仙台市地下鉄
| 仙台市地下鉄 | |
|---|---|
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シンボルマーク
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| 路線総延長 | 14.8 km |
| 軌間 | 1067 mm |
| 電圧 | (南北線)1500 V(直流) |
| 最大勾配 | 3.5 パーミル |
| 最小半径 | 160 m |
| 最高速度 | 75 km/h |
仙台市地下鉄(せんだいしちかてつ。英: Sendai Subway、英略称:SS)は、仙台市交通局高速電車部が運営する地下鉄である。シンボルカラーは紺青色としている。
仙台市交通局は以前「仙台市営地下鉄」と案内していたが、2007年(平成19年)頃から「仙台市地下鉄」に変更され、ペデストリアンデッキの案内板やきっぷ売り場、車内放送もすべて「仙台市地下鉄」に統一されている。これは福岡市交通局と同様である。
2012年現在、日本の地下鉄で唯一駅ナンバリングおよびIC乗車カードを導入していない。
目次 |
路線[編集]
| 路線名 | 営業キロ | 事業名 | 事業延長 |
|---|---|---|---|
| ■ 仙台市地下鉄南北線 | 14.8km | 仙塩広域都市計画都市高速鉄道 第1号 仙台市高速鉄道南北線 |
15.56km (地表式 3.91km) (地下式 11.65km) |
| ■ 仙台市地下鉄東西線 | 13.9km | 仙塩広域都市計画都市高速鉄道 第4号 仙台市高速鉄道東西線 |
14.38km (地表式 0.55km) (地下式 13.83km) |
車両[編集]
運賃[編集]
大人普通旅客運賃(小児半額・10円未満切り上げ)。対キロ区間制。2004年(平成16年)12月19日現在。
| 区間 | 運賃(円) |
|---|---|
| 1区 (1 - 3km) | 200 |
| 2区 (4 - 6km) | 240 |
| 3区 (7 - 9km) | 290 |
| 4区 (10 - 12km) | 320 |
| 5区 (13km - ) | 350 |
運賃、所要時間については、公式サイトも参照。
乗車券[編集]
- プリペイドカード:バス・地下鉄で使用できるプリペイド式乗車カードで、自動改札機に直接投入して使用できる。詳細は各記事を参照のこと。
- 一日乗車券
- 地下鉄一日乗車券(大人820円、小児410円。全日有効)
- 地下鉄土・日・休日一日乗車券(大人600円、小児300円。土曜・日曜・休日のみ有効)…2008年3月までは、「地下鉄日・休日一日乗車券」で、祝祭日等にあたらない土曜日の使用ができなかったが、2008年4月より、土曜日の使用も可能となった。旧来の「地下鉄日・休日一日乗車券」と書かれたカードの土曜日利用も可能。
- 仙台まるごとパス
- 仙台周辺の鉄道・バスが自由に乗り降りできる(宮城交通は一部路線を除いて使用できない)。
- 定期乗車券
備考[編集]
- 現金で購入した乗車券に限り、自動券売機に挿入すると払戻しされる。
- チケットフリー式
- 切符を自動改札機に通すことによって、初めて乗車券の表面に駅名が印字されるもので、普通乗車券では日本全国の地下鉄で唯一導入している[† 1]。このため有効期間内に限り、乗車券を購入した駅以外の駅でその乗車券を使って入場することができる。例えば広瀬通駅で購入した乗車券でも有効期間内に限り長町南駅などでも使用できる。また、チケットフリー制であるという利点を生かし、往復乗車券としても利用できるため、ユアテックスタジアム仙台でのサッカー開催日や定禅寺通りなどでのイベントが行われる日には「きっぷは2枚お買い求め下さい」という案内がされる。過去に発券していた回数乗車券も駅名区間式ではなく金額式で線内のどの駅でも使用できた。現在はジョイカードが回数乗車券と同じ割引率のため、回数乗車券は販売されていない。
- 2011年(平成23年)12月13日に、2014年度をめどに南北線と市営バスにIC乗車カードを導入する予定と発表した(宮城交通も同時に導入予定)。東日本旅客鉄道(JR東日本)のSuicaとの相互利用なども視野に入れる[2]。
歴史[編集]
高度経済成長期の仙台市では、主に市北部から隣接する泉市(現泉区)に及ぶ七北田丘陵で急速な宅地開発が行われ、人口のドーナツ化現象が発生していた。この新興の郊外ニュータウンと中心部との間の自動車往来が増加する一方で、古くからの市街地を路線とした仙台市電は1960年(昭和35年)をピークとして乗客数が減少の一途を示しており、1973年(昭和48年)に廃止が決定し、1976年(昭和51年)3月末に実際に廃止された。
