仮面ライダー (仮面ライダー電王シリーズ)

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仮面ライダー(仮面ライダー電王シリーズ)(かめんライダー)では、特撮テレビドラマ仮面ライダー電王』、及びその関連作品に登場する「仮面ライダー」について記述する。

劇場版のゲスト仮面ライダーについては各作品の項目を参照。

概要[編集]

劇中では「仮面ライダー」や「ライダー」などの名称は使用されず、単に「電王」や「ゼロノス」などと呼称される[1]。『週刊 仮面ライダー OFFICIAL DATA FILE』、『仮面ライダーthe 40thコレクション』ではそれぞれ(〜型)装甲戦士と称される。「時の列車」の防衛システム的な立場で、主要なアイテムは人間がイメージした形を基に作られる。

各ライダーに共通して、仮面・「電仮面」や強化服・「オーラスキン」、追加装甲・「オーラアーマー」といった、自身のオーラやイマジンがフリーエネルギーによって変換されたものが変身によりボディに装着される。また、フォームチェンジの際にはイマジンそのものを憑依させ、性格や戦い方を含む全てを反映させる場合がある。

デザイン上の共通のモチーフは「電車」である。顔やボディにレールが刻まれていてその上を電仮面が走る、電仮面に覆われない口元のレールが他の仮面ライダーでいう「クラッシャー」に相当する意匠となる、電王などの変身アイテムが非接触型ICカード乗車券を模している、などといった具合である。

クロスオーバー作品に登場するネガ電王やオニの一族は、それぞれの作品の記事を参照。また、他作品のライダーや戦隊は記述しない。

なお、この項目で用いる便宜上の略称は以下の通りとする。

仮面ライダー電王[編集]

野上良太郎が変身する仮面ライダー。彼に憑依するイマジンも、実体化により自分のオーラをフリーエネルギーに変換したフォームに変身可能[3]。複数のライダーパスがあれば同時変身も可能。イマジンが憑依した(もしくは直接変身した)各フォームは、それぞれのイマジンの決め台詞を言う[4]

TVシリーズ第1話でハナが発言したことから、特異点であることが変身可能な条件であると思われるが、実体化したイマジンも変身可能な他、『ディケイド』の「電王の世界」では、変身者である良太郎がデンライナーと別行動していて、単体で変身可能な筈のモモタロス達も世界の崩壊の影響で実体化ができなくなった為、他の人間に憑依して変身していた。劇中では、士、ユウスケ(共にモモタロスが憑依してソードフォーム)、夏海(ウラタロス、キンタロス、リュウタロスが憑依してロッドフォーム、アックスフォーム、ガンフォームの3形態)といった『ディケイド』のレギュラー達が変身していた。

公式サイトや『俺、誕生!』のDVDの字幕や台本などでは「憑依するイマジンのイニシャル+電王」(例えばモモタロスが憑依したソードフォームは「M電王」)として区別されるが、ジークが憑依したウイングフォームのみ「W電王」と呼称される[5]

