劇場版 仮面ライダー龍騎 EPISODE FINAL

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劇場版 仮面ライダー龍騎
EPISODE FINAL
監督 田﨑竜太
脚本 井上敏樹
出演者 須賀貴匡
松田悟志
杉山彩乃
菊地謙三郎
加藤夏希
涼平
萩野崇
弓削智久
久遠さやか
音楽 渡部チェル丸山和範
配給 東映
公開 2002年8月17日
製作国 日本
言語 日本語
興行収入 14億3000万円
前作 劇場版 仮面ライダーアギト PROJECT G4
次作 劇場版 仮面ライダー555 パラダイス・ロスト
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劇場版 仮面ライダー龍騎 EPISODE FINAL』(げきじょうばん かめんライダーりゅうき エピソードファイナル)は、2002年(平成14年)8月17日より東映系で公開された日本の映画作品。特撮ヒーロー番組「仮面ライダーシリーズ」『仮面ライダー龍騎』の映画化作品である。同時上映は『忍風戦隊ハリケンジャー シュシュッと THE MOVIE』。

目次

[編集] 作品概要

本作は「平成ライダーシリーズ」の劇場版映画としては第2作目。当初、仮面ライダーの劇場版は30周年記念の前作『仮面ライダーアギト』のみの予定であったが興行収入で大ヒットを収め、本作以降の仮面ライダーシリーズも映画化されている。

TVシリーズの外伝的ストーリーが描かれた前作『アギト』に対し、今作ではイベント的な側面を強化、「TVシリーズに先駆けて最終回を先行公開する」ことをアピールし、物語が終焉を迎える最後の3日間を描いた。しかし結果的には結末の異なる「もう1つの最終回」という扱いになっている。本作の時間軸をTVシリーズと繋げた場合、第47話の後に続く物語になる。

当初TVシリーズの結末も劇場版と同じ、または近い形を想定していたらしいが、公開後に劇場版に無関与のメインライター・小林靖子に結末を一任することになり、劇場版とは別解釈の結末となった。TVシリーズ終了当時雑誌でプロデューサー・白倉伸一郎は脚本家の違いから、劇場版を「井上最終回」、TVシリーズ最終回を「小林最終回」と呼び、小林には「劇場版は読まなくていいです」と指示した。またTVシリーズ最終回の監督も田﨑竜太ではなく石田秀範であった。

公開中のみならず、公開終了後も情報の露出が徹底的に制限され、終盤の展開やリュウガの正体は実際に本作を観ないと分からないようにされていた(これらの情報は、TVシリーズの放送終了に合わせて正式に公開されている)。また、マスコミ用に配布された台本も後半の部分は削除されていた。

TVシリーズに先駆け龍騎サバイブとナイトサバイブ[1]、シアゴースト、レイドラグーンが登場した。

また劇場版『アギト』では友情出演として藤岡弘、が出演したが、本作では当時既にメジャー俳優として活躍し始めていた賀集利樹要潤等の『アギト』のレギュラー陣が友情出演している。

本作では特撮作品では初めてパナソニック製の業務用HDビデオカメラ「VARICAM」を使って撮影されたものである[2]

[編集] あらすじ

2002年冬、自らの願いを叶える為に戦っていた13人の仮面ライダー達は 龍騎、ナイト、ゾルダ、王蛇、ファム、そして「現れていないライダー」の6人となっていた。

ある日、ライダーの戦いを仕掛けた男・神崎士郎は生き残ったライダーたちに「自らの願いを叶えるタイムリミットは残り3日」であると告げる。戦いを止めようとする城戸真司の声も虚しく、勝者になるべく戦いを繰り広げるライダー達。そんな中、龍騎と同じ姿をしたライダー・リュウガが最後の参戦者として暗躍し始める。

