仮面ライダー (仮面ライダー555)

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仮面ライダー(仮面ライダー555)(かめんライダー)では、特撮テレビドラマ仮面ライダー555』に登場する「仮面ライダー」について記述する。


注意:以降の記述で仮面ライダー555に関する核心部分が明かされています。免責事項もお読みください。 [記述をスキップ]


目次

[編集] 概要

本作における仮面ライダーとは、巨大企業「スマートブレイン」社によって開発された外部装置〈ギア〉(またはライダーズギア)によって形成される戦闘用特殊強化スーツを身にまとった者を指す。〈ドライバー〉と呼ばれるベルト状の装置を装着し、専用フォンに変身コードを入力しインサートすることにより変身システムが起動し、ドライバーが瞬時に〈フォトンストリーム〉(後述)を生成、装着者の身体に沿った〈フォトンフレーム〉を形成する。その後スマートブレイン製人工衛星〈イーグルサット〉が電子レベルにまで分解したスーツを電送、形成され変身する。変身後はフォンのプラットフォームに装填されたメモリーカード型キー〈ミッションメモリー〉をインターフェースとして使用することにより、各種ツールを武器として使用することができる。大きなダメージを受けると強制的に変身は解除される。

なお、「仮面ライダー」という言葉が本作関連作品の作中で使われたのは、劇場版の小説版である『555』のみ。

ライダーの全身にある「フォトンストリーム」というエネルギー流動経路を流体エネルギー「フォトンブラッド」が循環しており、心臓部に設置されているコア部分がエネルギーの流動や循環を制御している。フォトンブラッドは出力により色が赤(ファイズ、ブラスターフォーム)<黄(カイザ<青(サイガ)<銀(デルタ、アクセルフォーム)<金(オーガ)に変化し、流動していない際は黒色の「ブラックアウトストリーム」となっている。いずれも身体にかかる負荷は大きく、基本的にライダーに変身できる者はオルフェノクまたはオルフェノクに近い身体を持つ者に限られる。ただし、エネルギーの流動・循環率が高出力になればなるほど、たとえオルフェノクの身体であっても次第にその負荷に耐えられなくなっていくため、結果的に人間とオルフェノク双方にとって「諸刃の剣」と呼べる力である。

劇中に登場するベルト(ギア)は本来オルフェノクの王の護衛用として作られており、外見はアークオルフェノクに似せて造られている。性能が高ければオルフェノクの身体にも危険を及ぼしかねない仮面ライダーの戦闘システムが開発された理由は、オルフェノクの王誕生のために複数のオルフェノクの生贄が必要であり、また人間と共存したり人間として生きようとすることで王に反逆するオルフェノクが発生する危険があったからである。そのため、王を守るだけでなく殺すことさえも可能とする。

劇場版にのみ登場する、サイガとオーガはスマートブレイン社が反乱分子を排除して自らの権威をより強固なものにするために開発した、「帝王のベルト」と呼ばれる2本のライダーズギアで変身する。先に開発されたライダーズギアを超える高い性能と強大な力を秘めるが、他のベルトと異なりオルフェノクの中でも選ばれた者しか装着できない。 これら2体のライダーは、スーツの材質にファイズらに用いられる「ソルメタル」を越える性能を持つ金属「ルナメタル」を使用しているという設定がある[1]

また歴代の仮面ライダーとは一線を画すギミック(演出)として、電飾を搭載した目やフォトンストリーム部の発光がある(実装されているのはファイズとカイザのみ)[2]

[編集] 仮面ライダーファイズ

ギリシャ文字のΦ(ファイ)を模したデザイン[3]の仮面ライダー。数字表記および変身コードは「555」。フォトンストリームの色はで、複眼の色は。安定性を重視した設計のため出力は後述のライダーよりも低く設定されているが、完成度は最も高く拡張性も高い設計となっている。また、ファイズアクセル・ファイズブラスターといった強化ツールを用いることで唯一フォームチェンジが可能で、これらの欠点を十分に補うことができる。ただしフォームチェンジを行うと、身体に相応の負荷が掛かるようで、アクセルフォーム・ブラスターフォームを使用し続けていた巧は、徐々に灰化現象を進行させている兆候が見られていた。

変身の際はファイズドライバー(変身ベルト)を装着しファイズフォン(携帯電話)に変身コードを入力し、「ENTER」を押すことにより「Standing by」と発せられ、ドライバーのバックル部・フォンコネクターにフォンを突き立て左側に倒す。装着者が適合者となるオルフェノクの記号を持った者である場合は、「Complete」の音声とともに変身が完了するが、不適合者やオルフェノクの記号が無い者の場合は「Error」の音声とともにはじき飛ばされる。

