、上手に休養することができる、という意味である。
  • 作業療法の基本目標は、人々が日常の作業をできるようにすることである。
  • 作業療法士の仕事は、作業ができるようクライエントの能力を強化したり、環境を整えることである。
  • 作業療法の効果は、クライエントが作業できるようになったかどうかで判断される。

作業療法の基礎学問[編集]

作業療法の理論的基盤[編集]

など

作業療法の効果判定で使用される主たる道具[編集]

など

日本の作業療法の歴史[編集]

世界の作業療法の歴史[編集]

  • 紀元前4世紀-3世紀(ギリシャ)- ヒポクラテスがクライエント(当時は患者と呼んだ)の回復のために作業を行わせた。
  • 1世紀(ギリシャ)- ガレノスが「仕事は天然の医師なり」と言い、作業を治療に活用した
  • 18世紀後半(フランス)- ピネルが道徳療法という名のもとで、精神科治療のために作業を用いた。
  • 18世紀後半(アメリカ)- ラッシュがアメリカで作業療法をはじめて導入した。
  • 19世紀前半(イギリス)- テュークが精神科治療のために作業療法(当時は仕事療法と道徳療法と呼称)の重要性を強調した。
  • 1916年(日本)- 呉秀三が日本に作業療法をはじめて導入した。
  • 1917年(アメリカ)- バートンがアメリカで作業療法の協会を設立した。
  • 1946年(日本)- 水野祥太郎が身体障害者公共職業補導所で作業の評価と指導を開始した。
  • 1952年(世界)- 国際作業療法士連盟が設立された。

関連項目[編集]

外部リンク[編集]