仮面の告白
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『仮面の告白』(かめんのこくはく)は、三島由紀夫による長編小説で作者の自伝的作品である。
1949年7月に河出書房から、初の書き下ろし小説として刊行された。担当編集者は坂本龍一の父、坂本一亀であった。
翌年7月に、福田恒存の解説を入れ、新潮文庫で刊行(三島作品最初の、文庫版での刊行)。以来半世紀を越え、数度の改版を経て、絶えず重刷されている。
なお河出書房新社で1996年6月に、「初版復刻版 仮面の告白」が刊行されている。
[編集] 概要
「私」による一人称<告白体>の形式により、「私」の生い立ちから青年期までを描いてゆく自伝的小説である。祖母を中心とした家族との関わり、学習院における同性愛的経験、友人の妹との恋愛と裏切りなどの出来事が、第二次世界大戦期、戦後期の時代背景の中に描かれている。当時、同性愛というテーマを扱ったことはセンセーショナルな話題を呼び、この作品は一躍、20代半ばで三島を著名作家とした。
冒頭で、ドストエフスキ『カラマーゾフの兄弟』の第3編「熱烈なる心の詩」の文章を引用している。
[編集] 登場人物
- 私=三島由紀夫
- 私の家族
- 近江
- 園子 ほか