作山古墳

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作山古墳
Tsukuriyama Kofun, Soja air.jpg
国土交通省 国土画像情報(カラー空中写真)を基に作成
位置 北緯34度39分51.18秒
東経133度46分8.52秒
所在地 岡山県総社市三須
形状 前方後円墳
規模 全長286m、高さ24m
築造年代 5世紀中頃
被葬者 不明
出土品 円筒埴輪
史跡指定 大正10年(1921年)国指定
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作山古墳(つくりやまこふん)は、岡山県総社市南東部に位置する古墳時代中期の前方後円墳である。国の史跡

概要[編集]

ごく低い丘陵上に築造されていて、墳丘の長さは約286メートル、後円部の最高地点24メートル・直径174メートル、前方部の長さ110メートル、前面部幅174メートル、高さ22メートル。独立した小さい丘陵を加工した、三段築成の前方後円墳である。各段には密接した円筒埴輪が立ち並んでいたと推測されており、斜面は角礫が葺かれている。北側(前方部から見て左側)に造り出しがある。外周には周濠がない。後円部の外周には幅約20メートルの段[1]が巡っていた。前方部前面と南東部に小さな丘が残っていて見栄えに欠け、また、巨大古墳としては陪塚が伴っていない[2]

5世紀の中頃、古墳時代中期に造営された古代吉備王国豪族の墓と思われる。全国で9位の規模[3]の古墳で、岡山県下では造山古墳に次いで2位の規模である。

大正10年(1921年)3月3日に国の史跡に指定された。なお、これまで発掘調査は行われていない。

岡山市の造山古墳も同様に「つくりやまこふん」と読むが、地元では作山は「さくざん」、造山は「ぞうざん」と区別して呼んでいる。

前方部左隅に無料の駐車場、トイレ、岡山県の観光案内看板が有る。陵墓等に指定されていないことから、自由に墳丘に立ち入ることができる。交通アクセスは良好とは言えないが、吉備路自転車道が近くを通っている。

周辺の古墳群[編集]

北の丘陵には17基の前期古墳が、北東の三須丘陵には墳丘長140メートルの前方後円墳(小造山古墳)が存在し、前期・後期合わせて約350基の古墳群が形成されている[2]

脚注[編集]

  1. ^ 作山段と呼ばれる。
  2. ^ a b 村上(1991) 129ページ
  3. ^ 全国10位とのデータもある。1 大仙古墳(486メートル)、2 誉田御廟山古墳(425メートル)、3 上石津ミサンザイ古墳(360メートル)、4 造山古墳(360メートル)、5 河内大塚山古墳(335メートル)、6 見瀬丸山古墳(318メートル)、7 渋谷向山古墳(302メートル)、8 ニサンザイ古墳(290メートル)、8 仲津山古墳(290メートル)、9 作山古墳(286メートル)

参考文献[編集]

  • 村上幸雄 「作山古墳」『図説 日本の史跡 第3巻 原始3』 文化庁文化財保護部史跡研究会監修、同朋舎出版、1991年ISBN 978-4-8104-0926-0
  • 岡山県高等学校教育研究会社会科部会歴史分科会/編 『新版 岡山県の歴史散歩』 山川出版社 1991年 123ページ

関連項目[編集]

外部リンク[編集]