ファイズに変身した人物は、乾巧(主な装着者)・赤井・海堂直也・琢磨逸郎・草加雅人・木場勇治。

フォーム
アクセルフォーム
ミッションメモリーと同型のプログラムキー・アクセルメモリーをファイズフォンのプラットフォームに挿入すること(ミッションメモリーは必殺技に使用する別のツールにセットした状態)で、「Complete」の音声と共にフォームチェンジするファイズの超高速形態。基本カラーは。胸部アーマー・フルメタルラングが展開して肩の定位置に収まり、複眼は赤、フォトンストリームは銀色のシルバーストリームに変化する(ドライバー部分を除く)。
フォームチェンジ直後の状態は待機形態(アイドリングモード)であり、ファイズアクセルのスタータースイッチを押すことにより「Start Up」の音声と共に超加速モード(アクセルモード)に移行し、あらゆる動作を通常の1000倍の速度で行うことが可能となる。だがフルメタルラングが展開するので通常時のファイズよりも防御力が低下してしまう。アクセルモード起動より10秒(アイドリングモードでは35秒)が経過すると「Time Out」、次いで「Reformation」の音声とともに通常のファイズへ戻る。シルバーストリームはフォトンストリームの耐久値の限界を示すいわば危険信号であるため、仮に35秒を超えてアクセルフォームを使用するとフォトンフレームが崩壊してスーツは破壊され、装着者は大量のフォトンブラッドを直接浴びて消滅し、さらに周囲3Km四方は空気に触れて劣化したフォトンブラッドによって汚染されることとなる。
仮面ライダーディケイド」にて、同等の能力を使用できるディケイドファイズアクセルフォームが使用した際は、「仮面ライダーカブト」のマスクドライダーシステムに搭載されている超高速移動能力クロックアップと互角のスピードを見せた。
ブラスターフォーム
ファイズブラスターに変身コードを再入力し、スロット部分・トランスホルダーにファイズフォンをセットすることで、「Awakening」の音声と共にドライバーに再起動をかけてパワーアップしたファイズの最強形態。基本カラーは赤。スーツ部分にフォトンブラッドが駆け巡ることで全身が赤色に染まる。逆にフォトンストリームの部分はフォトンブラッドの流れていない黒色のブラックアウトストリームに変化する。フォームチェンジと同様の手順を変身前に行えば、ノーマルファイズを経ずに直接変身することも可能。
全身スーツ部分に存在する赤い部分はファイズエッジ・ミディアムモードに匹敵するエネルギーを放出しているために並のオルフェノクであれば触れるだけで灰化・消滅させる。この事からも、ブラスターフォームにチェンジした形態でのファイズは、「フォトンブラッドのエネルギー体そのもの」になったと言える。
背部にはフォトン・フィールド・フローターというマルチユニットを装備している。ファイズブラスターに「5246 ENTER」のコードを入力すれば、「Faiz Blaster Take Off」の音声と共にユニットが起動し、空中を飛行可能。さらにブラスターに「5214 ENTER」のコードを入力すれば「Faiz Blaster Discharge」の音声が発せられ、フォトンフィールドジェネレーターが展開し両肩に背負う形のブラッディ・キャノンへと変形し、光弾を射出して遠距離攻撃も可能。
作中での登場回数は非常に少ないが(555本編3回、劇場版1回)、劇場版で通常時のファイズでは手も足も出なかったオーガを圧倒するなど、劇中で苦戦を強いられたのはアークオルフェノク戦のみで、ほとんどの戦闘で圧倒的な実力を見せている。
ファイズギア
ファイズドライバー
ベルト型変身ツール。変身コードを入力したファイズフォンをセットすることで適合者の全身にフォトンストリームを放出する。左右・後部にはツールを装着できるハードポイントが設置されており、右側にポインター、左側にショットをセットしていた。
ファイズフォン
携帯電話型トランスジェネレーター。ファイズドライバーと連動することで適合者をファイズへと変身させるほか、通常の携帯電話のようにも使用可能。形は折り畳み型。