フォーム
プラットフォーム
  • 身長:180cm
  • 体重:80kg
  • パンチ力:1t
  • キック力:3t
  • 走力:100mを10秒
  • ジャンプ力:ひと跳び10m
電王の素体形態。基本カラーはだが、ウイング、クライマックス、ライナー、超クライマックスフォームに変身する場合はそれぞれに対応して外見が変化する。フォームスイッチを押さずに良太郎が単独変身した場合や各フォームからイマジンが離れた場合にこのフォームとなる。また、イマジン達との“繋がり”が悪くなると出力されるフリーエネルギーが少なくなり、ライナーフォーム以外にはフォームチェンジできなくなる。
基礎体力は生身より上昇しており、デンガッシャーも使用可能[6]だが、スペックの数値的には弱い部類に入り、劇中ではあっさり負けてしまうことが殆どである。
良太郎の「弱さ」を表現するために、白倉伸一郎プロデューサーの提案で撮影直前に急遽デザインされたものであるが、結果的に物語中で非常に重要な役割を幾度も演じることとなった[7]
基本的に、電王への変身はこのフォームを介してオーラアーマーの装着が行われるが、各イマジンが単独で変身する場合は、プラットフォームを経ずに直接各フォームに変身する(ネガタロスが変身するネガ電王は除く)。また、TVシリーズ終盤、劇場版シリーズではイマジンが憑依した際に自動的にオーラアーマーが分離してフォームチェンジすることもある。
ソード、ロッド、アックス、ガンの各フォームのオーラアーマーは、同一のパーツが前後入れ替わり、可変などしてこの形態に装着される。
ソードフォーム
  • 身長:190cm
  • 体重:87kg
  • パンチ力:5t
  • キック力:7t
  • 走力:100mを5.2秒
  • ジャンプ力:ひと跳び35m
  • 登場作品:全作品
モモタロスのオーラをフリーエネルギーに変換して変身する基本形態。基本カラーは。電仮面は桃のレリーフが顔のデンレールを伝わって眼前に収まり、中央から割れた状態で固定され、葉の部分はチークガードのように移動する。
常に正面から敵に挑み手数の多さで圧倒する戦闘スタイルが特徴で、デンガッシャー・ソードモードを使用しての白兵戦で最もその本領を発揮する。しかし、スピードにやや特化していることと武器の特性上、防御力の高い敵、空中から襲ってくる敵が苦手で、モモタロスが泳げないため水中戦も不可能(水中に逃げた敵をデンガッシャー・ソードモードの刃先を飛ばして攻撃することは可能)。
必殺技は「デンライダーキック」。『超・電王』にて、「俺の超必殺技」として回し蹴りを2発決めた後、跳び回し蹴りを叩き込む。
仮面ライダーミニ電王
『俺、誕生!』にて登場した形態。 詳細はこちらを参照。
ロッドフォーム
  • 身長:187cm
  • 体重:102kg
  • パンチ力:4.5t
  • キック力:9t
  • 走力:100mを9秒
  • ジャンプ力:ひと跳び20m
  • 登場作品:TVシリーズ・『バトルDVD』・『俺、誕生!』・『クライマックス刑事』・『さらば電王』・『超・電王』・『EPISODE RED』・『スーパーヒーロー大戦』
ウラタロスのオーラをフリーエネルギーに変換して変身する形態。基本カラーは。電仮面は海亀のようなレリーフが頭頂からデンレールを伝い眼前で固定されると、ヒレが逆転して角状のアンテナ・ストレイダーに可変。甲羅部分がヘキサゴンスキャンアイ(複眼)を象る。オーラアーマーはソードフォームのパーツを前後逆に着装し、胸部が左右に展開、ショルダーガードになる。チェスト部分のアーマーケロンもまた亀甲柄を思わせる。
機動力は高くないが、巧みな話術、足技を絡めたテクニックを駆使して相手を翻弄し、デンガッシャー・ロッドモードを使用した中距離白兵戦は勿論、水中、空中にいる敵に対しても優位に戦闘を進めることが可能で、戦闘を離脱しようとした敵を強制的に引き戻すことも可能。また、ウラタロスが泳げるため水中戦が可能。
必殺技は「デンライダーキック(破壊力:20t)」。「ソリッドアタック」(後述)により動きを封じた状態から跳び蹴りを叩き込む。
アックスフォーム
  • 身長:185cm
  • 体重:93kg
  • パンチ力:8t
  • キック力:5t
  • 走力:100mを7秒
  • ジャンプ力:ひと跳び30m
  • 登場作品:TVシリーズ・『バトルDVD』・『俺、誕生!』・『クライマックス刑事』・『さらば電王』・『超・電王』・『EPISODE YELLOW』・『スーパーヒーロー大戦』
キンタロスのオーラをフリーエネルギーに変換して変身する形態。基本カラーは金色。電仮面は斧型のレリーフがデンレールを伝い眼前に固定。外側が左右に展開して「金」の字を象っている。オーラアーマーは単純にソードフォームの前後が入れ替わった状態。
4フォーム中最強のパワー、腕力、防御力を持ち近距離戦を得意としており、高い防御力を活かして敵の攻撃を受け止め、本条との契約中に空手と間違えて会得した相撲の張り手や突っ張り、デンガッシャー・アックスモードを用いて、真っ向から力押しで圧倒する戦闘スタイルが特徴。
ガンフォーム
  • 身長:197cm
  • 体重:98kg
  • パンチ力:6t
  • キック力:10t
  • 走力:100mを4秒
  • ジャンプ力:ひと跳び42m
  • 登場作品:TVシリーズ・『バトルDVD』・『俺、誕生!』・『クライマックス刑事』・『さらば電王』・『超・電王』・『EPISODE BLUE』・『EPISODE YELLOW』・『スーパーヒーロー大戦】
リュウタロスのオーラをフリーエネルギーに変換して変身する形態。基本カラーは。電仮面は龍の顔で、オーラアーマーはソードフォームの装甲が上部に展開した形となる。
4フォーム中最もキック力、機動力に優れ、総合的な戦闘能力は4フォーム中最も高い。デンガッシャー・ガンモードの特性上接近戦では不利になることもあるが、4フォーム中唯一遠距離戦が可能。ダンスの動きを取り入れた格闘、銃撃戦により、一方的に攻撃して相手に反撃の隙を与えない戦闘スタイルをとる。
リュウタロスの性格上、周囲の障害物を気にも留めずに銃弾を乱射したり強引に戦闘を仕掛けることが多いため、良太郎が自分の意思でこのフォームに変身することは滅多になく、良太郎自身の意思で変身したのはTVシリーズ31話、最終話のみと非常に少ない。
ウイングフォーム
  • 身長:193cm
  • 体重:90kg
  • パンチ力:4t
  • キック力:8t
  • 走力:100mを3.8秒
  • ジャンプ力:ひと跳び50m
  • 登場作品:TVシリーズ[8]・『バトルDVD』・『俺、誕生!』・『さらば電王』・『超・電王』
ジークのオーラをフリーエネルギーに変換して変身する形態。基本カラーは金色。変身直後に一瞬だけ背中のオーラアーマーが展開した巨大な翼が現れる(『俺、誕生!』のみの描写)。電仮面は白鳥のような形状で、首を折りたたむように変形して装着される。変形後の電仮面はを象った形状でオーラアーマーも肩が翼状になっている。