これらの状況を背景に、中心部を通過するのみの自動車の迂回を企図して国道4号・仙台バイパスが計画・建設され、同時に中心部への大量高速輸送機関として地下鉄網が計画された(市の計画名称はMass Rapid Transit:MRT)。地下鉄網計画[3]では以下のような路線が想定された[4]。
- 南北線:七北田(現八乙女に相当) - 鍋田(現長町南に相当)
- 七北田線:桂島 - 将監 - 市名坂[† 2] - 七北田
- 鶴ヶ谷線:瓦山(現台原に相当) - 南光台[† 2] - 南光台南[† 2] - 鶴ヶ谷
- 川内線:仙台 - 東一番丁 - 川内 - 八幡町 - 貝ヶ森[† 2] - 泉ヶ丘
- 名取線:鍋田 - 泉崎(現富沢に相当) - 柳生 - 高舘[† 2] - 小泉(名取ニュータウン)
- 茂庭線:鍋田 - 泉崎[† 2] - 西ノ平 - 山田[† 2] - 太白[† 2] - 茂庭
すなわち「南北線」は現在の仙台市地下鉄南北線の八乙女 - 長町南に相当するが、現台原駅以北において、当時の国道4号(都市計画道路3.3.28元寺小路七北田線。現宮城県道22号仙台泉線)を北上する想定であった。また、「南北線」から分岐する路線として、八乙女に「七北田線」が接続して北方向に、台原に「鶴ヶ谷線」が接続して東方向に、長町南に「名取線」および「茂庭線」が接続して富沢から南および西方向に分かれる計画である。さらに、仙台駅では仙石線を西に延長するように「川内線」が接続し、北部の郊外ニュータウン同士を横方向に繋ぐ計画である。
オイルショックが発生するなど社会情勢の変化はあったが、地下鉄網計画のうち、「名取線」および「茂庭線」の鍋田 - 泉崎を加えた「南北線」が1975年(昭和50年)に運輸省の仙台地方陸上交通審議会で認可された。1978年(昭和53年)に地下鉄の免許申請が行われ、1980年(昭和55年)5月30日に免許が交付され、1981年(昭和56年)に狭軌架空線方式の南北線が着工された。
工事では、地上区間や山岳トンネル区間の多い区間が日本鉄道建設公団(現鉄道建設・運輸施設整備支援機構)に委託された。これは一時的な地下鉄建設のために仙台市が人員補充を避けるための方策であったが、公団も上越新幹線で発展させたNATM工法を応用するなど、経済的な路線建築が実現した。
1987年(昭和62年)7月15日、南北線富沢 - 八乙女間の全線13.6kmが開通した。八乙女駅ではバスとの乗り継ぎ施設が併設され、その他の駅でもバスとの乗り継ぎ運賃が設定された。
1992年(平成4年)7月15日には泉中央駅へ1駅延伸した(総延長14.8km)。過去の計画における「七北田線」では七北田宿のある市名坂を経由する想定であったが、その西側に新たに造成された泉中央副都心に向かってそのまま北に延伸した。同年度に、泉区泉ヶ丘まで延伸するかどうかの調査が行われたが、延伸しないことで決着した。
詳細は「仙台鉄道#黒川郡の鉄軌道構想」を参照
2007年(平成19年)5月26日に南北線の運行管理システムが更新され駅内放送も変更された。
仙台市では2015年度(平成27年度)を開業予定として、東西線(動物公園 - 荒井間13.9km)事業を進めている。東西線はリニアモーターを採用、トンネル径の小さい「ミニ地下鉄」方式で建設される。東西線の仙台駅より西側の区間は、過去の計画の「川内線」および「茂庭線」を踏襲した仙台市営モノレール南西線や仙台トンネルへの直通案などの構想を経て、費用対効果が高い区間に短縮された。
経営状況[編集]
| 会計年度 | 単年度純損益額 | 累積欠損額 |
|---|---|---|
| 平成19年度 | ▲3億8667万円 | 1099億5183万円 |
| 平成20年度 | 13億6822万円 | 1085億8361万円 |
| 平成21年度 | 18億9852万円 | 1066億8509万円 |
| 平成22年度 | 24億7987万円 | 1042億523万円 |
| 平成23年度 | 24億7827万円 | 1017億2696万円 |
開業から2007年度までの単年度純損益は赤字が続いていたが、2008年度から黒字に転換。2011年度は東日本大震災の影響によって前年度比+285,467%の特別損失を計上したが、24億7827万円の黒字となった。累積損益は1017億2696万円の赤字[5]。
脚注[編集]
注釈[編集]
出典[編集]
関連項目[編集]
外部リンク[編集]
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