仮面ライダー (仮面ライダー剣)

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仮面ライダー(仮面ライダー剣)(かめんライダー)では、特撮テレビドラマ仮面ライダー剣』に登場する「仮面ライダー」について記述する。

概要[編集]

カテゴリーA(エース)のアンデッドが封印されたプライムベスタを使用することにより、「ライダーシステム」と呼ばれる特殊装甲服をまとって変身した者。アンデッドと戦い封印するだけでなく、封印したアンデッドの力をラウズ(召換)して自らの戦力とすることが可能な強化戦士である。作中でも「仮面ライダー」と呼称され、“未知の生命体と戦う鎧の男”という都市伝説、及びその象徴的呼称として噂されている。

システムには自己修復機能が備わっており、ある程度ならば破損しても一定時間で再生する。システムそのものに適合する資質が高い者のみが変身でき、適合度は変身に使用されるカテゴリーAのアンデッドとの融合係数によって数値化されている。融合係数は装着者の精神状態によって変化し、怒りや強い思いによって闘志が高まるのに呼応して上昇、逆に恐れや迷いを抱くことで闘志が失われると低下する。

ライダーシステムには、融合係数が低い状態にあった場合は本来の力を発揮できなくなり、適合レベルによっては装着者の心に潜む恐怖心を脳の一部で増幅させ、その心に破滅のイメージを植え付けてしまうという、システムの性質そのものに起因する装着者への副作用がある。また滅多に起こりうる事ではないが、逆に融合係数があまりにも高い=アンデッドとの融合度が高い場合は、ライダーシステムで変身し続ける事で装着者の肉体がアンデッド化してしまう危険性も孕んでいる。

本作品のライダーの攻撃力の単位はt(トン)ではなく、AP(アタックポイント)で表記される(100APで1tの破壊力)。

また、BOARDによって開発されたブレイドとギャレンのシステムとマシンには、栞が使用するBOARDのパソコンとの通信機能も備わっている。

仮面ライダー[編集]

仮面ライダーブレイド[編集]

剣崎一真がブレイバックルを使用し、BOARDの製作したライダーシステム第2号・ブレイドアーマーを装着して変身する、スペード(♠)のラウズカードを持つ仮面ライダー。オーガンスコープ(人工複眼)の色は。マスクにはマイクロスーパーコンピュータ・ネクサスが内蔵されている。

当初は先輩の橘から叱咤される程に未熟で、下級アンデッドにすら苦戦する事も少なくなかったが、実戦経験を積んでいき、アンデッドを封印したスペードのカードを次々に手に入れた事で、再開放されたアンデッド数体を同時に相手にしても互角以上に渡り合う程の戦闘能力を発揮する様になる。