フォンブラスター
ファイズフォンを横方向に折り曲げることで完成する光線銃。変身の有無を問わず使用可能で、光弾を単発で発射する「Single Mode(入力コードは103)」と、光弾を3連射する「Burst Mode(入力コードは106)」の使い分けが可能。
ファイズポインター
デジタルトーチライト型ポインティングマーカーデバイス。右足の脹脛に装着し、後述のクリムゾンスマッシュを放つ際に相手をポイント(拘束・ロックオン)する光線を発射する。
フォンブラスターにセットして射程をのばすことも可能だが、劇中では未使用。
ファイズショット
デジタルカメラ型パンチングユニット。手に装着することでパンチ力を強化する。画像、動画を記録可能だが、劇中では未使用。
ファイズエッジ
バイクハンドル型エネルギーブレード。普段はオートバジンのハンドルとなっているが、ミッションメモリーを挿入して引き抜くことにより、フォトンブラッドの刀身が生成される。ロウ・ミディアム・ハイ・アルティメットの4段階の出力調整が可能。
初使用の第8話や、『仮面ライダーディケイド』第9話ではミッションメモリーなしで使用し、必殺技を放つ際にミッションメモリーを挿入していた。
ファイズサウンダー
CDラジカセ型音波兵器。『てれびくん』で募集した新武器コンテストの金賞に選ばれたものが『ハイパーバトルビデオ』に登場した。
ファイズアクセル
リストウォッチ型コントロールデバイス。プラットフォームにはアクセルメモリーが装填されている。通常のリストウォッチとしても使用可能。
ファイズブラスター
ブラスターフォームの変身にも用いるトランクボックス型トランスジェネレーター。本編では「変な男の人」が真理に託したとされているが、劇場版においてはミナ曰く倒れていた巧が持っていた。計25種以上のパターンコードにより、必殺技の発動・ブラスター本体のモードチェンジ・オートバジンなどの制御が行える。なお、劇場版のものには「CANCEL」ボタンがない。
フォトンバスターモード
「103 ENTER」のコードを入力し「Blaster Mode」の音声が発せられた後、ボックスのアンダーパートを上方向へ180°展開・接合させることで完成する拡散フォトンブラッド砲。攻撃の際は一撃撃つ毎にポンプアクション式のショットガンと同じような動作をするが、弾丸を用いた攻撃ではなく、空薬莢が排莢されているわけではない。
フォトンブレイカーモード
「143 ENTER」のコードを入力し「Blade Mode」の音声が発せられた後、フォトンバスターモード時の砲身部に刀身が生成されることで完成する大型フォトンブラッド剣。砲身部は刀身生成時に分解され、ボックス内のサーバーに格納される。
必殺技
各ツールにミッションメモリーを挿入し、ファイズフォンの「ENTER」を押すことにより「Exceed Charge」の音声が発せられると共に、フォトンストリームを経由してフォトンブラッドが注入され、各種必殺技が使用可能となる。
ファイズの必殺技を受けて倒されるとその場に赤いΦ(○を貫く╱)の文字が浮き出る。括弧内は使用フォーム。
クリムゾンスマッシュ(通常)
ファイズポインターから円錐状の赤い光を放って目標をポイントし、跳び蹴りを叩き込む。劇中で使用したのは巧・木場だけであるが、ロックオンの仕方は異なり、巧はジャンプして前方一回転した際に、木場はその場で相手に脚を向けてロックオンする。破壊力は17t。
グランインパクト(通常)
ファイズショットを手に装着して、パンチを叩き込む。破壊力は5.2t。
スパークルカット(通常)
ファイズエッジから放ったエネルギー波で標的を拘束し、一刀両断する。
アクセルクリムゾンスマッシュ(アクセル)
超加速した状態で放つクリムゾンスマッシュ。一度に複数回ロックオン可能で、一体の敵を全方位からロックオンし連続攻撃を浴びせる・20人以上の数を全てロックオンし、ほぼ同時に撃破するなどの荒業も可能。破壊力は25.5t。
アクセルグランインパクト(アクセル)