他の4フォームと異なり、フォームチェンジ完了後は汽笛ではなく白鳥の鳴き声のような音が鳴る。シルエットはソードフォームに酷似しているがオーラスキンは金色に、オーラアーマーは白を基調とした色になっており、変身中、フォームチェンジ中に現れるプラットフォームもその色になっている。
全フォーム中最も機動力に優れ、敵の攻撃を避けつつ2つのデンガッシャーによる重い一撃を叩き込む格闘を得意とする。しかし、ジークの性格上油断しやすく、危機を招くこともある。戦闘中は腰の後ろに手を当てていることが多い。
『俺、誕生!』のポスターではガオウと戦う姿が描かれているが、実際は戦闘は行わずに背後から不意打ちを食らってダウンしてしまった。
クライマックスフォーム
  • 身長:190cm
  • 体重:119kg
  • パンチ力:8t
  • キック力:10t
  • 走力:100mを4秒
  • ジャンプ力:ひと跳び42m
  • 登場作品:TVシリーズ、『バトルDVD』・『クライマックス刑事』・『さらば電王』・『EPISODE RED』・『EPISODE YELLOW』・『レッツゴー仮面ライダー』
モモタロスたち4体のイマジンのオーラを一挙にフリーエネルギーに変換して変身する電王の強化形態。決め台詞は特にないが、『クライマックス刑事』で「俺達、参上!」と言った。基本カラーはで、4つの電仮面を各部(ロッドが右肩、アックスが左肩、ガンが胸部)に配したその形状から、劇中では「てんこ盛り」と呼称される。頭部の電仮面は、ソードフォームから桃の皮が剥ける様なイメージで変形する。その外見から、敵に「気持ち悪い」と評されることもある。基本的にソード、プラットフォームから変身するが、設定上どのフォームからでも変身は可能。実際、TVシリーズ第44話、『クライマックス刑事』ではガンフォームから、『さらば電王』ではM良太郎から直接、『レッツゴー仮面ライダー』ではモモタロスが単独変身したソードフォームから変身している。
各フォームの長所を併せ持ち、4フォーム全てのデンガッシャー、必殺技を使用可能だが、基本人格がモモタロスであるため、使用するのはほとんどソードモードである(TVシリーズ第44話でガンフォームから変身した際には、一時的にガンモードを使用した)。また、使う技に応じて胸のターンブレスト、全身のデンレールを経由し、ソード以外の電仮面を移動させ、電仮面を左腕に集中させた「パンチモード」、右足に集中させた「キックモード」となる。
良太郎はこのフォームを気に入っているが、イマジンらの方は当初窮屈なため積極的に変身することを嫌っていた。また、彼らの心が一つにならなければ変身できないが、全員が同じことを考えてさえいればその内容に制限はない。電仮面部分の痛覚はそれぞれに対応するイマジンが感じるため、モモタロスはほとんど痛みを感じないが、他の3人がいきなり動いた場合などはモモタロスが痛みを感じる。
『さらば電王』で仮面ライダー幽汽 ハイジャックフォームによる攻撃を受けて変身解除されるまでは無敗を誇っている。
必殺技は以下の通り。
  • ボイスターズキック(破壊力:30t)」[9]:キックモードの状態で跳び蹴りを放ち、ロッドフォームの電仮面の刃を突き刺す。
  • ボイスターズパンチ(破壊力:30t)」:パンチモードの状態でパンチを叩き込み、アックスモードの電仮面の刃を突き刺す。
  • ボイスターズシャウト」:胸部のガンフォームの電仮面を展開させオーラエネルギーのミサイルを多数発射する。
  • ボイスターズスラッシュ[10]:ソードフォームと同様にデンガッシャー・ソードモードから繰り出す[11]
ライナーフォーム
  • 身長:195cm
  • 体重:94kg
  • パンチ力:6t
  • キック力:7t
  • 走力:100mを3.5秒
  • ジャンプ力:ひと跳び45m
  • 登場作品:TVシリーズ・『バトルDVD』・『さらば電王』、『仮面ライダーウィザード』TVシリーズ
デンカメンソードにより強化された良太郎のオーラをフリーエネルギーに変換して変身する電王の形態。基本カラーはで、電仮面はデンライナーゴウカ、ボディのライナーブレストはキングライナーを模している。基本人格は良太郎のままだが、デンカメンソードのモードにより戦闘スタイルが変化する。
機動力に長けるものの、良太郎自身の戦闘能力の低さを補うため、モモタロスたちは基本的にデンライナー食堂車内に特設した4つのブースがある大型回転椅子で待機し、そこからデンカメンソードを介して良太郎と会話しサポートを行う。この椅子の席には優劣が存在しており、進行方向に向かっている席が上座に相当し、デンカメンソードの各モード時、良太郎との会話時には上座にいるイマジンのみが権利を行使できるために、上座の奪い合いも多々行われている。その他の席ではデンカメンソードのモードにも反映されず、良太郎との会話も不可能。なお、劇中で上座にいることは、カメラ正面に位置していることがそれを表すという演出が行われている。
デンカメンソードのターンテーブルを回転させ、出現した金色のレール上を滑るように移動しながら後方より現れるオーラライナーと共に突撃する数々の必殺技を持ち、これらは良太郎により「電車斬り」と総称される。ソードの各デンカメンモードに連動してモモタロスらの椅子も回転するため、使用後はモモタロスらが酔うこともある。デンカメンソードと椅子の連動は一方通行で、幾らイマジンが椅子を回してもデンカメンモードには反映されず、デンカメンモードの選択権利はあくまで電王が持っている。
4体のイマジンの力が宿った武器であるデンカメンソードを使用可能な形態であり、走力、スピードなどクライマックスフォームを上回る能力もあるものの、主人格がモモタロス達より戦闘技術的に劣る良太郎であるため、総合的な戦闘力ではクライマックスフォームに劣るが、「電車斬り」はTVシリーズでは電王最強の威力を誇った。
『さらば電王』では、デンカメンソードを使用せずに変身し、デンガッシャー・ソードモードも使用している。
良太郎が時間の歪みの影響で少年の姿になってからはこの形態に変身したことがない。『ウィザード』特別編ではソードフォームからモモタロスの人格のまま変身した。
超クライマックスフォーム
『超・電王』にて初登場した新たな強化形態。詳細はこちらを参照。
ツール
ライダーパス
電王への変身、デンライナーの呼び出しなどに用いるパス。作中では単に「パス」とだけ呼ばれる。時刻がぞろ目になる瞬間に任意の扉にかざすことにより、デンライナーの走る異空間への扉が開かれる。ライダーパス、ライダーチケット自体は単なる乗車券として複数流通しており、時を越えるために利用する一般人もいる。