フォーム
通常形態
  • 身長:201cm
  • 体重:101kg
  • パンチ力:280AP(2.8t)
  • キック力:480AP(4.8t)
  • ジャンプ力:ひと跳び33m
  • 走力:100mを5.7秒
基本形態。基本カラーは紺色。外観はスペード(♠)・Aのカードに封印されたビートルアンデッド・ヘラクレスオオカブトをモチーフとしている。専用武器・ブレイラウザーを使用する剣術戦を得意とし、♠6「THUNDER」から得られる「」のエネルギーを主軸にして戦う。片掌を眼前に掲げ、もう片方の腕を腰に当てる特異な構えをとりながら徒手空拳で戦う事もある。また剣崎自身の激しい怒り・強い決意がブレイドアーマーとの極めて高い融合性に作用する事で、上級アンデッドすら打倒可能な程の猛攻を見せた事もあった。
ジャックフォーム
  • 身長:201cm
  • 体重:111kg
  • パンチ力:350AP(3.5t)
  • キック力:550AP(5.5t)
  • ジャンプ力:ひと跳び133m
  • 走力:100mを4.6秒
  • 最高高度:10km
  • 飛行速度:300km/h
ラウズアブゾーバーに♠Q「ABSORB」のカードを装填し、♠J「FUSION」のカードをラウズする事で強化変身する、カテゴリーJ・イーグルアンデッドの力を纏ったブレイドの高機動形態にして強化形態。基本カラーは紺色・金色。マスク・アーマーの各部が金色のディアマンテゴールドへと強化され、胸部はカテゴリーJ・イーグルアンデッドのの紋章が刻印されたハイグレイトシンボル[1]となる。通常時よりもパワー・スピードといった全ての能力が飛躍的に上昇しており、背中に装備された翼・オリハルコンウイングによる飛行能力も獲得し、通常時では不可能だった空中戦も可能としている。
キングフォーム
  • 身長:201cm
  • 体重:131kg
  • パンチ力:450AP(4.5t)
  • キック力:700AP(7t)
  • ジャンプ力:ひと跳び25m
  • 走力:100mを6.6秒
ラウズアブゾーバーに♠Q「ABSORB」のカードを装填し、♠K「EVOLUTION」のカードをラウズする事で強化変身する、全てのスペードスートのアンデッドと融合したブレイドの最強形態。基本カラーは金色。全身のアーマーがディアマンテゴールドへと強化され、左右の肩・上腕部・太腿・膝・脚部・右下腕部の11箇所はカテゴリー2-Qまでの紋章が刻印されたアンデッドクレスト、胸部はカテゴリーKの紋章が刻印されたハイグレイトシンボルへとそれぞれ変化した。通常時から変身する事が多いが、ジャックフォームからも変身可能である(劇場版で披露)。
スペードスートのプライムベスタが特殊変化したギルドラウズカードを使用する(通常と異なりAのカードも使用可能)。13体のアンデッドの力を同時に支配下に置いた事で、ベスタを使用せずにある程度紋章内のアンデッドの能力を発揮する事が可能となり[2]、その際は使用したアンデッドの紋章が輝く。背部のグラビティジェネレーターを使用してアーマーの重量をコントロールする事で簡単な飛行も可能。ただし重量が増しているために通常フォームから見て全ての能力が上昇しているジャックフォームとは異なり、パワー・防御力は上昇しているが、ジャンプ力・走力は圧倒的に低下している(ただしジャンプ力は先述の重量操作、各アンデッドクレストによるラウズ無しでの能力強化が可能な事から、一概に低下しているとも言い切れない)。
本来キングフォームとはカテゴリーKのみと融合した状態を指し、13体融合は想定されていなかったが、剣崎の融合係数の高さによってそれが可能となっている(そのため厳密にいえばキングフォームではない)。しかしこの多数のアンデッドを同時に支配下に置くという状態はジョーカーに極めて近い存在であり、変身維持のために装着者の体力を大幅に消耗させる上、長期に渡ってこの形態に変身し続ければ、最悪の場合装着者の肉体はアンデッドと完全融合、つまりジョーカー化してしまうという危険性がある。またこのフォームに変身する度に、ジョーカー(相川始)もその力を感知・共鳴し、闘争本能をかきたてられ暴走してしまう。
ツール
ブレイバックル
ブレイドの変身ベルト。♠A「CHANGE」のカードを中心部のラウズリーダーに装填する事で、バックルからカード状のベルトシャッフルラップが自動的に伸長しバックルが装着され、「変身」の掛け声と共に右部のターンアップハンドルを引く事で、「Turn Up」の電子音声と共にリーダーが回転し、ブレイドアーマーを分解した光のゲート・オリハルコンエレメントが装着者の前面に放出され、エレメントを通過する事でブレイドに変身する[3]。適合者以外がゲートを通過する事は不可能で、展開したゲートが壁となり敵を弾き飛ばす事も可能。仮にバックル装着者と同じ方向から適合者以外がゲートに接触しても、ゲートを通過する事は出来ずに弾き飛ばされるためゲート自体に方向性は無い模様。
変身描写はメカニカルな装備に魔法的なイメージを付加することを意図したものである[4]
醒剣ブレイラウザー
  • 重量:2.3kg