超加速した状態で放つグランインパクト。一度に複数の敵を攻撃することができる。破壊力は7.8t。
アクセルスパークルカット(アクセル)
超加速した状態で放つスパークルカット。相手を拘束せずに、一度に複数の敵を攻撃可能。
ブラスタークリムゾンスマッシュ(ブラスター)
ファイズブラスターに「5532 ENTER」のコードを入力してファイズポインターを起動させ[4]、空中高く飛行して跳び蹴りを叩き込む。標的に命中した際はポインターとなったフォトンブラッドが巨大な渦を巻くことが特徴。この渦には凄まじい物理的な攻撃力があり、劇場版では発動した際に戦いの舞台であるドームに大きな損壊を起こした。破壊力は30t。
フォトンバスター(ブラスター)
エクシードチャージしたファイズブラスター・フォトンバスターモードから強力なフォトンブラッドの光弾を放つ。一撃で巨大なオルフェノクを灰化させるなど、威力の大きさは桁違いである。『仮面ライダーディケイド』では、ディケイド・コンプリートフォームが召喚した際のフォトンバスターは光弾ではなくビーム状の光芒を放っている。
フォトンブレイカー(ブラスター)
フォトンフィールドフローターを起動して上空へ舞い上がり、ファイズブラスター・フォトンブレイカーモードから巨大なフォトンブラッドの刃を伸ばし、標的を一刀両断する。列車一両を軽々と両断するなど、同じ剣型武装であるファイズエッジとは比べ物にならない威力を発揮する。
専用ビークル
オートバジン
  • 全長:2100mm
  • 全幅:880mm
  • 全高:1260mm
  • 重量:207kg
  • 最大出力:450馬力
  • 最高時速:380km
スマートブレイン社の子会社であるスマートブレインモーターズ製の可変型バリアブルビークル(ベースモデルはホンダXR250)。左側のハンドルグリップは着脱可能(上述)。通常はビークルモードで活動しているが、装備されたAIによりバトルモードと呼ばれる、人型のロボット形態(身長:205cm)へ自律変形し独自にファイズ[5]のサポートを行う。本体の胸部(ハンドル手前)にあるスイッチを押すことで、任意で変形可能。バトルモードでは2500馬力を誇る最大出力・高い戦闘能力を活かして格闘するほか、後輪が変形した高速ホバー滑走機能を持ち、飛行も可能。また武器として前輪・バスターホイールに仕込まれた16門のガトリングマズルを装備し、12mm弾を1秒間に96発連射する。
最終回で変身が解除された巧をアークオルフェノクから救おうと援護し、光弾を喰らって破壊されるもファイズブラスターを投げ渡した。
ジェットスライガー
  • 全長:4300mm
  • 全幅:1640mm
  • 全高:2150mm
  • 重量:525mm
  • 最大出力:1900馬力
  • 最高時速:1300km
スマートブレインモーターズ製の超高性能バイク。搭載するジェットエンジンによる高速移動に加え、タイヤが90°回転し地面と平行な形になることによって滑空・水平方向への移動も可能にするほか、短時間なら飛行が可能。攻撃手段は巨大なボディを利用した突撃攻撃のほか、追尾式ミサイル・フォトンミサイルの発射ポッド・光弾などの重火器も搭載している。ただし、その分操作性は非常に困難な模様で、実際巧はうまく操縦する事が出来ずにいた。
「操縦者より走行能力を重視」というコンセプトのもと、ファイズ・カイザ・デルタの各ギアに対応する三機が開発されており、自身のフォンに「3821(Three Eight Two One)」と入力すれば各々に対応するジェットスライガーの呼出・搭乗が可能。呼出の際は自動操縦によりライダーの元へ向かい、到着後はライダー自身が操縦する。
ファイズのものは、初使用の第31話ラストと第32話冒頭にかける場面で、巧の操縦ミスによって、自滅に近い形で大破させてしまった挙句、デルタのジェットスライガーが放ったフォトンミサイルを食らって、あっけなく木っ端微塵に破壊されてしまった。設定上カイザのものも存在するが、劇中ではサイドバッシャーしか使用せず、未登場。