リュウタロスを除く良太郎に憑依しているイマジンたちがデンライナーに乗車可能なのは、良太郎が所有するライダーパスの共有をオーナーから認められているためである。そのため契約し実体化した場合、もしくは良太郎がパスの共有を拒否した場合、そのイマジンは不正乗車となりオーナーから乗車拒否の宣告を下され、時の狭間を永遠に彷徨うことになる。また、ゼロライナーと互換性がある。
後述の通り、ベルトのターミナルバックルにセタッチすることでフリーエネルギーをフルチャージして各フォームの必殺技を発動させるが、セタッチ後はパスを放り投げることが多い。この放り投げたパスを探すシーンは『EPISODE YELLOW』で初めて描かれたが、パスを海東大樹に奪われ、さらにデンライナーまで盗まれるという呆気ない事態を招いてしまった。そのため、アックスフォームで変身した際フルチャージ後パスを放り投げずに腰に閉まっている。
デンオウベルト
電王の変身ベルト。ライダーパスを持つ装着者のチャクラを利用して実体化する。バックル部「ターミナルバックル」はICカード専用改札機を象っている。各フォームに対応する4色のボタン「フォームスイッチ」を押すことによりフォームの選択が可能で、このとき固有の電車のミュージックホーンのような効果音が発生する。この状態からバックル部のターミナルバックルにライダーパスをセタッチ(Set and Touchの略だが劇中で呼ばれたことはない)することにより、プラットフォーム以外は各フォームの名称の音声と共に電王に変身する。変身と同時にベルトの両サイドにデンガッシャー各パーツをセットするホルダーが装着される。変身の解除はベルトを外すことにより自動的に行われる。
ウイングフォームの場合は黒くフォームスイッチが独自の形状に変化し[12]、バックル部分は専用の「ウイングバックル」になっている。また、変身待機音も通常フォームのようにミュージックホーンのようなものではなく、ハープの演奏のような優雅なものである[13]
戦闘時にパスをターミナルバックルにセタッチすることで、「Full Charge」の音声と共にフリーエネルギーをフルチャージして必殺技を発動させる。
番外編ではあるが、後の仮面ライダーディケイドのネットムービーにおいてのみ、変身に失敗すると「Error」と発声している。またベルトのバックルのマークは本来シングルアームのパンタグラフを模しているが、形がアルファベットの「T」に見えるため同ネットムービーにおいて「Train」、「Tokei」、「電車の分岐点をイメージしている」などの説が浮上した。
デンガッシャー
電王が携行している万能武器。通常は一番:ソードパーツ、二番:ガンパーツ、三番:アックスパーツ、四番:ロッドパーツの4つのパーツに分離してベルト両サイドのホルダーにセットされているが、状況に応じて連結させ、ソードフォーム専用の「ソードモード」、ロッドフォーム専用の「ロッドモード」、アックスフォーム専用の「アックスモード」、ガンフォーム専用の「ガンモード」、ウイングフォーム専用の「ブーメランモード」、「ハンドアックスモード」と、各フォームに対応する5つの形態を使い分ける。4つのパーツは近づけるとフリーエネルギーにより自動連結するため、空中での連結も可能。オーラアーマー同様、フォームチェンジにともない自動的に連結する場合もある。
ソードモード
ソードフォーム専用の剣形態。刃の「オーラソード」は厚さ30cmの鉄塊を一撃で切断できる切れ味を誇り、後述の必殺技発動時にはフリーエネルギーをフルチャージして本体から切り離し、遠隔操作することが可能。前述のとおり、ソードフォーム以外のフォームでも使用されている。また、『ディケイド』の15話ではアリゲーターイマジンが奪い取って使用した他、電王からファイナルフォームライドしたモモタロスがモモタロスォードとの二刀流を披露した。
必殺技は「エクストリームスラッシュ(別名:俺の必殺技)」。フルチャージにより強化したデンガッシャー・ソードモードのオーラソードを本体から分離させて遠隔操作して敵を両断する。作中、一番たくさんの派生型が生まれた必殺技である。
ロッドモード
ロッドフォーム専用の竿/槍形態。通常は槍のように振るい、先端の刃、「ロッドヘッド」で敵を突き刺す。持ち手にあるデンリールを回転させることで、ロッドヘッドからオーラの糸、オーララインを伸ばし、巨大な鯨をも吊り上げて捕縛することができる。後述の必殺技発動時にはフリーエネルギーをフルチャージして亀甲状の網・オーラキャストに変化させることも可能。『EPISODE YELLOW』ではウラタロスがロッドフォームに変身せずに使用した。
必殺技は「ソリッドアタック」。フルチャージしたデンガッシャー・ロッドモードを相手に突き刺してオーラキャストに変化させて捕縛する、或いは相手を薙ぎ払う様な形でフリーエネルギーの光弾を放つ。
アックスモード
アックスフォーム専用の斧形態。刃の「オーラアックス」は厚さ35cmの鉄塊を叩き割るほど頑丈で高い破壊力を持ち、斬りつけた相手に大きな物理的ダメージを与える。敵に投げつけて使用したこともある。
必殺技は「ダイナミックチョップ」。フルチャージにより強化したデンガッシャー・アックスモードでジャンプからの急降下唐竹割りや周囲への薙ぎ払いによって相手を両断する。技名を使用後に言うことが特徴だが、例外的に『さらば電王』、『EPISODE YELLOW』では使用前に言っている。
ガンモード
ガンフォーム専用の銃形態。トリガーを引くことで銃口からフリーエネルギーを変換した高い破壊力の銃弾を連射することができる。『クライマックス刑事』ではオーナーも使用した。
必殺技は「ワイルドショット」。フルチャージしたデンガッシャー・ガンモードと両肩のドラゴンジェムからエネルギー光弾を発射する。リュウタロスが電王に変身せずにリュウボルバーでこの技を使う際には実弾になる。
ブーメランモード&ハンドアックスモード
ウイングフォーム専用のブーメラン&手斧形態。ブーメランモードは右手に持ち、鋭利な切れ味を誇る刃で敵を斬り、投げつけるだけでなく小型の剣としても威力を発揮する。ハンドアックスモードは左手に持ち、アックス同様に頑丈で高い破壊力を持つ。
必殺技は「ロイヤルスマッシュ」。フルチャージしたデンガッシャー・ハンドアックスモードとブーメランモードを時間差で投げつけた後、走ってデンガッシャーを取りに行き斬り付ける。『さらば電王』ではデンガッシャーを同時に投げつけて放つ形になっている。
ライダーチケット
イマジンは契約完了する契約者の体から過去の時間へ飛ぶことが可能。ブランクのチケットをその契約者の頭にかざすとカードにイマジンの画像、飛んだ年月日が表示される。ライダーパスにチケットを入れ、デンライナーゴウカに格納されているマシンデンバードにセットすることにより、デンライナーを操縦してイマジンの飛んだ過去へ飛ぶことが可能。この時に、車両の先頭部分にチケットに表示された行き先の年月日が表示される。 また、あり得ない日付が記されたチケット、日付の入っていないチケットをセットされると、時の列車は暴走してしまう。片道のチケットは役目を終えると、ゼロノスカードが変身で消費するのと同様に消滅してしまう。