ブレイド専用の型カードリーダー。普段はブレイド左腰のラウザーホルスターに収納されている。初期APは5000。ラウズカードを12枚(♠2~♠K(プロパーブランクを含む))まで収納可能なオープントレイが内蔵されている。トレイを扇状に展開してカードを引き抜き、スラッシュ・リーダーにラウズする事でベスタの効果を発揮可能。通常はブレイドのメインウェポンとして使用され、高熱放射・高周波振動で切れ味を倍増させたヒーティング・エッジオリハルコンプラチナを極限まで研磨した刃のオリハルコン・エッジは地球上の固形物質全てを切り裂く事が可能な切断力を誇り、上級アンデッドすら致命傷を与える事も可能。
ブレイド以外の者がホルスターから引き抜く事は不可能だが、第32話でスカラベアンデッドの時間停止能力で動きを止められた際に、キングに引き抜かれて一時奪われ逆利用されていた。
番組放送時に発売されていた『醒剣DXブレイラウザー』の剣戟音と劇中の剣戟音は異なっていたが、『仮面ライダーディケイド』では『醒剣DXブレイラウザー』の剣戟音が使用されていた。
醒剣ブレイラウザー(強化型)
ジャックフォームへのフォームチェンジによって強化変形したブレイラウザー。初期APは7400となり、先端に追加された鋭い刃・ディアマンテエッジによって切れ味・硬度も通常時の1.5倍にまで上昇している。
ラウズアブゾーバー
チベットに渡った烏丸が開発し嶋(タランチュラアンデッド)によってもたらされた、ジャック・キングフォームの変身に使用するブレイド専用のパワーアップアイテム。取得後はブレイドへの変身時に左腕のアームズシェルに標準装備され、内蔵された3つのカードトレイにカテゴリーJ・Q・Kのカードを収納する様になる。中央部のインサート・リーダーに♠Q「ABSORB」のカードを装填する事で、「Absorb Queen」の電子音声と共にアブゾーバーが起動し、さらに♠J「FUSION」のカード又は♠K「EVOLUTION」のカードをスラッシュ・リーダーにラウズする事で、♠J「FUSION」の場合は「Fusion Jack」の電子音声が、♠K「EVOLUTION」の場合は「Evolution King」の電子音声が発せられ、ブレイドをジャックフォームへ強化変身させ、キングフォームへと進化させる。
第37話でハートのラウズカード4枚と交換に、睦月に一時的に譲渡した事もあるが、その時のレンゲルは♣Q=「アブゾーブタイガー」のカードを持っていなかったため起動出来ず、広瀬義人(トライアルB)に協力した睦月が剣崎をキングフォームに変身させる為に第38話で手放しブレイドの元へ戻った。
『仮面ライダーディケイド』以降の作品に登場するブレイドの通常形態は装備していない。
重醒剣キングラウザー
キングフォームへの強化変身と共に出現する巨大型カードリーダー。従来のラウザーと異なり、自動装填でラウズカードを読み込む高速ラウズ機能が搭載されている。初期APは9600まで上昇し、その切れ味もブレイラウザーの3倍を誇る。ジャックフォームとは異なり変身時に新たに出現する剣であるため、ブレイラウザーとは別の物であり、ブレイラウザーとの二刀流での使用も可能。また他のラウザーと異なりラウズしたカードの効果名称ではなく、カードスート・カテゴリーを読み上げる。
カードによる効果
♠A=「チェンジビートル
ブレイバックルと組み合わせて使用する事で、使用者をブレイドに変身させる。
♠2=「スラッシュリザード
ブレイラウザーの切れ味を増幅させ、斬撃攻撃「リザードスラッシュ」を発動させる。
♠3=「ビートライオン
腕力が強化され、パンチ攻撃「ライオンビート」を発動させる。
♠4=「タックルボア
突進力が強化され、突進攻撃「ボアタックル」を発動させる。
♠5=「キックローカスト
脚力が強化され、空中キック「ローカストキック」を発動させる。
♠6=「サンダーディアー
電気エネルギーが生成され、ブレイラウザーから電撃を放出する「ディアーサンダー」を発動させる。
♠7=「メタルトリロバイト
身体を鋼の様に硬質化させ、防御力を強化する「トリロバイトメタル」を発動させる。劇中では未使用だが、ハイパーバトルビデオで発動している[5]
♠8=「マグネットバッファロー
磁界を操り、任意の対象を引力で引き付けたり、反対に斥力で引き離したりする「バッファローマグネット」を発動させる。劇中では未使用。
♠9=「マッハジャガー
高速移動「ジャガーマッハ」を発動させる。コンボ・モビルラウザーでは使用されたが、ブレイラウザーでの単体使用は劇中未登場[5]
♠10=「タイムスカラベ
任意の範囲内の時間を停止させる「スカラベタイム」を発動させる。劇中では通常形態では未使用ではあるが、キングフォームでロイヤルストレートフラッシュで読み込まれる。
♠J=「フュージョンイーグル
ラウザーのAPを2400チャージさせる「イーグルフュージョン」が発動される。
またラウズアブゾーバー・♠Qのカードと組み合わせて使用する事で、ジャックフォームへの強化変身が可能となる。
♠Q=「アブゾーブカプリコーン
ラウザーのAPを2000チャージさせる「カプリコーンアブゾーブ」が発動される。
またラウズアブゾーバー・♠Jか♠Kのカードと組み合わせて使用する事で、ジャックフォームへの強化変身・キングフォームへの進化が可能となる。