[編集] 仮面ライダーカイザ

ギリシャ文字のΧ(カイ)を模したデザインの仮面ライダー。数字表記および変身コードは「913」。フォトンストリームの色は黄で、複眼の色は紫。パワーではファイズに大きく勝るが、その反面瞬発力に劣っている。フォトンブラッドはファイズのものより高出力で、フォトンストリームは高出力フォトンブラッドの安定供給を図るため2本に分かれてマウントされており、この取り回しから〈ダブルストリーム〉と呼ばれている。

変身の手順はファイズと同様。オルフェノクの記号を埋め込まれた人間でも変身が可能だが、記号にある程度順応した者でなければ、変身解除後はオルフェノクのように灰化、死亡してしまう。記号を全く持たない人間は変身不能であり、劇場版のディレクターズカットにて啓太郎が特殊薬品「変身一発」を飲んで変身を試みた際は、薬品の効果が一度では現れず「Error」の音声とともにはじき飛ばされた。なおシステム装着時の身体能力は、適合・不適合に関係なく発揮できる。不適合者を死に至らしめる特性から、劇中では「呪われたベルト」と形容された。

小説版『異形の花々』では「オルフェノクに対抗する組織」が開発した量産型ギアとなっており、草加雅人を含め3人のカイザが登場した。

カイザに変身した人物は、草加雅人(主な装着者)、高宮航太、西田清高、神道貴久、影山冴子。雅人の死亡後は、テレビ版では木場勇治、劇場版では菊池啓太郎が変身する。

カイザギア
カイザドライバー
ベルト型変身ツール。変身コードを入力したカイザフォンをセットすることでフォトンストリームを放出する。左右と後部にはツールを装着できるハードポイントが設置されており、右側にブレイガン、左側にショット、後部にポインターをセットできる。最終回でアークオルフェノクの攻撃で破壊された。
カイザフォン
携帯電話型トランスジェネレーター。カイザドライバーと連動することで装着者をカイザへと変身させるほか、通常の携帯電話のようにも使用できる。形はターン式(構造上、液晶画面が非常に小さい)。ファイズフォンとはスイッチ音、音声が異なる。最終回でカイザドライバーとともにアークオルフェノクに破壊された。
フォンブラスター
カイザフォンを変形させた光線銃。機能、形態はファイズの持つフォンブラスターと同じ。
カイザショット
デジタルカメラ型パンチングユニット。ファイズショットと同じ働きをする。
カイザブレイガン
「Χ」を模した形状の剣・銃一体型のマルチウェポン。手前にあるレバー〈コッキングレバー〉を引くことで「Burst Mode」の音声とともに濃縮フォトンブラッドの弾丸を放つガンモードが起動し、ミッションメモリーを挿入することによりブレードモードが起動、グリップ下部よりフォトンブラッドを帯びた刀身が生成される。また、ガンモードはブレードモードの起動状態に関わらず使用可能。その構造上、基本的にブレードモードの際は逆手で構えることになる。(木場が使用した際には順手に持ち替えていた。)なお、『仮面ライダーバトル ガンバライド』ではカイザブレイガン・ガンモードによる攻撃は「ブレイガンショット」と名付けられている。
ちなみに555に登場する武器は家電製品や日用道具としての側面を有しているが、このブレイガンは最初から戦闘以外に使用用途の無い唯一のアイテムである。
カイザポインター
デジタル双眼鏡型ポインティングマーカーデバイス。ファイズポインターと同じ働きをする。当初はカイザギアのなかに付属されておらず、花形によって雅人に与えられた。
必殺技
ファイズと同様、エクシードチャージにより各ツールにフォトンブラッドを転送して必殺技を発動する。
カイザの必殺技を受けて倒された場合、その場に黄色のΧの文字が浮き出る。
カイザスラッシュ
カイザブレイガンの銃口から光線を放って目標をポイントし、「Χ」を模した光と共に敵に突進しブレードで切り裂く。
グランインパクト
カイザショットを手に装着して殴りつける。ファイズの技と性質は変わらないが、カイザのパワーがファイズを上回るためこちらの方が威力が高い。破壊力は5.5t。
ゴルドスマッシュ
カイザポインターから二重の四角錐状の光を放って目標をポイントし、キックの一撃を放つ、カイザ最大の必殺技。雅人は両足蹴り、啓太郎と木場は跳び蹴りを放つ。破壊力は23.5t。
専用ビークル
設定上は専用のジェットスライガーも所有しているが作中未登場。
サイドバッシャー
  • 全長:2370mm(ビークル)
  • 全幅:1960mm(ビークル)、1650mm(バトル)
  • 全高:1170mm(ビークル)、2450mm(バトル)
  • 最大重量:425kg
  • 最大出力:950馬力(ビークル)、3750馬力(バトル)
  • 最高時速:360km(ビークル)、120km(バトル)
スマートブレインモーターズ製の可変型バリアブルビークル。通常は〈ビークルモード(サイドカー)〉で活動しており、サイドカー部分〈ニーラーシャトル〉を切り離しての自走もできるほか、〈バトルモード〉と呼ばれる大型二足歩行型戦闘メカに自律変形しカイザのサポートを行う。
左腕の6連装ミサイル砲〈エクザップバスター〉と、右腕の4連装バルカン砲〈フォトンバルカン〉による砲撃戦を得意とする。第46話から47話にかけての対ジェットスライガー戦では両腕を用いた格闘戦も行った。オートバジンと異なりバトルモードにおいても操縦することができる。カイザ以外も操縦可能であり、劇場版では海堂も操縦した。
所有者の雅人は極度の潔癖症だったため、洗車されているシーンがよく見られた。

[編集] 仮面ライダーデルタ

ギリシャ文字のΔ(デルタ)を模したデザインを持つ仮面ライダー。数字表記は「333」。基本カラーは銀色。フォトンストリームの色はブライトカラー(ファイズアクセルフォームの銀色と同等)で、複眼の色はオレンジ。システムとしてはファイズ、カイザよりさらに高出力ではあるが、その構造は前述の2つほど練られていない。フォトンストリームはブライトカラーのフォトンブラッドを全身に循環させるため、一体のストリームを要所で三股に分けることで逆ボトルネック効果を生み出す〈ビガーストリームパターン〉という特殊な取り回しになっている。