様々な謎が錯綜する中、ライダー達の最後の戦いが始まる。

[編集] 主な登場人物

下記以外の人物については仮面ライダー龍騎#登場人物を参照。

霧島美穂(きりしま みほ) / 仮面ライダーファム
18歳。「作中唯一にしてシリーズ初の女性ライダー」である。
浅倉に姉を殺されており、遺体の冷凍保存にかかる莫大な費用を稼ぐべく結婚詐欺を働いていた。また、姉の殺害事件の裁判を含めて浅倉の一連の弁護に関わり、浅倉を死刑にしなかった北岡を浅倉と共に恨んでいる。北岡は美穂に対して罪の意識を感じていたが、それを受け入れられずに北岡を拒絶するも、彼に止めを刺すことはなかった。浅倉への復讐と姉を蘇生させるためライダーバトルに参戦、王蛇に追い詰められるが、戦いに乱入してきたリュウガの攻撃で弱体化した王蛇のカードデッキを破壊する形で止めを刺し、姉の敵を討つ。戦いの中でライダーバトルを止めようと奔走する真司に出会い、次第に好意を抱き始める。真司に仄かな想いを寄せつつ、ライダーの戦いを止めようとも考え始めるが、リュウガとの戦闘で致命傷を負い、真司を見送った後に息を引き取った。
TVSP版では変身後の姿のみ登場。劇場版とは違い、他のライダーと共に真司や蓮に攻撃を仕掛ける。
鏡像の城戸真司 / 仮面ライダーリュウガ
ミラーワールドにおいて実体化した真司の虚像、つまりもう1人の真司とされている(EDクレジットでは「城戸真司 仮面ライダー龍騎/リュウガ」となっている)。真司と瓜二つの容姿だが、鏡像であるために唯一、衣服の模様が左右反対である。性格も真司とは正反対で、寡黙で狡猾で好戦的。変身後でも龍騎の鏡像といえる存在で、「ミラーワールドのライダー」を自称する。ミラーワールドの住人であるために他のライダーとは逆にミラーワールドでは無制限に活動でき、現実世界での活動時間に制限がある事から、完全な肉体を得る為に龍騎=真司との融合を図る。王蛇とファムの戦いに乱入して王蛇を弱体化させ、ファムに倒させるきっかけを作り、そのファムも後に自らの手で倒す。自らが戦いの元凶であったとを気づき罪悪感に打ちひしがれた真司を騙して融合に成功しナイトと最後の戦いを繰り広げている途中で分離され、龍騎との激闘の末にドラゴンライダーキックの撃ち合いで敗北し、ドラグブラッカーと共に爆発して消滅した。『仮面ライダー龍騎』の作品内に登場した仮面ライダーでは龍騎こと真司が自身の手で葬った唯一の仮面ライダーである[3]
出生は公式には不明[4]。須賀貴匡と岡元次郎(リュウガ役)は「設定が曖昧なので自分なりに解釈するしかなく、神崎士郎が送り込んだリーサルウェポン(真司の姿をしたモンスター)のつもりで演じた」と語っている。最終兵器の呼び名通り、劇中では王蛇やファムを葬り、龍騎やナイトをも圧倒するなど正に鬼神の如き強さを見せた。
TVSP版では変身後の姿のみ登場。蓮が倒れ真司のカードデッキが破壊された後は、ファムを庇いながら、他のライダー共々現れた蜘蛛型モンスターたちと戦う。