♠K=「エボリューションコーカサス
ラウザーのAPを4600チャージさせる「コーカサスエボリューション」が発動される。
またラウズアブゾーバー・♠Qのカードと組み合わせて使用する事で、キングフォームへの進化が可能となる。なお剣崎の場合はアンデッドとの融合係数が高すぎるため、全てのスペードのカードと融合した特殊形態にパワーアップされる。劇中では便宜上これをキングフォームと呼んでいるが、本来想定されていたキングフォームはカテゴリーKのみと融合した物であり、別物である。
♥4=「フロートドラゴンフライ」
宙に浮遊する「ドラゴンフライフロート」を発動させる。
カードコンボ
括弧内は使用フォーム。
♠2+6=「ライトニングスラッシュ」(通常)
電撃を纏い、切れ味を増したブレイラウザーで敵を一刀両断する。AP消費値は1600AP。
♠5+6=「ライトニングブラスト」(通常)
電撃を纏った右足で跳び蹴りを叩き込む。発動の際、ブレイドの角から口元にかけて赤く発光し、スペードの形をなす(ライトニングソニックも同様)。AP消費値は2200AP。
♠5+6+9=「ライトニングソニック」(通常)
超高速での助走を加えて空中高くジャンプして放つライトニングブラスト[6]。使用時は周囲が揺らぐ演出がなされている。劇中ではカード絵のアンデッド達が(カード絵の中で)本来の姿に戻ってアクションする事がある。AP消費値は3800AP。
♠2+6=「J・ライトニングスラッシュ」(ジャック)
高空から急降下しながら放つライトニングスラッシュ。劇中ではカード絵のアンデッド達がアクションする事がある。通常時とAP消費値の変化は無いものの高空からの急降下に加え、オリハルコンウイングが大気中の電気を吸収しエネルギーに変える事で実際の破壊力は飛躍的に上昇する。また広瀬義人(トライアルB)の「5体を超えるアンデッド(融合+ラウズ)のパワーを一気にぶつける、それがジャックフォーム」という台詞からカテゴリーJ・Qの数値分、実際のAPに上乗せされている可能性がある。そのためか、使用カードは二枚と少ないにもかかわらず、高い威力を発揮している。また通常時とは異なり、カテゴリー順ではなく♠6「THUNDER」から先にラウズしている[7]
ギルド♠2+3+4+5+6=「ストレートフラッシュ」 (キング)
5枚のカードに宿る力をキングラウザー・ブレイラウザーの二刀に乗せて敵を一刀両断する。暴走したジョーカーを封印せずに止めるために使用された。AP消費値は5000AP。
ギルド♠6+♦6+♥6+♣6+ギルド♠K=「フォーカード」(キング)
4人のライダーが持つカテゴリー6の力をキングラウザーに乗せ、突進して敵を一刀両断する。ライダー全員の協力がなければ使用不可能な特別な技。合成アンデッド・ティターンを倒すために使用された。AP消費値は9600AP。
ギルド♠10+J+Q+K+A=「ロイヤルストレートフラッシュ」(キング)
5枚のカードに宿る力をキングラウザーに乗せて放つ最強技。物語が終盤に近づいた45話以降では全身の紋章が輝きキングラウザーに力が宿る様になっていた。ラウズしたカードが眼前に出現し、突進して一刀両断するパターン・一閃して光線を撃ち出すパターンの2種類が存在する。通常の攻撃では倒しきる事が不可能な改造実験体を一撃で破り、邪神でさえも消滅させる程の破壊力を誇る。AP消費値は11200AP。
正式コンボ名無し
♠2+9
ネットムービー『ネット版 オーズ・電王・オールライダー レッツゴー仮面ライダー 〜ガチで探せ!君だけのライダー48〜』の「Type.26」で使用。ブレイラウザーを高速で使用し、敵を切り刻む。
この他にもポーカーの役柄に応じたコンボが幾つか存在するが、いずれも本編未使用。
専用ビークル
ブルースペイダー
  • 全長:2070mm
  • 全幅:810mm
  • 全高:1410mm
  • 最高時速:340km/h
  • 最高出力:320馬力
  • ベース車種:ホンダ・XR250
BOARDがブレイド専用マシンとして開発したスーパーバイク。基本カラーは。剣崎は普段からこのマシンを使用している。本作のライダーの搭乗マシンは全て同じ車種をベースにしている。
動力系に超小型原子力エンジン・AB-27Eアトミックブラストを採用しており、通常のバイクとは比較にならない程のスペックを誇る。また内部にはマイクロスーパーコンピュータ・SPC-NEXASSが搭載されており、ブレイドの意志を受けての無人走行が可能となっている。ただし第17話ではガス欠を起こしてガソリンスタンドまで剣崎が引きずっており、通常のバイクと同様にガソリンで動いていると解釈可能な描写となっている。
タンク上には簡易版カードリーダー・モビルラウザーを搭載しており、特定のカードをラウズする事でカードの効果を発動させる事が可能。
第33話でトライアルDの電撃を喰らって損傷したが、虎太郎の手で修理され、第36話で再起動している。
♠6=「サンダースペイダー」
電気を帯びたブルースペイダーで突進し、強烈な体当たり攻撃を食らわせる。
♠9=「マッハスペイダー」
ブルースペイダーのスピードをアップさせる。

