体循環

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
移動: 案内検索
体循環

体循環(たいじゅんかん、Systemic circulation)または大循環(だいじゅんかん)とは、血液が左心室大動脈以外の全身→大静脈右心房の経路に循環すること[1]。体循環と肺循環の血液量、すなわち左心室と右心室の拍出量は同一ではなく、体循環と肺循環の間には一部分に短縮(生理的シャント)が存在する。 例えば、気管支動脈肺動脈に、冠状動脈の一部分が左心房に還流する。そうすると、正常でも約2の体循環血は、右心系に戻れない。この短縮された量は、病的な場合に異常に増すことがある。 体循環の収縮期血圧は、肺循環の5倍の圧が加わっている。これは、体血管抵抗が、肺血管抵抗の5倍だからである。

出典[編集]

[ヘルプ]
  1. ^ 藤原道弘、高野行夫・岩崎克典・原英彰 『パートナー 機能形態学 ヒトの成り立ち 改訂第2版』 南江堂、2013年、150頁。ISBN 978-4-524-40298-4

関連項目[編集]