伝法灌頂

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

この項目には、一部のコンピュータや一部の閲覧ソフトで表示できない文字が含まれています(詳細)。
Dharma wheel
仏教
基本教義
縁起 四諦 八正道
三法印 四法印
諸行無常 諸法無我
涅槃寂静 一切皆苦
人物
釈迦 十大弟子 龍樹
如来・菩薩
仏の一覧
部派・宗派
原始仏教 上座部 大乗
地域別仏教
インドの仏教 中国の仏教
韓国の仏教 日本の仏教
経典
聖地
八大聖地
ウィキポータル 仏教

伝法灌頂(でんぼうかんじょう)とは、阿闍梨(あじゃり)という指導者の位を授ける儀式である。四度加行(しどけぎょう)という密教の修行を終えた人のみが受けられる。正しくは金胎両部伝法灌頂(こんたいでりょうぶ・でんぽうかんぢょう)という。金・胎とは、密教の宇宙的世界観を表す、金剛界(こんごうかい)と胎蔵界(たいぞうかい)を意味し、この灌頂によって、密教の奥義がすべて伝授され、弟子を持つこと(教師資格)が許される。また密教においては仏典だけに捉われず、口伝や仏意などを以って弟子を指導することができる。またさらには正式に一宗一派を開くことが出来るともいわれる。阿闍梨灌頂、または受職灌頂ともいう。