最初期に開発されたシステムであり、他のライダーズギアとは仕様が異なり、ツールも少ない。変身の際はデルタドライバーを装着し、デルタフォンのトリガーを引きながら「変身」と音声入力、「Standing by」の音声が発せられ、ドライバーにセットされているデルタムーバーにフォンを接続させることで「Complete」の音声とともに変身する。オルフェノクでなくても流星塾生のようにその記号を体内に持っていれば変身が可能だが、順応が低い不適合者では極めて攻撃的な性格へと変貌していく。これは胸部に装備された闘争本能活性化装置・デモンズスレートが発するガンマ脳波の周波数を強制的に引き上げる特殊な電気信号・デモンズイデアによるものである。このうち徳本と新井に関しては、変身前の状態でも指から赤い電撃を放てるという特殊能力が身に付く現象が確認された(本人達曰く「デルタの力は変身後に残留する」とのこと)。オルフェノク以外で装着しても凶暴化することがなかったのは修二や雅人、里奈等(オルフェノクの記号を埋め込まれた者、もしくはオルフェノクでないと変身できない。) デルタに変身した人物は、三原修二(主な装着者)、木村沙耶、徳本恭輔、新井賢、河内勇樹、北崎、草加雅人、乾巧、阿部里奈、村上峡児。

デルタギア
デルタドライバー
ベルト型トランスジェネレーター。トランスジェネレーターと一体型の構造は、最初期に開発されたシステムであることに起因する。ゆえにバックル部にはミッションメモリーのみが装填されており、ハードポイントは右側にデルタムーバー用のものが1つのみ。
デルタフォン
携帯電話型ツール。銃のグリップのような形状をしており、テンキーはついておらずコード入力はすべて音声で行う。ファイズ、カイザと違い、ドライバーとトランスジェネレーターが一体となっているため、デルタフォンはそのシステムのロックを解除する役割を持つ。使用者が英語でナンバーを音声入力することで携帯電話としても使用できる。
デルタムーバー
デジタルビデオカメラ型マルチウェポン。デルタフォン・デルタドライバーと連動することで装着者をデルタへと変身させる。単体での武器として使われることはなく、基本的にデルタフォンと組み合わせて用いられる。デルタフォンと接合させた状態で取り外し「Fire」と音声入力すれば「Burst Mode」の音声が発せられ、光弾を発射する〈ブラスターモード〉として使用可能。さらにミッションメモリーを挿入(この際「Ready」の音声と共に銃身が伸長する)して「Check」と音声入力すれば「Exceed Charge」の音声が発せられ、相手をポイント(拘束・ロックオン)する光線を発射する〈ポインターモード〉として使用可能。また、ディスプレイ部を展開して照準器として利用することもできる。
必殺技
ファイズやカイザと同様に、ミッションメモリーをデルタムーバーにセットして発動する。
デルタの必殺技を受けて倒されたオルフェノクは赤い炎に包まれて灰化し、その場に青紫色のΔの文字が浮き出る。
ルシファーズハンマー
デルタムーバー・ポインターモードから三角錐状の光を放って目標をポイントし、修二はデルタムーバーを持ったまま前蹴り、雅人はデルタムーバーを腰に戻して両足蹴りを放つ。設定上、ファイズ、カイザのキックよりも威力が高い。破壊力は24t。
専用ビークル
ジェットスライガー
スマートブレインモーターズ製の超高性能バイク。ファイズの物と同型。デルタフォンを使用するため、呼出コードは音声入力で行われる。
第31・32話冒頭では北崎が操縦し、ファイズのジェットスライガーをミサイルで破壊した。その後第46・47話にて村上が使用するが、雅人が操縦するサイドバッシャー・バトルモードの猛攻を受け大破した。

[編集] ライオトルーパー

ギリシャ文字のΟ(オミクロン)を模した、量産型の戦闘用特殊強化スーツ。生産性を上げるためにフォトンストリームはオミットされている。ライダーズギア同様、オルフェノクのみが変身可能。スペックこそ劣るものの、ファイズやカイザを超える高い汎用性を備えている。テレビ本編と劇場版では、生産数や設定に幾つかの違いも見受けられる。

