低コピー数解析

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

低コピー数解析(ていこぴーかいせき、Low copy number; LCN)はDNA型鑑定の一種。ごく少量の遺伝物質からDNAプロファイルを得る技術で、イギリスのForensic Science Service(FSS)が開発した。

概要[編集]

1990年代後半にFSS社によって開発され、以来2万件を超える重大な刑事事件に用いられている。現在この技術を捜査に利用できる国はイギリス、ニュージーランドオランダなどごく少数。[要出典]

信憑性[編集]

2006年にイギリスで発生したPeter Hoe事件でこの技術が使用されたが、研究者や法律関係者から多くの議論がなされた。これで得られるDNAプロファイルは再現性が薄いうえに汚染されやすく、科学的に正確だという根拠がまったくないためである。[要出典]

参考文献[編集]

  • Nature 2010.3.18 vol.464 347-348ページ