[編集] 仮面ライダー

仮面ライダー龍騎
龍騎サバイブ
仮面ライダーナイト
ナイトサバイブ
仮面ライダーゾルダ
仮面ライダー王蛇
ブランク体
仮面ライダーファム
仮面ライダーリュウガ

[編集] ミラーモンスター

これらの怪人はTVシリーズ終盤に登場しており、いわゆる「劇場版先行登場」した怪人であり、平成シリーズ初となる。

シアゴースト
ヤゴ型モンスター。常に集団で行動し、本編・劇場版共にミラーワールドの崩壊が迫るにつれて大繁殖を開始した。下記のレイドラグーン、ハイドラグーンに変態する特性を持ち、高い環境適応能力を持つ。
口から出す触手を人体に直接埋め込み、引きずり込んで捕食する。独特の不気味な鳴き声が特徴。
身体のラインが赤い個体と青い個体が存在するが能力的に差異はない。
レイドラグーン
シアゴーストが脱皮して誕生したトンボ型モンスター。
飛行能力を持ち、シアゴーストと同じく集団で行動する。なお、公式サイトではこのモンスターの説明がない。
ハイドラグーン
トンボ型モンスター。レイドラグーンが脱皮して誕生した最終進化形態。人型では無く完全な飛行型になっている。左右羽の下に一門づつ、腕の様に操作出来るミサイルを装備している。
TVシリーズではこの形態まで成長した個体はいないため、登場したのは上記の二形態までである。現実世界の環境に適応しており、終盤におけるミラーワールドの崩壊に伴い、レイドラグーンと共に現実世界への大移動を開始する。

[編集] キャスト

[編集] スーツアクター

[編集] スタッフ

[編集] 主題歌

「Alive A life -Advent Mix-」
  • 作詞 - 海老根祐子 / 作曲 - 和田耕平 / 編曲 - 安藤高弘 / 歌 - 松本梨香

[編集] オリジナル・サウンドトラック

TV版と同じく渡部チェルと丸山和範による作・編曲。劇場版BGM・EDテーマ+TV用の主要BGMという構成となっている。映画公開より18日前に発売された。

[編集] 映像ソフト化

  • 劇場版 仮面ライダー龍騎 EPISODE FINAL メイキング(DVD:2002年(平成14年)8月2日発売)
撮影風景のドキュメンタリー、スタッフやキャストのインタビューを収録。
本編、映像特典(製作発表、初日舞台挨拶、劇場予告など)を収録。初回生産分には特製トレーディングカードを封入。
  • 劇場版 仮面ライダー龍騎 EPISODE FINAL ディレクターズカット版(DVD:2003年(平成15年)5月21日発売)
未公開エピソードやバトルシーンの追加・再編集を行ったディレクターズカット版を収録。ボーナスディスクには映像特典(完成披露試写会、前夜祭、予告PR集など)を収録。初回生産分には、抽選特典として「チェスピースコレクションDX・仮面ライダー龍騎13人ライダーセット」の応募券を封入。

[編集] 関連項目

[編集] 脚注

  1. ^ TV版と違い、直接変身した。
  2. ^ デジタルシネマカメラ VARICAM/映画史100年・沈黙の革命 パナソニック・イズム
  3. ^ 『仮面ライダー龍騎 ハイパーバトルビデオ』に出てきた、仮面ライダーアギト 悪のバーニングフォームは除く。
  4. ^ 講談社『テレビマガジン特別編集 仮面ライダー龍騎』では、幼少時代に城戸真司と一日遊んだ神崎優衣がその思い出を絵に描いたことから彼が誕生したと推測されており、株式会社カンゼン『平成仮面ライダー変身伝』でも、真司と優衣が遊んだことが何らかの要因になった可能性があると指摘されている。HERO SAGA『MASKED RIDER RYUKI EDITION -アドベントカレンダー-』に登場した際は死に別れた真司の兄真一の残留思念ではないかと語られている。
  5. ^ 「LIST OF WORKS 高岩成二」『JAE NAKED HERO』 太田出版、2010年3月8日、141頁。ISBN 978-7783-1210-7
  6. ^ a b c キャスト・スタッフ 劇場版 仮面ライダー龍騎 EPISODE FINAL/他1本”. goo 映画. 2011年7月9日閲覧。
  7. ^ 「LIST OF WORKS 押川善文」『JAE NAKED HERO』 太田出版、2010年3月8日、123頁。ISBN 978-7783-1210-7
  8. ^ a b 「LIST OF WORKS 岡元次郎」『JAE NAKED HERO』 太田出版、2010年3月8日、35頁。ISBN 978-7783-1210-7

[編集] 外部リンク

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