テレビ本編では、オルフェノクの王を倒す事を目的としていたスマートブレイン社の前社長・花形が、強奪したライダーズ・ギアのデータを元にして開発。スマートブレイン本社の地下にある「流星塾」にて密かに完成させた。木場に選抜されたオルフェノクの7人が使用し、いずれの戦いでも6人編成で戦っている。変身プロセスは、コアとドライバーが一体化した変身ベルト・スマートバックルによって変身する。花形はライオトルーパー開発の際、偶然地下の流星塾に迷い込んできた、オルフェノクでは無い2人の男を、変身の実験体にしているが、結果は灰化という形で失敗に終わっている。この事からも、花形は本来、ライオトルーパーを普通の人間でも使用できるよう開発していた事が伺われる。

劇場版では、スマートブレイン社がライダー騎兵用に開発し、一万人の大部隊を編成しているという設定。劇中ではその一部が登場。変身プロセスは、劇場版では胸付近に手をもっていくことで変身する。他の5つのライダーギアは大きなダメージを受けた場合自動的に変身が解除されるが、ライオトルーパーは劇中では変身した状態のままスーツ内部でオルフェノクの亡骸である灰が詰まった状態で描かれており、大幅なコストダウンが図られていることが見受けられる。

ライオトルーパーに変身した人物は、テレビ本編では海堂直也及びスマートブレインSP部隊。劇場版ではスマートブレインSWAT部隊長及びスマートブレインSWAT部隊。

ツール
アクセレイガン
ジャイロアタッカーのハンドグリップを取り外したもの。光弾銃形態の「ガンモード」と、コンバットナイフ形態の「ブレードモード」に変型する。
専用ビークル
ジャイロアタッカー
  • 全長:2110mm
  • 全幅:880mm
  • 全高:1260mm
  • 重量:201kg
  • 最大出力:320馬力
  • 最高時速:340km
ライオトルーパー専用バイク。オートバジンの量産型で変形機能は排されているが、その分機動力が向上している。製造コストはオートバジンの80分の1にまで削減されている。劇場版のみ登場。
なお劇場版にはサイドバッシャー、ジェットスライガー(DC版のみ)に搭乗しているライオトルーパーも登場する。さらに『仮面ライダーディケイド』に登場した際にはサイガの装備であるフライングアタッカーを使用して飛行する姿も見せた。
また劇場版では、処刑前に真理を助けに行こうとした啓太郎も搭乗していた。

[編集] 仮面ライダーサイガ

ギリシャ文字のΨ(プサイ)を模したデザインの仮面ライダー。数字表記および変身コードは「315」。フォトンストリームの色は青で、眼の色は紫。また本作のライダーでサイガのみスーツが白である。

変身の手順はファイズと同様。専用装備であるフライングアタッカーによって高い機動力と制空能力を持ち、空中戦を前提として開発されたライダーズギア。ライダーズギアの中では最高位の性能を誇る物であり、そのあまりの性能の高さゆえオルフェノクの中でもその性能を引き出せる相応の能力を持つ選ばれた者しか装着することができない。劇中ではスマートブレイン親衛隊のエリートであるレオが変身。

サイガギア
サイガドライバー
ベルト型変身ツール。カラーリングを除けばファイズの物と同様。帝王のベルト[6]の1つである「天のベルト」の通称がある。
サイガフォン
携帯電話型トランスジェネレーター。通常の携帯電話としても使用可能。サイガドライバーと連動することで適合者をサイガへと変身させる。形状や待機音、スイッチ音などはファイズフォンと同様で、カラーリングとミッションメモリーが異なる。
フォンブラスター
サイガフォンを横方向に折り曲げることで完成する光線銃。ファイズの物と同型だが、こちらの方が威力は高い。並のオルフェノクなら数発撃たれただけで灰化してしまう。
フライングアタッカー
飛行用バックパック。最高時速820km、上昇限度は5000m、高い機動性で飛行しながらも細やか動きで縦横無尽に飛びる制空力を持つ。
飛行に用いるほか、砲撃形態「ブースターライフルモード」や、操縦桿・ステアコントローラーのみを引き抜いて変型させた「トンファーエッジモード」としても使用することができる。ブースターライフルモードにおいては光子バルカンを主兵装とし「ライフルモード」及び「シングルモード」を使い分けることができる。ブースターライフルモードになっても飛行は可能だが、トンファーエッジモードにおいては操縦桿をトンファーエッジとして使用するため飛行・射撃はできない。
驚異的な機動力を生み出すもアクセルフォームとの機動力勝負の際に使用されたが、アクセルフォームのスピードの前に破壊された。着脱可能で、変身の際に装備の選択が可能。
必殺技
ファイズ等とは異なり、ツールなしで放つことができる。
コバルトスマッシュ
フライングアタッカーによって飛翔し、空中高くから跳び蹴りを放つ。(劇中未使用)[7][8]
スカイインパクト
上空からフライングアタッカーのブーストを利用しての強力なパンチを繰り出す。(劇中未使用)
サイガスラッシュ
エクシードチャージしたフライングアタッカー トンファーエッジモードで敵を切り裂く。

