伊藤順一郎

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伊藤 順一郎(いとう じゅんいちろう、1954年 - )とは、東京都生まれの医学者精神科医であり、医学博士(千葉大学)。現在、国立精神・神経センター精神保健研究所社会復帰相談部部長。専門は、ひきこもりの支援、統合失調症等の精神疾患における包括型地域生活支援(Assertive Community Treatment)。

経歴[編集]

1980年に千葉大学医学部卒業(学位は医学士)。1984年に千葉大学医学部附属病院精神科助手となり、1992年から千葉大学医学部精神医学教室助手を務めた。

1994年に国立精神・神経センター精神保健研究所社会復帰相談部援助技術研究室長に転じ、2000年に同社会復帰相談部長となった。この間の1998年に、によって千葉大学より医学博士号を取得した。博士論文のタイトルは、"Distribution of EE and Its Relationship to Relapse in Japan"であった。

また、伊藤は2007年に特定非営利活動法人地域精神保健福祉機構の発足に共同代表理事として参画した。

著書・訳書[編集]

著書[編集]

  • 『SSTと心理教育』 中央法規出版、1997年(鈴木丈との共著)。
  • 『分裂病とつき合う-治療・リハビリ・対処の仕方』 保健同人社<シリーズ・こころの病気を治す>、1998年。
    • (改訂新版)『統合失調症/分裂病とつき合う-治療・リハビリ・対処の仕方』 保健同人社、2002年。
  • 『統合失調症-正しい理解と治療法』 講談社、2005年。
  • 『家族で支える摂食障害-原因探しよりも回復の工夫を』 保健同人社、2005年。
  • 『地域ケア時代の精神科デイケア実践ガイド』 金剛出版、2006年(安西信雄他との共著)。

編・監修[編集]

  • 『援助技法の実際』 星和書店<精神科リハビリテーション>1、1995年(後藤雅博、遊佐安一郎との共編)。
  • 『あせらず・のんびり・ゆっくりと-病気・くすり・くらし 統合失調症を知る心理教育テキスト当事者版』 全国精神障害者家族会連合会<ぜんかれん号外>、2001年(土屋徹他との共編)。
  • 『地域保健におけるひきこもりへの対応ガイドライン』 じほう、2004年(監修)。

訳書[編集]

  • デボラ・ベッカー、ロバート・ドレイク著 『精神障害をもつ人たちのワーキングライフ-IPS:チームアプローチに基づく援助付き雇用ガイド』 金剛出版、2004年(大島巌、松為信雄との共監訳)。

関連項目[編集]