ケータロス
クライマックスフォームへの変身、デンカメンソードの呼び出しに用いる赤い携帯電話。『俺、誕生!』における牙王との戦いで、モモタロス以外の3体が別の時間の良太郎にとり憑いたことが原因で一時的に消滅した際、良太郎の「ずっとみんなと繋がっていられたら」というイメージが具現化し、残った彼らの砂から出現した。契約したイマジンがどこにいようと会話することが可能で、通常の電話機能も持ち合わせる。
3(モモ)、6(ウラ)、9(キン)、#(リュウ)、コールボタンの順にフォームスイッチを押した後、右横のスイッチを押して(その際「Climax Form」の音声が発せられる)デンオウベルトに装着することにより変身する。当初はケータロスからレールのような物が出現してデンオウベルトに合体、それに沿って移動することで自動的に装着されていたが、途中から直接手で装着するようになる。また、ベルトに装着された状態で召喚されることもある。
『さらば電王』ではクライマックスフォーム、ライナーフォーム共に、ケータロスが装着されたデンオウベルトにライダーパスをセタッチすることで変身した。チャージアンドアップスイッチを押してからライダーパスを展開してセタッチすることにより、「Charge And Up」[14][15]の音声とともにフリーエネルギーをフルチャージして必殺技を発動できる。
普段は良太郎が所持しているが、『レッツゴー仮面ライダー』では、モモタロスが所持していた。
デンカメンソード
ライナーフォームへの変身にも用いる[16]剣型の武器。未知の未来への分岐点の影響により2007年以前の世界で良太郎にイマジンが憑依できなくなったため、ウラタロスとオーナーの提案により、リュウタロスのデザインを基にモモタロス達のイメージを具現化させて出現した。ケータロスをコールボタンを押さずにプラットフォームのデンオウベルトに装着(または、ケータロスが取り付けられた状態のデンオウベルトを良太郎が装着)することにより召喚し、刀身の峰部分のパススロットルにライダーパスを挿入することで変身する。
モモタロスら4体のイマジンのオーラエネルギーを電仮面に変換し、グリップのターンテーブル上に円陣を組むことで形成されており、その形状から盾の様に使用されることも多い。本体の重量を活かして鋭利な刀身で敵を斬りつける。また、吊革状のデルタレバー[17]を軽く引いてターンテーブルを90度回転させることにより、モモタロスたちが待機する食堂車内の回転椅子も連動して回転し、刀身側に位置する電仮面に対応する「モモソード」・「ウラロッド」・「キンアックス」・「リュウガン」の4つのモードの選択が可能となっている。このモード選択により、対応するイマジンとの会話・能力・必殺技の使用が可能。また、選択したイマジンの戦闘技術をある程度トレースすることも出来、リュウガン時には軽快なステップを、キンアックス時にはアックスフォーム並のノーガードによるゴリ押し戦法を取った。ただし標準モードにあたるモモソードではモモタロスのような荒々しい接近戦スタイルではなく、通常の良太郎の動きである。リュウガンモードの場合では、フリーエネルギーを光弾化させて発射可能。テーブルを数回転させた場合は「フルスロットルブレイク」をモモソードの状態で発動できる。
必殺技は以下の通り。
  • デンカメンスラッシュ」:デンライナーゴウカを模したオーラライナーと共に突撃し、デンカメンソード(モモソード)の刀身から伸びるオーラエネルギーの刃で相手を両断する。
  • デンカメンアタック」:デンライナーイスルギを模したオーラライナーと共に突撃し、刀身にオーラエネルギーを纏ったデンカメンソード(ウラロッド)で相手を刺し貫く。
  • デンカメンチョップ」(未使用):デンライナーレッコウを模したオーラライナーとともに突撃し、オーラエネルギーを纏ったデンカメンソード(キンアックス)の刀身で相手を倒す。
  • デンカメンショット」:デンライナーイカヅチを模したオーラライナーと共に突撃し、刀身にオーラエネルギーを纏ったデンカメンソード(リュウガン)を投げて相手を貫く。
  • フルスロットルブレイク[18]:ゴウカ、イスルギ、レッコウ、イカヅチを模した4つのオーラライナーと共に突撃する。
また、ソードフォームとの合体技で相手にデンガッシャー・ソードモードを当ててから同時にフルチャージして繰り出す強力な斬撃も存在する。
合体技
括弧内は電王側の使用フォーム。
ダブルライダーキック(クライマックス)
『クライマックス刑事』で使用。キバ キバフォームとの合体技。自身の「ボイスターズキック」とキバの「ダークネスムーンブレイク」の同時攻撃。破壊力は60t。
『バトルDVD』使用必殺技
すべてライナーフォームで使用。
ストレッチパンチ&キック
ウラタロスから教わった技。手を回しながら連続パンチ 足伸びでのキックを叩き込む。
プッシュキック
キンタロスから教わった技。進むごとにキックを連続で叩き込む。
ロールパンチ
リュウタロスから教わった技。
ブンブンスクリュー
モモタロスから教わった技。腕をブンブンと回し、横回転で体当たりする。
電車突進
「フルスロットルブレイク」に酷似している技だが、回転椅子にすわるモモタロス達も走っている。
専用ビークル
マシンデンバード
  • 全長:2130mm
  • 全幅:790mm
  • 全高:1180mm(通常時)、1390mm(高速走行時)
  • 最高時速:360km(通常時)、1010km(高速走行時)
  • 乗車定員:2名
  • ベース車種:ホンダXR250
電王の専用バイクにして、デンライナーの運転席を兼ねるコントローラー。基本カラーは青、白。先端は新幹線を模している[19]。普段はデンライナーゴウカ1号車に格納されており、ライダーパスをキーボックスに差し込むことにより起動する。デンライナーの運転中はデンバードのエンジンも稼動し、タイヤは勢いよくその場で回転する。デンバードに取りつけられた射出ボタンを押すことでデンライナーから射出され、普通のバイクとしての使用も可能。バイクとしては変身後の電王が主に使用しているが、M良太郎やU良太郎も運転したことがある。良太郎が変身せずに運転したことは一度も無い。車体後部のパンタグラフデンギャザー」を立てることにより、空気中の電気を吸収しての高速走行も可能。複数台存在するのか、TVシリーズ第41話でオクトイマジンに洗脳され、ガソリンの缶に突撃して海に落ちて破壊されたり、『EPISODE RED』でキンタロスの腕力でハンドルが壊れたが、何事もなく復活していた。
前輪に「フロントミサイル」という武装も備えているが、劇中未使用。
「品川」ナンバーナンバープレートを掲示している。
デザインモチーフは新幹線500系電車。前輪の両サイドにあるパーツは新幹線用の密着連結器をモチーフにしている[20]