[編集] 仮面ライダーオーガ

ギリシャ文字のΩ(オメガ)を模したデザインの仮面ライダー。数字表記および変身コードは「000」。フォトンストリームの色は金で、眼の色は赤。機動性重視のサイガとは対照的にパワー重視の設計で、通常時でさえサイガギアの2倍以上のフォトンブラッドを生成しており、ファイズ ブラスターフォームに匹敵するスペックを持つ。また、超高出力のフォトンブラッドを制御する目的で、メイン動力炉となる「ブラッディ・コア」の他に、全身の各所にサブコアとなる「ブラッディ・オーブ」が設けられている。「ルナメタル」という金属を用いた強固な装甲だけでなく、「賢者の衣」の異名をとる特殊繊維「ワイズマンローブ」によって桁違いの防御力も誇る。

変身の手順は他ライダーと同様。その最大出力は計り知れずオルフェノクの中でも心・技・体の全てにおいて優れた者でしか扱えず、それ以外の者は変身時の衝撃に耐えきれず灰となって即死する[8]。劇中では村上峡児に騙された木場勇治が変身する。

オーガギア
オーガドライバー
ベルト型変身ツール。カラーリングを除けばファイズの物と同様だが、ベルト部分が皮製である。帝王のベルト[6]の1つである「地のベルト」の通称がある。
オーガフォン
携帯電話型トランスジェネレーター。通常の携帯電話としても使用可能。オーガドライバーと連動することで適合者をオーガへと変身させる。形はファイズフォンと同型だがスイッチ音と音声、カラーリング、ミッションメモリーが異なる。フォンブラスターとしても使用できるが、劇中では未使用。
オーガストランザー
オーガを象徴する武器で、『冥界の剣』の異名を持つマルチウェポン。ミッションメモリーをセットすると短剣形態から長剣形態に変形する。剣の機能に加えて短剣形態時には銃の機能も持つが、後者は劇中未使用。
必殺技
スマートブレインが開発したギアの中で、唯一キック技を持っていない。
オーガストラッシュ
長剣モードに変形させ、エクシードチャージを発動させたオーガストランザーから伸びる伸縮拡張自在(設定上は無限に伸びる)のフォトンブラッドの刃で敵を切り裂く。

[編集] 脚注

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  1. ^ DVD『仮面ライダー555 パラダイス・ロスト』劇場公開版DVDのデータファイルより。
  2. ^ 本来この演出は、諸々の問題点(電光発生装置、そのバッテリーはどうやって内蔵するか、発熱は、アクションの邪魔にならないか、他多数)があり、当初は立っているだけのアクションができない電飾スーツがオープニング映像やジャンクション映像で使用されていたが、スーツ制作のレインボー造形企画が東映側に秘密裏に研究して完成したアクション可能な電飾スーツ(きちんと完成してないうちから期待を持たせて、やはり失敗したと言うのでは悪いからと言う理由で、完成まで東映側には秘密だったと言う)が第38話で初披露となった。夜間等の暗闇では非常に画面映えがするものの、電子回路が水に弱いため雨天時の撮影に向かず、のぞき穴が無いのでスーツアクターの視界を完全に塞いでしまう弊害もあった(第38話次回予告(東映公式サイト)
  3. ^ 後の『ネット版 仮面ライダーディケイド オールライダー超スピンオフ』内において、裏モチーフとしてサメを採用し、触角の曲がり具合や顎のクラッシャーにその名残があることが語られた。
  4. ^ 設定上ではこの際「Faiz Pointer Exceed Charge」の音声が出力されるが、コード入力を行ったのが劇場版一度のみで劇中では確認できない。
  5. ^ ただし他にファイズに変身している者がいる状況などでも、劇中では一貫して巧個人のために行動していた。
  6. ^ a b 帝王のベルトは、劇場版の前日談『MASKED RIDER 555 EDITION - ロスト・ワールド-』では、スマートブレインに回収されたデルタのベルトを基に造られたとされている。
  7. ^ 『週刊 仮面ライダー OFFICIAL DATA FILE』
  8. ^ a b 『平成仮面ライダー英雄伝』 株式会社カンゼン。

以上で仮面ライダー555に関する核心部分の記述は終わりです。


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