仮面ライダーカリス[編集]

身長:204cm 体重:109kg

相川始がライダーシステム・カリスベイルを装着して変身する、ハート(♥)のラウズカードを持つ仮面ライダー。

また、変身中は正体であるジョーカーの時と同様に相川始の声が拡声器を通したような声になる。なお、あくまで変身機構の根幹は強化服装着であるライダーシステムと同じであるようで、劇中では融合係数の測定も行われた。

裏モチーフは『アクマイザー3』のザビタンであり、石森プロの早瀬マサトもカリスについて「裏モチーフは『アクマイザー3』のザビタンですが、ちょっと似すぎてしまったかもしれません。」とコメントしている[要出典]

変身シーンやカリスラウザー召喚時のエフェクトは、パイロット版監督の石田秀範の「ブレイド・ギャレンとは異なる有機感が欲しい」という要望により、水のイメージで合成が付与されている[4]

フォーム
通常形態
  • パンチ力:320AP
  • キック力:520AP
  • 走力:100mを4.8秒
  • ジャンプ力:ひと跳び45m
基本形態。基本カラーはで、い複眼・インセクト・ファインダーは遠視・透視能力を持つ。モチーフはカマキリ。アクロバティックな動きによる空中戦を得意とし、♥6「TORNADO」から得られる「」のエネルギーを主軸にして戦う。実際には相川始の正体であるジョーカーが、♥A「CHANGE」に封印されたマンティスアンデッドの姿や能力をコピーしたもので、その名前も作中で唯一判明しているマンティスアンデッド自身が持つ固有名である。♥Aに封印されているカテゴリーAの中でも特に戦闘能力に秀でたカリスのパワーに、ジョーカーの強烈な闘争心や非情さが相まって、あらゆる敵を圧倒する強さを発揮する。通常時はカリスを封印した♥Aを好んで変身しているが、それ以外のカードを使って変身する事も可能で、相川始の姿も♥2「SPIRIT」のカードを用いてヒューマンアンデッドの姿に変身しているものである。
ワイルドカリス
  • パンチ力:420AP
  • キック力:620AP
  • 走力:100mを4.5秒
  • ジャンプ力:ひと跳び60m
ハートスートのプライムベスタをすべて所持している状態で、♥K「EVOLUTION」のカードをカリスラウザーにラウズすることで変身したカリスの最強形態。基本カラーは、複眼は色のインセクト・ファインダーHGへと変化し、胸部は♥Kのパラドキサアンデッド[8]の紋章が刻印されたハイグレイトシンボルとなる。この場合、通常のカリスラウザーによる変身とは異なり、ブレイドのキングフォームと同様にハートスートに属する全てのアンデッドと同時に融合している。ワイルドカリスへの変身が可能になったことによって、ジョーカーとしての本能も最大限に制御する能力を獲得した。
ツール
カリスラウザー
カリス専用のベルト型カードリーダー。始の意志に呼応して腰に装着された形で浮かび上がるように出現する。初期APは7000。ベルト右側にはラウズカードを納めるケースが装着されている[9]。♥A「CHANGE」をバックル部分のラウザーユニットにラウズすることにより、「Change」の音声と共にカリスに変身する。ラウザーユニットはベルトから脱着が可能であり、戦闘時にはカリスアローにユニットをコネクトすることでベスタの効果を発揮することができる。本来は相川始の正体であるジョーカーの腰部に装着されたベルト・ジョーカーラウザー。その変身機構はラウズすることでカードに封印されたアンデッドの姿・能力をコピーするいわば擬態化能力のようなものであり、人間がライダーシステムを開発するにあたってのベースとなった。始の意思で変身を行う際はベルト中央にあるシンボルはハートを思わせる赤い色をしているが、ジョーカーとしての影響が強く出た状態ではジョーカーのシンボルを思わせる緑色に変貌する。なお、剣崎がキングフォームの酷使によって肉体がアンデッド化しジョーカーへと変貌した際、腰部にはこのジョーカーラウザーが現れていた。
醒弓カリスアロー
カリス専用の型武器。カリスの脳波を受けて手中に浮かび上がるように出現し、通常形態とブレードモード、醒弓モードの3形態に変形可能。
通常形態
弓部のソードボウが内側に折り畳まれた形態。高熱エネルギー矢・フォースアローを連射する。なおブレードモードでもフォースアローが発射可能なため、この形態を使用することは非常に少ない。
ブレードモード
ソードボウを展開した双刃の剣形態。1秒間に300万回という超高速振動を起こしてエネルギーフィールドを発生させ敵を斬り裂く。
醒弓モード
ブレードモードにカリスラウザーのラウザーユニットを装着した形態。カードをラウズしてベスタの能力を発揮する事が可能となる。
醒鎌ワイルドスラッシャー
ワイルドカリス専用の2本の型武器で、普段は折り畳まれて両腿のシャドウホルスターに収められている。初期APは9800。
醒鎌モード
接近戦用の2本の鎌形態。1秒間に300万回以上の超高速振動を起こす刃・スラッシャーエッジでダイヤモンドの塊をも切り裂ける。
醒弓モード
2本を合体させ、さらにカリスアローにコネクトすることでの破壊力が1.5倍に高まった形態。これまでのカードをラウズしてベスタの能力を引き出すことが可能。
カードによる効果
「カリスラウザーに…」と書かれているものはラウズユニットをベルトに装着した状態でラウズした場合の効果、書かれていないものはラウズユニットをカリスアローに装着した状態でラウズした場合の効果。
♥A=「チェンジマンティス
カリスラウザーにラウズすることで、マンティスアンデッド(仮面ライダーカリス)に変身させる。
♥2=「スピリット
カリスラウザーにラウズすることで、ヒューマンアンデッド(相川始)に変身させる。
♥3=「チョップヘッド
腕力が強化され、チョップ攻撃「ヘッドチョップ」を発動させる。
♥4=「フロートドラゴンフライ
宙に浮遊する「ドラゴンフライフロート」を発動させる。
カリスラウザーにラウズすることで、ドラゴンフライアンデッドに変身させる。
♥5=「ドリルシェル
脚力が強化され、きりもみ回転キック「シェルドリル」を発動させる。
♥6=「トルネードホーク
竜巻が生成され、風のエネルギーをフォースアローに付加しカリスアローから放つ「ホークトルネード」を発動させる。
♥7=「バイオプラント
カリスアローから触手を伸ばし敵を捕縛する「プラントバイオ」を発動させる。
♥8=「リフレクトモス
身体の周囲にバリアを発生させ、相手の攻撃を反射する「モスリフレクト」を発動させる。劇中では未使用。
♥9=「リカバーキャメル
MPの消費と引き換えに体力を回復する「キャメルリカバー」を発動させる。劇中では未使用。
♥10=「シャッフルセンチピード
相手のカードと自分のカードを混ぜる、あるいは相手のコンボを崩す「センチピードシャッフル」を発動する。一度だけ使用しようとしたが、レンゲルの「テイピアリモート」によって阻止され、未使用に終わっている。
♥J=「フュージョンウルフ
ラウザーのAPを2400チャージする「ウルフフュージョン」が発動される。
カリスラウザーにラウズする事で、ウルフアンデッドに変身させる[10]
♥Q=「アブゾーブオーキッド
ラウザーのAPを2000チャージする「オーキッドアブゾーブ」が発動される。劇中では未使用。
♥K=「エボリューションパラドキサ
ラウザーのAPを2800チャージする「パラドキサエボリューション」が発動される。
ハートスートのプライムベスタをすべて所持している状態でカリスラウザーにラウズすると、「Evolution」の音声が発せられ、全てのカードと融合してワイルドカリスへパワーアップする。
カードコンボ
♥3+6=「スピニングウェーブ」
竜巻に包まれながら、風の力を込めた鋭い手刀で切り裂く。AP消費値は2000AP。
♥5+6=「スピニングアタック
竜巻に包まれながら上昇し、ドリルキックを打ち込む。AP消費値は2600AP。
♥4+5+6=「スピニングダンス
より激しい竜巻に包まれながら上昇し、スピニングアタックを放つ。劇中ではカード絵のアンデッド達がアクションする事がある。演出としてスピニングアタックとの差異が少ないが、前者が最初から回転するのに対し、こちらはまず浮きあがってから回転が始まる、と言う差異がある。AP消費値は3600AP。
「ワイルドサイクロン」
カリスアローに合体させたワイルドスラッシャーで♥A-Kの13枚のカードを1枚に融合させた「WILD」のカードをラウズ、猛烈な衝撃波を巻き起こして相手を吹き飛ばしてしまう大技で、封印する事の出来ない改造実験体を消滅させる威力を持つ。その力をカリスアローに込めたまま、直接相手に切りつけて攻撃することも可能。
正式コンボ名なし
♥3+7[12]
「プラントバイオ」で捕獲した敵を「ヘッドチョップ」で攻撃する技。
専用ビークル
シャドーチェイサー
  • 全長:2080mm
  • 全幅:830mm
  • 全高:1370mm
  • 最高時速:410km
  • 最高出力:420馬力
始が普段使用している市販のホンダ・XR250が、始のカリスへの変身に連動してカリスラウザーの力で強化変身した専用バイク。基本カラーは
動力系に空気中のあらゆる元素を取り込んでエネルギー化する謎のエンジン・シャドージェネレーターを採用しており、ブルースペイダーやレッドランバスを凌ぐ出力を誇る。また内部には生体コンピューター・ブレインボックスが搭載されており、カリスの脳波を受けての無人走行が可能となっている。
タンク上にはモビルラウザーを搭載しており、特定のカードをラウズする事でカードの効果を発動させる事が可能。
♥6=「トルネードチェイサー」
竜巻を巻き起こしながらシャドーチェイサーで突進し、強烈な体当たり攻撃を食らわせる。

