無量寿経
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| 基本教義 |
|---|
| 縁起 四諦 八正道 三法印 四法印 諸行無常 諸法無我 涅槃寂静 一切皆苦 |
| 人物 |
| 釈迦 十大弟子 龍樹 |
| 如来・菩薩 |
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『無量寿経(むりょうじゅきょう)』は、大乗仏教の経典の一つ。原題はサンスクリットで『スカーバティービューハ、Sukhaavatii-vyuuha(極楽の荘厳)』。日本に伝わった経典は、漢訳で『佛説無量壽經(仏説無量寿経)』と呼ばれる。また『大無量壽經(大経)』『雙巻經(双巻経)』とも呼ばれる。サンスクリットでは同タイトルの『阿弥陀経』と区別して、「大スカーバティービューハ」とも呼ぶ。
浄土教の根本聖典の一つで、『観無量寿経』、『阿弥陀経』とともに「浄土三部経」と呼ばれる。サンスクリット原典、チベット語訳、および5種の漢訳が現存する。なお漢字制限(当用漢字、常用漢字、教育漢字)により現表記となる。
目次 |
[編集] 内容
序分に、王舎城の耆闍崛山において、優れた比丘や菩薩たちに対して、釈迦が五徳の瑞相をあらわし説かれた。
正宗分には、法蔵菩薩が発願し修行して阿弥陀仏となった仏願の始終が説かれる。諸仏の浄土の中から安養の浄土を選び、四十八願が説かれる。なかでも、第十八願は王本願とも言われ、阿弥陀仏の本心のお約束である。第十八願「設我得佛 十方衆生 至心信樂 欲生我國 乃至十念 若不生者 不取正覺 唯除五逆誹謗正法」は、
- 十方世界の衆生を「至心」・「信楽」・「欲生我国」の三心にしてみせるというお約束である。「至心」とは大安心の心、「欲生我国」とは大満足の心、「信楽」とは至心と欲生我国を一つにした心。「十念」とは十回の念仏では無く、阿弥陀仏に救われた報恩の念仏の事であり、何回称えると言う事ではない。回数を問題にしているのではない。この願と行が成就して阿弥陀仏となってから十劫を経ているという。
下巻には、第十八願が成就し衆生は阿弥陀仏の名号を聞信する一念に往生が定まると述べ、さらに浄土に往生した聖衆の徳を説く。
次に釈迦は弥勒菩薩に対して、穢土の様相を三毒、五悪と示し誡め、浄土への往生を願うよう勧める。
流通分には、無上功徳の名号を受持せよとすすめ、一切の法が滅しても、この経だけは留めおいて人々を救いつづけると説いて終る。
[編集] 中国語訳について
2006年現在、伝わっているものとして、以下の訳本が挙げられる。
- 漢訳 支婁梼讖(しるかせん) 訳
- 呉訳 支謙 訳
- 魏訳 康僧鎧(こうそうがい) 訳
- 唐訳 菩提流支(ぼだいるし) 訳
- 宋訳 法賢 訳
前3訳に関しては訳者に疑問が持たれている。一般に用いられるのは「魏訳」である。また、他にも7つの異訳本があったとされているが、現在は欠本となっている(五存七欠)。。
魏訳の特徴として、「自然」「無為」「清浄」など、魏晋時代の老荘ないし道教と共通する用語が多く見え、道教の影響が強く反映していることが挙げられる。