仮面ライダーゼロノス[編集]

桜井侑斗が変身する仮面ライダー。決め台詞は戦闘前の「最初に言っておく」。続けてアルタイル、ゼロフォームでは、侑斗が敵に対し「俺はかーなーり強い!」など自分の強さ、気分をアピールする。ベガフォームの場合は、デネブがどうでもいいことを説明したりどうでもいいことで敵に謝ったりとどこかずれている。

変身システムやイマジンの力の発現機構は電王のそれとは根本的に違う思想により作られており、特異点、それに憑依しさらに実体化したイマジンでなくとも変身可能であるが、変身には有限的な“代償”(詳細は後述)が存在するため、変身回数は自ずと限られる。

公式HPなどでは「各フォームのアルファベット表記の頭文字+ゼロノス」(ベガフォーム=Vゼロノス)で区別される。

必殺技は相手に命中した際はアルタイルフォームでは緑色の「A」、ベガフォームでは黄色の「V」が浮かび上がる。

フォーム
アルタイルフォーム
  • 身長:192cm
  • 体重:89kg
  • パンチ力:5t
  • キック力:7t
  • 走力:100mを5秒
  • ジャンプ力:ひと跳び35m
  • 登場作品:TVシリーズ、『俺、誕生!』、『バトルDVD』、『クライマックス刑事』、『EPISODE RED』、『レッツゴー仮面ライダー』
侑斗(または桜井)のオーラをフリーエネルギーに変換して変身するゼロノスの基本形態。基本カラーは。電仮面は牛の頭のような形状で、ゼロノスベルトのバックル部には緑色の「A」の文字が浮かび上がっている。電王 プラットフォームと同様にイマジンの力は使用しないが、侑斗(または桜井)自身のオーラをフリーエネルギーに変換しているため、ソードフォームと同等以上の戦闘能力を誇る。ベガフォーム時にデネブが離れた場合もこのフォームとなる。
身軽でスピードを活かした戦闘を得意とする他、侑斗が普段からデネブに対してプロレス技をかけていることもあってか、戦闘時にもプロレスのような立ち回りをする。デネブを呼び出し共に戦うことも可能。
名前の由来はわし座アルタイルから。
ベガフォーム
  • 身長:199cm
  • 体重:123kg
  • パンチ力:7t
  • キック力:10t
  • 走力:100mを9.7秒
  • ジャンプ力:ひと跳び25m
  • 登場作品:TVシリーズ、『俺、誕生!』、『バトルDVD』、『クライマックス刑事』、『EPISODE RED』
デネブのオーラをフリーエネルギーに変換して変身する形態。基本カラーは。電仮面はドリルのような形状から星形に展開したものとなっており、ゼロノスベルトのバックル部には黄色の「V」の文字が浮かび上がっている。フォームチェンジの際は、ゼロノスベルトにアプセットされているゼロノスカード(緑)を抜き取り、裏返して黄色の面を表にし再びアプセットすることにより、実体化したデネブがフリーエネルギーに変換され、直接ゼロノスに追加装甲として装着される。胸部のデネブブレストにある顔はデネブ曰く飾りで、視覚、聴覚は電仮面にて稼動している。アルタイルフォームから変身するため、侑斗が直接ベガフォームに変身することは無い。
アルタイルフォームに比べ機動力は低下するが、ゼロガッシャーを片手で使用するなどパワー、防御力は上昇する。また、両肩に装備されたデネブの五指からは光弾「ゼロノスノヴァ」が発射可能な他、劇中未使用だが背部に纏ったマント・デネブローブを全身に纏うことで姿を消すことも可能。
名前の由来はこと座ベガから。ベガ、アルタイルは共に七夕伝説の織姫彦星を示し、デネブを併せて夏の大三角を現す。
ゼロフォーム
  • 身長:192cm
  • 体重:89kg
  • パンチ力:7t
  • キック力:9t
  • 走力:100mを4秒
  • ジャンプ力:ひと跳び42m
  • 登場作品:TVシリーズ、『さらば電王』、『EPISODE RED』
赤いゼロノスカードにより変身する最強形態[21]。基本カラーは赤銅色(付いたような)。外見は色の差異を除きアルタイルフォームそのものであるが、独自の武装としてデネブがフリーエネルギーで合体結合したガトリングガン型武器、「デネビックバスター」を装備している。ゼロノスベルトのバックルの左端には赤色の「Z」の文字が浮かび上がっている。
アルタイルフォームを上回る戦闘能力を誇り、全フォーム中最も素早く身軽な動きで相手を翻弄し、デネビックバスターによる高速射撃で強引に押し切る戦法を得意とする。デネブと別行動をとっている時などはデネビックバスターが使用不可能なため、他のフォーム同様ゼロガッシャーを使用して戦うこともある。パワーに関してはデネブが直接身体に宿ったベガフォームに劣るが、TVシリーズ第41話の能力紹介コーナーでは侑斗自身が最強フォームと紹介している。
ツール
ゼロノスカード
ゼロノスへの変身等に用いる切符型カード。表にしてゼロノスベルトに挿入する面によりフォームの選択が可能。カードに走る溝が緑色の面(アルタイル)、黄色の面(ベガ)であるものの他、赤色の面(ゼロ)の裏側に緑または黄色の面があるもの2種類の合計3種類が存在する。所持することで、一時的に所持する者の存在が消えたパラレルワールドになるタイムラグはあるが特異点のように時間の干渉を防ぐことが可能。
変身解除により消滅する度に、特異点も含め1枚につき多くの人物から(劇中の描写から、付き合いの浅い=記憶、印象の薄い人間から優先的に)、桜井侑斗に関る記憶が欠落する。上記のカードの内、緑と黄色の面のみのカードで変身すれば桜井がこれまで作ってきた記憶が、赤い面のあるカードで変身すれば侑斗が現在で作った記憶が人々の中から欠ける。このカードは、変身解除の際にベルトから抜き取ると消滅する使い捨ての片道切符であるため、桜井の持つカードが全てなくなることは桜井自身の存在の消滅を意味する。緑色の面のカードは蒸発、赤色の面のカードは砕け散る形で消滅する。
無くなった後に桜井がカードを補充に来ていたことから、記憶の消滅は共有しているものと思われる。
ゼロノスベルト
ゼロノスの変身ベルト。自動改札機を象っている。装着者のオーラを利用して実体化する。バックル部の「クロスディスク」にゼロノスカードを挿入することにより、フォームごとに異なる音声(アルタイル、ベガフォームはそれぞれのフォーム名、ゼロフォームは「Charge And Up」。)と共にゼロノスへと変身する。変身と同時にベルトの両サイドにゼロガッシャーの各パーツと、ゼロノスカードを収納するホルダーそれぞれをセットするホルダーが装着される。変身の解除はカードを抜き取りベルトを外すことにより自動的に行われる。戦闘中にバックル左上のフルチャージスイッチを押すことにより、「Full Charge」の音声と共にフリーエネルギーをゼロノスカードにフルチャージし、そのカードをゼロガッシャー、デネビックバスターの「ガッシャースロット」に装填することにより必殺技を発動可能。
バックル上部には左右にスライドするチェンジレバーがあり、ゼロノスカードを挿入する際は1度レバーを右側へスライドさせる(変身時に自動で左側へスライドする)。また、ベルトの左側にはゼロノスカードを収納するケースが装着されている。
なお、変身時の効果音は和風で、電王と違い全フォーム共通である。
ゼロガッシャー
ゼロノスが携行している武器。オーラアーマーの1種であるゼロメタルにより構成されており、デンガッシャーよりやや大型。通常は「サーベルパーツ」と「ガンパーツ」という2つのパーツに分離してベルト両サイドのホルダーにセットされており、状況に応じて連結させることで「サーベルモード」と「ボウガンモード」の2つの形態をとる。パーツは近づけるとフリーエネルギーにより自動で連結、大型化する。またガンパーツには、ガッシャースロットがある。
サーベルモード
ゼロガッシャーのサーベル形態で、刃の「オーラサーベル」は一振りで40cmの鉄塊を粉砕できる。第36話で電王 プラットフォームに貸し出したこともあった。
必殺技は「スプレンデッドエンド」。フルチャージしたゼロガッシャー・サーベルモードで相手を両断する。振り抜く事でフリーエネルギーの斬撃を飛ばすこともできる。
ボウガンモード
ゼロガッシャーのボウガン形態で、銃口の「オーラボウガン」から黄色い光矢を発射する。
必殺技は「グランドストライク」。フルチャージしたゼロガッシャー・ボウガンモードから光矢を発射する。1回のフルチャージで連射可能(『俺、誕生!』、『クライマックス刑事』にて)。
デネビックバスター
デネブがフリーエネルギーに変換されることで発現する、ゼロフォーム専用のガトリングガン型武器。基本カラーは金と緑。グリップ上部にガッシャースロットがある。デネブの指の銃口が変化した10門の「ゴルドフィンガー」から無数のフリーエネルギーの光弾を高速連射する。光弾1発のみの威力こそデンガッシャー ガンモードに劣るが、高速連射が可能なため、総合的な攻撃力ではこちらの方が高い。発射後、ゼロノスがその射撃の反動で、両足が後ずさる描写からも連射の反動は凄まじいものと推測される。ゼロフォームへの初変身の際にゼロノスを守ろうと勢いで変身したため、当初はデネブ自身も変身及び解除方法をよく分かっていなかった。デネブが変身しているため銃身は非常に強固な作りで、接近戦時には銃口付近(デネブで言えば裏拳にあたる部分)で敵を殴打することもある。
必殺技は「バスターノヴァ」。フルチャージしたデネビックバスターから高エネルギーのビームを放つ。
専用ビークル
マシンゼロホーン
  • ベース車種:ホンダXR250
ゼロノスの専用バイクにして、ゼロライナーの運転席を兼ねるバイク型のコントローラー。ゼロノスカード或いはライダーパスをキーボックスに差し込むことにより起動する。外見、スペック、機能は電王のマシンデンバードと同様だが、後部の集電装置「ゼロギャザー」の形状と、フロント部にタンクローリーさえも一突きにする突撃攻撃用の2本の角「ゼロホーン」が装備されている点が異なる。バイクとしては変身後のゼロノスが主に使用しているが、『EPISODE RED』では侑斗が生身で運転したほか、デネブも運転した。