仮面ライダーギャレン[編集]

身長:200cm

橘朔也がBOARDの製作したライダーシステム第1号・ギャレンアーマーを装着して変身する、ダイヤ(♦)のラウズカードを持つ仮面ライダー。モチーフはクワガタムシ。2形態共通で基本カラーはワインレッドで、オーガンスコープの色は。マスクにはブレイドのマスクに内蔵されたネクサスの前世代にあたるマイクロスーパーコンピュータ・ジェネシスが内蔵されている。

物語初期には、橘が恐怖心を抱いたことで起こったライダーシステムの副作用で戦闘能力が低下し、弱体化してしまったが、橘自らが恐怖心を克服することで以前の実力以上の力を引き出せるようになった。

フォーム
通常形態
  • 体重:104kg
  • パンチ力:260AP
  • キック力:450AP
  • 走力:100mを5.4秒
  • ジャンプ力:ひと跳び38m
基本形態。 外観は、ダイヤ(♦)とAのカードに封印されたスタッグビートルアンデッドをモチーフとしている。専用武器・ギャレンラウザーを用いた銃撃戦を得意とし、徒手空拳による打撃戦も行う。♦6『FIRE』から得られる「」のエネルギーを主軸にして戦う。
ジャックフォーム
  • 体重:114kg
  • パンチ力:330AP
  • キック力:520AP
  • 走力:100mを4.2秒
  • ジャンプ力:ひと跳び118m
  • 最高高度:6km
  • 飛行速度:時速250km
ラウズアブゾーバーに♦Q「ABSORB」を挿入し、さらに♦J「FUSION」をラウズすることによって強化変身したカテゴリーJ・ピーコックアンデッドの力を纏ったギャレンの高機動にして強化形態。マスクとアーマーの各部がディアマンテゴールドに変化し、胸部はダイヤのカテゴリーJの孔雀の紋章が刻印されたハイグレイトシンボルとなる。全ての能力値が飛躍的に上昇し、さらに背中に装備された翼・オリハルコンウイングを展開することで空中を飛行することが可能。デザインモチーフは石ノ森制作の『中華魔女』。
ツール
ギャレンバックル
ギャレンの変身ツール。中央のラウズリーダー部の色がでスートがダイヤ(♦)となっている事を除けば、外観・起動方法ともにブレイバックルと同様。
詳しい経緯は不明だが、第47話でのギラファアンデッド戦で封印直後に破損してしまった。
醒銃ギャレンラウザー
ギャレン専用の型カードリーダーで、普段はギャレンの右腰のラウザーホルスターに収納されている。重量は1.2kg、初期APは5500。零距離で連射し続ければ上級アンデッドも戦闘不能に追い込めるほど高い威力の弾丸を発射する銃としても使用され、ラウズカードを12枚(♦2~♦K(プロパーブランクを含む))まで収納可能なオープントレイが内蔵されている。トレイを扇状に展開してカードを引き抜き、スラッシュ・リーダーにラウズすることでベスタの効果を発揮することができる。
醒銃ギャレンラウザー(強化型)
ジャックフォームへのフォームチェンジによって強化変形したギャレンラウザー。初期APは7900となり、銃口下部に追加された鋭い刃・ディアマンテエッジによって、銃剣として斬撃も可能となる。
ラウズアブゾーバー
チベットに渡った烏丸が開発したギャレン専用のラウズアブゾーバーであり、ブレイドより少し遅れて受領。こちらも外観・起動方法ともにブレイド用と同様で、受領後はギャレンの変身時に左腕のアームズシェルに標準装備される。
第41話で睦月が使用し、カテゴリーAの支配から解放されるのに一役買っている。
『仮面ライダーディケイド』やネットムービーに登場するギャレンの通常形態は装備していない。
カードによる効果
♦A=「チェンジスタッグ
ギャレンバックルと組み合わせて使用することで、使用者をギャレンへと変身させる。
♦2=「バレットアルマジロ
ギャレンラウザーの弾丸の威力を強化させる、「アルマジロバレット」を発動させる。
♦3=「アッパーフロッグ
腕力が強化され、アッパーパンチ「フロッグアッパー」を発動させる。
♦4=「ラピッドペッカー
ギャレンラウザーの弾丸発射スピードが強化され、連射攻撃「ペッカーラピッド」を発動させる。
♦5=「ドロップホエール
脚力が強化され、つま先でのドロップキック「ホエールドロップ」を発動させる。
♦6=「ファイアフライ
火炎エネルギーが生成され、ギャレンラウザーから火炎弾を発射する「フライファイア」を発動させる。
♦7=「ロックトータス
石化現象を操り、任意の対象を石化・あるいは障壁を生成する「トータスロック」を発動させる。劇中では未使用。
♦8=「スコープバット
索敵能力が強化され、標的の位置を正確に把握して狙いを定める「バットスコープ」を発動させる。劇中では未使用。
♦9=「ジェミニゼブラ
己の分身を1体生成する「ゼブラジェミニ」を発動させる。
♦10=「シーフカメレオン
人に化けたり姿を消す効果がある「カメレオンシーフ」を発動させる。劇中では未使用。
♦J=「フュージョンピーコック
ラウザーのAPを2400チャージする「ピーコックフュージョン」が発動される。また、ラウズアブソーバー及び♦Qのカードと組み合わせて使用することで、ジャックフォームへの強化変身が可能となる。
♦Q=「アブゾーブサーペント
ラウザーのAPを2000チャージする「サーペントアブゾーブ」が発動される。また、ラウズアブゾーバー、及び♦Jか♦Kのカードと組み合わせて使用することで、ジャックフォームへの強化変身・キングフォームへのパワーアップが可能となる。
♦K=「エボリューションギラファ
ラウザーのAPを4000チャージする「ギラファエボリューション」が発動される。また、ラウズアブソーバー及び♦Qのカードと組み合わせて使用することで、キングフォームへのパワーアップが可能となるが、ギャレンバックルが破損したため劇中では未使用。
カードコンボ
括弧内は使用フォーム。
♦5+6=「バーニングスマッシュ」(通常)
ジャンプして宙返りし、相手の頭上から炎の力を込めた二段つま先蹴りを打ち込む。AP消費値は2000AP。
♦5+6+9=「バーニングディバイド」(通常)
分身を作り出し同時にバーニングスマッシュを放つ。初期は片方は幻影であり当たる直前で消えるという、補助的な役割しかもっていなかったが、ピーコックアンデッド封印戦時に分身も攻撃可能となってからは、分身とともにキックを決めている。劇中ではカード絵のアンデッド達がアクションする事がある。AP消費値は3400AP。
♦2+4+6=「J・バーニングショット」(ジャック)
高空から炎の強化弾を高速連射する。また、ディアマンテエッジで敵を突き刺したまま零距離射撃を叩き込む場合もある。劇中ではカード絵のアンデッド達がアクションする事がある。AP消費値は2200AP。強化変身時のコンボ技はノーマルフォーム時とAP消費値の変化はないが、オリハルコンウイングが大気中の電気を吸収してエネルギーに変えることにより、実際の破壊力は上昇する。
♦5+6=「J・バーニングスマッシュ」(ジャック)
高空から急降下し、炎を纏った両足蹴りを放つ。
正式コンボ名なし[14]
♦2+6=「ファイアバレット」(通常)
炎の強化弾を発射する。AP消費値は1400AP。
♦3+6=「ファイアアッパー」(通常)
炎の力を込めた強力なアッパーカット。AP消費値は1600AP。
専用ビークル
レッドランバス
  • 全長:2120mm
  • 全幅:790mm
  • 全高:1290mm
  • 最高時速:380km
  • 最大馬力:355馬力
BOARDがギャレン専用マシンとして開発したスーパーバイクであり、橘は普段からこのマシンを使用している。基本カラーは
動力系に超小型原子力エンジン・AS-25Eアトミックストームを採用しており、ブルースペイダーと比較して加速性能は劣るが、最高速と出力で勝る。また内部にはマイクロスーパーコンピュータ・SPC-GENESISが搭載されており、ギャレンの意志を受けての無人走行が可能となっている。
原子力エンジンのはずだが、なぜかガソリンを給油している描写が存在する(これはグリンクローバーも同様)。
タンク上にはモビルラウザーを搭載しており、特定のカードをラウズする事でカードの効果を発動させる事が可能だが、劇中未使用。
♦6=「ファイアランバス」
炎をまとったレッドランバスで突進し、強烈な体当たり攻撃を食らわせる。劇中未使用だが、ゲーム版では使用可能。

仮面ライダーレンゲル[編集]

  • 身長:205cm
  • 体重:111kg
  • パンチ力:300AP
  • キック力:490AP
  • 走力:100mを5秒
  • ジャンプ力:ひと跳び30m

上城睦月がBOARD製作のライダーシステムを発展させた新型ライダーシステム・レンゲルクロスを装着して変身するクラブ(♣)のラウズカードを持つ仮面ライダー。外観は、クラブ(♣)とAのカードに封印されたスパイダーアンデッドをモチーフとしており、基本カラーはボトルグリーン。ジェネラルスコープ(人工複眼)の色は。モチーフはクモ。リモートによる相手の物を含めたカードを多量に使い相手を圧倒する戦法を得意とし(スパイダーアンデッドが再封印された後は、後述の嶋昇=タランチュラアンデッドと城光=タイガーアンデッドの影響で、上級アンデッドに対する交渉術を身につける)。♣6「BLIZZARD」から得られる「」のエネルギーを主軸にして戦う。また、元BOARD研究員「桐生豪」も変身したことがある。

レンゲルクロスは、伊坂=ピーコックアンデッドが烏丸をはじめとした複数の元BOARD研究者をマインドコントロールし製作させたライダーシステムで、マインドコントロールの他にスパイダーアンデッドの邪悪な意志が烏丸に干渉した上で製作された。そのためスパイダーアンデッドの持つ邪悪な意志が額の宝石・スパイダー・スピリチアを通して装着者に注入されることで、装着者は邪悪な意志に支配される危険性がある。中盤以降睦月はほぼ完全にスパイダーアンデッドに操られてしまうが、後にカテゴリーKの嶋昇=タランチュラアンデッド、カテゴリーQの城光=タイガーアンデッドの協力でスパイダーアンデッドの再封印に成功し、その支配力は大きく抑制された。

他のライダーと違い、新フォームは登場しなかった。だが、劇中で唯一他のライダーの必殺技を使用したり特殊カードの多用など他のライダーとは異なる戦法、3枚コンボキック技が未使用など、戦闘は特徴的な要素が少なくない。また、唯一基本形態時から金の配色がふんだんに用いられている。