仮面ライダーNEW電王[編集]

野上幸太郎が変身する新型の電王。劇中では通常に「電王」、区別の場合では、『さらば電王』では「新しい電王」、『EPISODE BLUE』では「もう一人の電王」、「幸太郎の電王」と呼称され、『レッツゴー仮面ライダー』では「仮面ライダー電王」と名乗った。

変身システムは電王のそれと変わらないが、憑依したイマジンを武器に変形させる能力を持つ。

良太郎が変身する電王のプラットフォームに相当する状態(藍色を基調としたもの)は、変身時に一瞬登場するのみであり、この状態で戦闘を行うことはない。

フォーム
ストライクフォーム
  • 身長:194cm
  • 体重:92kg
  • パンチ力:6t
  • キック力:7t
  • 走力:100mを4秒
  • ジャンプ力:ひと跳び38m
  • 登場作品:『さらば電王』、『超・電王』、『EPISODE BLUE』、『レッツゴー仮面ライダー』
幸太郎のオーラをフリーエネルギーに変換して変身するNEW電王の基本形態。基本カラーは藍色。ライナーフォームに酷似している鋭角的な電仮面、全身を走るデンレール、胸のターンテーブルなどが特徴。俊敏なフットワーク、幸太郎が得意とする剣術を駆使して戦う。『さらば電王』では自身の強さへの絶対的自信から相手を見下す形で、あらかじめ宣言したカウント以内に敵を倒す戦法を好んでいた。だが死郎に敗北し、幸太郎の心境の変化、成長により「カウントゼロからが本当の戦い」という結論から以後行わなくなる。その後『EPISODE BLUE』ではテディの提案により久しぶりに行われ、以前のような相手を見下す形ではなく、自身への制約、目標としてのものに変化、『レッツゴー仮面ライダー』でも行われた。
「電王が新幹線」ならば「NEW電王はヨーロッパの超特急」という優雅で洗練されたテーマがあり「電王より未来の電王」のコンセプトでデザインされた。電仮面はウイングフォームをデザインするときに別案で描かれた「悪の電王」・「黒いソードフォーム」のデザイン画を元にしている。カラーリングのは当時発売された「高級缶ビール」から。
必殺技は「ストライクスパート(破壊力:22t)」。
右足にフリーエネルギーを漲らせた後、跳び蹴りを放つ。
ベガフォーム
『超・電王』にて登場した特殊な形態。詳細はこちらを参照。
ツール
ライダーパス
NEW電王への変身、NEWデンライナーの呼び出しなどに用いるパス。外見は電王のものと同様だが、NEWデンオウベルトに自動的にセタッチされる機能が追加されている[22]
NEWデンオウベルト
金色のデンオウベルト。音声、カラーリング、変身待機メロディを除き、変身方法、外見的な特徴は通常のデンオウベルトと同様。フォームチェンジ機能は搭載されていないが、憑依したイマジンによって変身時のエフェクトの色が変化し(変身する際のセタッチ時の音声は「Strike Form」のみ[23])、憑依したイマジンはそのままNEW電王の武器に変形する。
ベガフォームの場合はデネブ自体が武器になることはなくそのままフォームチェンジし、ターミナルバックルは緑色になっていた(ベガフォーム用のフォームスイッチ、変身待機音、「Vega Form」の電子音声は無い)。
デンガッシャー
腰に携行する武器。外見、機能は電王のものと同様。
ソードモード
『超・電王』で、ストライクフォームがテディと共闘する時に使用した。
マチェーテディ
  • 全長:1250mm
  • 重量:107kg
テディがフリーエネルギーにより合体結合した銃剣。NEW電王が通常使用する武器でもある。幸太郎が指を2度はじくのを合図に変身する。意思を持つため自力で動き、それを応用しての攻撃も可能。鋭い刃で敵を斬りつけ、先端の銃口から強力な破壊光弾を発射する。ストライクフォームの背中にかつぐことも可能。
必殺技は「カウンタースラッシュ」。
フルチャージしたマチェーテディで両断する(フルチャージを行わなくても使用可能)。
キンタオノ
『EPISODE BLUE』で、幸太郎に憑依したキンタロスが変化した巨大な斧。強力な切れ味であらゆる物を寸断するが、キンタロスの体重の影響であまりに重く、取り扱いに大変苦労してしまう代物でもある。そのため劇中では思うように使いこなせず、あまり効果的なダメージを与えられなかった。
ウラタザオ
『EPISODE BLUE』で、幸太郎に憑依したウラタロスが変化した釣竿。竿の部分が鞭状に伸び、敵を叩く形で攻撃する。だが、機能的にも見た目通りただの釣竿のため、攻撃はできてもダメージを与えることは不可能。また、幸太郎とウラタロスのコンビネーションが合わなかったため、木の枝に引っかかり、さらには電王 プラットフォームにも攻撃を加えてしまった。
モモタケン
『レッツゴー仮面ライダー』で、幸太郎に憑依したモモタロスが変化した剣。刀身が燃え上がる炎の様な形になっており、刀身に炎を纏わせて相手を斬り裂く。また、柄の部分にモモタロスの顔を模した分銅が付いており、それを振り回しての攻撃も可能。マチェーテディの使用で剣の扱いが慣れていた為、キンタオノやウラタザオとは逆に、使いこなせていた。
専用ビークル
マシンデンバード
NEWデンライナーの運転席を兼ねるバイク型のコントローラー。外見、機能は電王のものと同様。主にNEW電王時に使用するが、『EPISODE BLUE』ではテディが使用した。