ツール
レンゲルバックル
レンゲルの変身ツール。♣A「CHANGE」をバックルに内蔵されたラウズトレイに装填することにより、バックルからカード状のベルトが自動的に伸長して装着される。「変身」の掛け声とともにバックル部のミスリルゲートを開く事で、「Open Up」の音声とともにレンゲルクロスを分解した光のゲート・スピリチアエレメントを装着者の前面に放出、エレメントが自動的に装着者を通過することでレンゲルへと変身する。変身後はベルト右側にラウズカードを納めるケースが装着される。
第48話でのジョーカーとの戦いで受けた一撃で破壊されてしまったらしく、睦月は最終回でダークローチに襲われながらも変身しなかった。
醒杖レンゲルラウザー
レンゲル専用の型カードリーダーで、重量は1.8kg、初期APは6000。カリスのカリスアローと同様にレンゲルの意思を感知して出現すると思われる。先端部の刃・クローバー・エッジとは逆サイドに設けられたスラッシュ・リーダーにカードをラウズすることで、ベスタの効果を発揮することができる。伸縮自在な杖としても使用され、ダガーモードとザッパーモードの2つのモードを使用できる。
ダガーモード
短い杖形態。この形態を使用したのは第17話と第22話の僅か2回のみであった。
ザッパーモード
ダガーモードを伸長し『』・『』・『』と呼ばれる3枚のクローバー・エッジを開いた長い杖形態。3枚のエッジは毎秒200万回もの微細振動を起こして、敵を切断・麻痺・石化させることが可能。
カードによる効果
♣A=「チェンジスパイダー
レンゲルバックルと組み合わせて使用することで、使用者をレンゲルへと変身させる。スパイダーアンデッドの完全な封印後は、♣Aのカードのスート部分が紫から金色に、背景がオレンジに変化した。
♣2=「スタッブビー
レンゲルラウザーの鋭さが強化され、刺突攻撃「ビースタッブ」を発動させる。劇中では未使用。
♣3=「スクリューモール
腕力が強化され、コークスクリューパンチ「モールスクリュー」を発動させる。
♣4=「ラッシュライノセラス[16]
突進力とレンゲルラウザーの貫通力が強化され、ラウザーを構えての突進攻撃「ライノセラス[16]ラッシュ」を発動させる。
♣5=「バイトコブラ
脚力が強化され、クロスキック「コブラバイト」を発動させる。
♣6=「ブリザードポーラー
強力な冷気が生成され、その冷気を放出する「ポーラーブリザード」を発動させる。必殺技以外でも相手を凍結させる、足止めなど多彩な用途で用いられる。
♣7=「ゲルジェリーフィッシュ
身体を液状化させ、物理的な柔軟性を高める「ジェリーフィッシュゲル」を発動させる。劇中では未使用。
♣8=「ポイズンスコーピオン
毒を生成する「スコーピオンポイズン」を発動させる。
♣9=「スモッグスキッド
煙幕を生成・放出する「スキッドスモッグ」を発動させる。
♣10=「リモートテイピア
ラウズカードに封印されたアンデッドを解放して操る「テイピアリモート」を発動させる。一度に複数のアンデットを開放できる。レンゲルにとってはある意味で象徴的なカードであり、使用率は極めて高い。解放するカードの所有者は問わず、ジョーカーですら解放できる。ただし、バトルファイトの勝者が決まってしまうと発動しなくなるという他のカードには見られない特徴をもっている。
♣J=「フュージョンエレファント
ラウザーのAPを2800チャージする「エレファントフュージョン」を発動させる。ラウズアブソーバー及び♣Qのカードと組み合わせて使用することで、ジャックフォームへの強化変身が可能となると思われるがレンゲルはブレイド、ギャレンのライダーシステムとは差異が多いため断定できない。劇中では未使用。
♣Q=「アブゾーブタイガー
ラウザーのAPを2000チャージする「タイガーアブゾーブ」を発動させる。また、ラウズアブソーバー及び♣J・♣Kのカードと組み合わせて使用することで、ジャックフォームへの強化変身・キングフォームへのパワーアップが可能となると思われるがレンゲルはブレイド、ギャレンのライダーシステムとは差異が多いため断定できない。
♣K=「エボリューションタランチュラ
ラウザーのAPを4000チャージする「タランチュラエボリューション」を発動させる。また、ラウズアブソーバー及び♣Qのカードと組み合わせて使用することで、キングフォームへのパワーアップが可能となると思われるがレンゲルはブレイド、ギャレンのライダーシステムとは差異が多いため断定できない。
劇中一度♣Qとともにラウズアブソーバーと使用された際はスパイダーアンデッドの邪悪な力が分離し、生身となった睦月にタランチュラアンデッドの姿が重なる形で力を与え、スパイダーアンデッドの完全な封印に繋がった。
♥4=「フロートドラゴンフライ」
宙に浮遊する「ドラゴンフライフロート」を発動させる。劇場版、対14(フォーティーン)戦で使用。
カードコンボ
♣3+6=「ブリザードゲイル」
渦巻く冷気をまとったコークスクリューパンチ。強力な冷気を拳から放ち、相手を氷漬けにする事もできる。AP消費値は1800AP。
♣5+6=「ブリザードクラッシュ
大きくジャンプしながら冷気を吹き付け、氷漬けにした相手を両足で挟み砕く。AP消費値は2400AP。
♣4+6+8=「ブリザードベノム」
冷気を伴ったレンゲルラウザーを突き立て相手を氷漬けにし、さらに猛毒を注ぎ込む。AP消費値は3800AP。
正式コンボ名なし
♣3+4=「スクリューラッシュ」
レンゲルラウザーを回転させながら鋭く突き出す。AP消費値は1400AP。
ハートスートコンボ
♥4+5+6=「スピニングダンス」
カリスの繰り出すスピニングダンスと同様。
専用ビークル
グリンクローバー
  • 全長:2060mm
  • 全幅:840mm
  • 全高:1300mm
  • 最高時速:320km
  • 最大馬力:470馬力
伊坂=ピーコックアンデッドがレンゲルクロス開発と同時に烏丸たちに制作させた、レンゲル専用のスーパーバイク。基本カラーは。変身前の睦月も搭乗している。
動力系に空気中のあらゆる元素をエネルギー化する謎のエンジン・クラブジェネレーターを採用しており、シャドーチェイサーを凌ぐ出力を誇る。また内部には生体コンピューター・バイオブレインケースが搭載されており、レンゲルの脳波を受けての無人走行が可能となっている。
タンクの両脇に計8門、後部に計4門のウェポンコンテナを搭載しており、ここから生体ホーミングミサイル等を発射することができる。タンク上にはモビルラウザーを搭載しており、特定のカードをラウズする事でカードの効果を発動させることが可能だが、劇中未使用。
♣6=「ブリザードクローバー」
吹雪を起こしながらグリンクローバーで突進し、強烈な体当たり攻撃を食らわせる。劇中未使用だが、ゲーム版では使用可能。

脚注[編集]

  1. ^ このエンブレムはショッカーのレリーフをモチーフとしている。
  2. ^ 劇中ではライオンビートを使用した。
  3. ^ 第38話・最終話・『仮面ライダーディケイド』ではエレメントが自動的に後退して変身する場面がある。
  4. ^ a b 「作品世界を知るための13のキーワード Keyword10」、『宇宙船』Vol.112(2004年5月号)、朝日ソノラマ2004年5月1日、 22頁、 雑誌コード:01843-05。
  5. ^ a b 『仮面ライダーディケイド』でのアタックライドにて同等の効果が使用された。
  6. ^ 助走をつけずにジャンプするパターンも見られた。
  7. ^ 通常時と同様にカテゴリー順からラウズするパターンも見られた。
  8. ^ パラドキサアンデッドは本編未登場(解放されていない)だが、この姿がパラドキサアンデッドの姿を模しているわけではない(ジョーカーが剣崎のキングフォーム同様、ハートスートのすべてのベスタと融合した姿のため)。後に、『仮面ライダーディケイド』にて登場した。
  9. ^ ワイルドカリス時には装備されていない。
  10. ^ ただし、これはカリス及びドラゴンフライアンデッドに変身した時と同じく、あくまでジョーカー又はヒューマンアンデッドの姿でラウズした場合のケースである。
  11. ^ 超全集 2005, p. 28.
  12. ^ 『仮面ライダーブレイド超全集』では、コンボ技としては扱わず別個に記載している[11]
  13. ^ 超全集 2005, p. 40.
  14. ^ 技の名称は『仮面ライダーブレイド超全集』より[13]
  15. ^ 超全集 2005, p. 50.
  16. ^ a b 「ライノセラス」を「ライノス」と表記している場合もある[15]

参考文献[編集]

  • 『仮面ライダ-ブレイド超全集』 小学館〈てれびくんデラックス愛蔵版〉、2005年4月ISBN 4-09-105103-0