敵ライダー[編集]

黒いライダー(正式名称不明)[編集]

『超ヒーローファイル 3』で描かれた「特別読み切りまんが」(作:飯田浩司)に登場するライダー。全身が黒く、頭部、ボディには稲妻状の模様があり、デンカメンも稲妻のような形状をしている。襟足からは髪の毛のようなものが生え、肘、太ももには3本ずつ棘のようなものが付いている。大量のイマジンを引き連れゼロノスを追いつめるが駆けつけた電王の「俺の必殺技 パート2」で首を斬られ倒された。

ツール
ベルト
ターミナルバックルは稲妻を模したものとなっている。
デンガッシャー
ロッドモードと同じ連結だが、G電王の十手モードと同じくロッドモードのように長く伸びてはおらず『オーラアックス』が伸び、デンガッシャーの一番、四番の先端から稲妻状の刃が伸びている。

参考文献[編集]

  • 「電王創造記(上)俺、誕生編」フィギュア王特別編集『ライダーグッズコレクション2008 仮面ライダー電王』ワールドムック705、ワールドフォトプレス、2008年、pp.25 - 31。ISBN 978-4-8465-2705-1
  • 「電王創造記(下)侑斗をよろしく編」同上、pp.55 - 61。
  • 「DEN-O DESIGN WORKS【ライダー編】 PLEX座談会:菊池和宏×阿部統×田野辺尚伯×高木義弘」『DEN-O PERSPECTIVE 仮面ライダー電王公式読本』ミリオンムック06、ミリオン出版、2008年、pp.130 - 136。ISBN 978-4-8130-6206-6
  • 「電王デザイン画ギャラリー(劇場版キャラ編)」フィギュア王特別編集『ライダーグッズコレクション2009EX 仮面ライダー電王2』ワールドムック775、ワールドフォトプレス、2009年、ISBN 978-4-8465-2775-4

脚注[編集]

  1. ^ ただし、『ディケイド』で電王を目撃したユウスケが「この世界の仮面ライダー」、『EPISODE YELLOW』でモモタロスが大樹/ディエンドを「お宝好きの泥棒ライダー」と呼称していた。『レッツゴー仮面ライダー』では幸太郎が自らを「仮面ライダー」と呼称しているが、これにより『電王』シリーズで初めて「仮面ライダー」という単語が使われた。
  2. ^ プラット、ライナーフォーム以外は回想のみ登場。
  3. ^ この時は良太郎の変身の時と違い、プラットフォームを経ずに直接それぞれの形態に変身するが、『レッツゴー仮面ライダー』でモモタロスが単独で変身した電王は、良太郎の変身と同じ演出になっている。
  4. ^ 平成シリーズでは『仮面ライダー龍騎』以降主役ライダーもフォーム数が抑えられ(多くとも3つ)、全体的な強化となっていたが、本作からは『仮面ライダーアギト』までの長短が異なるパワーバランスの変化による多数のフォームチェンジが行われる(『仮面ライダーディケイド』を除く)。
  5. ^ ジークの名前の由来からすると "Sieg" から「S電王」となるところだが、ドイツ語由来で分かりづらく紛らわしいためこれは避けられた。仮面ライダー電王(東映公式)”. 2011年4月17日閲覧。
  6. ^ 実際使用したのは、TVシリーズ第40話、『EPISODE RED』でソードモードのみ。
  7. ^ 『ライダーグッズコレクション2008』 ワールドフォトプレス、2008年、pp.30 - 31。ISBN 978-4846527051
  8. ^ 第24話で初変身、第27話は『俺、誕生!』の回想シーンのみ。
  9. ^ 『クライマックス刑事』では、電仮面が移動することなく、左足で繰り出した。
  10. ^ 名称はDVD『仮面ライダー電王』Vol.7 データファイル『週刊 仮面ライダーオフィシャルデータファイル』、『レッツゴー仮面ライダー』映画パンフレットより。
  11. ^ TV版ではモードによって技の形に変化があるが、劇場版シリーズでは省かれている。
  12. ^ 玩具がガオウベルトとコンパチであるため。
  13. ^ 『ディケイド』第15話以降は、この変身待機音がジークの登場BGMになっている。
  14. ^ ライナーフォームの場合、セタッチしないで押すと「Full Charge」と発声され、また超クライマックスフォームの場合はパスをセタッチしても、「Full Charge」と発声される。
  15. ^ 『EPISODE YELLOW』終盤で、クライマックスフォームがセタッチした時には「Full Charge」と発声した。
  16. ^ ただし、TVシリーズ最終話及び『さらば電王』ではデンカメンソードを用いずにケータロスを装着したデンオウベルトをセタッチして変身している。
  17. ^ デルタレバーのモチーフは、当時の中央線の新型電車(JR東日本E233系電車)の吊革。『ライダーグッズコレクション2008』 ワールドフォトプレス、2008年、pp.61。ISBN 978-4846527051
  18. ^ ただし、この技を使うためにはデンカメンソードのターンテーブルを素早く1周以上回転させるため、それに連動している回転椅子も高速で回転し、モモタロス達が目を回してしまうという欠点がある。
  19. ^ 『MASKED RIDER DEN-O EDITION -1971年4月3日』では、旧1号がデンバードに乗った所を見たリュウタロスが、青い部分を1号、2号が乗るサイクロン号の様に赤に変えた絵を描いている。
  20. ^ 『ライダーグッズコレクション2008』 ワールドフォトプレス、2008年、pp.30。ISBN 978-4846527051
  21. ^ 初回の変身時のみアルタイルフォームからフォームチェンジ(表裏が赤と緑のカードを使用)している。
  22. ^ 『週刊 仮面ライダーオフィシャルデータファイル』第99号、ディアゴスティーニ、2010年
  23. ^ 『EPISODE BLUE』ではK幸太郎から変身した際には電王 アックスフォームの変身待機メロディが流れた。