交響曲第4番 (ベートーヴェン)
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ベートーヴェンの交響曲第4番変ロ長調 作品60は、1807年までに完成された交響曲である。シューマンが「2人の北欧神話の巨人(3番と5番のこと)の間にはさまれたギリシアの乙女」と例えたと伝えられている。
目次 |
[編集] 初演
1807年3月、ロブコヴィツ邸にて
[編集] 楽器編成
| 木管 | 金管 | 打 | 弦 | ||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| Fl. | 1 | Hr. | 2 | Timp. | 一対 | Vn.1 | ● |
| Ob. | 2 | Trp. | 2 | 他 | Vn.2 | ● | |
| Cl. | 2 | 他 | Va. | ● | |||
| Fg. | 2 | Vc. | ● | ||||
| 他 | Cb. | ● | |||||
標準の二管編成よりさらにフルートが1本少なく、ベートーヴェンの交響曲の中で最小である。
[編集] 曲の構成
- ソナタ形式(提示部反復指定あり)。暗い雰囲気の序奏から盛り上がり、主部に入ると一転して軽快な音楽が続く。注意して聞いてみると、開始部の序奏の音形進行は、第5番の開始の音形進行と同じなのが聞き取れる(第4番はG♭-E♭-F-D♭、第5番はG-E♭-F-D)。また、第2主題提示前から頻繁に提示されるシンコペーションが効果的に使われており、このモチーフを使って提示部反復用に書かれた14小節はベートーヴェンの交響曲中最長である。また、2拍子の特長を生かし、全音符や2分音符が比較的多いことも特筆される。
- 第2楽章 Adagio 変ホ長調 3/4拍子
- 展開部を欠くソナタ形式。クラリネットによる息の長い旋律が特徴的。第2主題もクラリネットによりどこかもの悲しく提示される。これが第1主題の動機に打ち消されて再現部に入る。再現部は型どおりにはならず、展開部がないのを補った劇的なものになっている。
- 第4楽章 Allegro ma non troppo 変ロ長調 2/4拍子
- ソナタ形式(提示部反復指定あり)。16部音符の速い旋律が全曲を駆け回る。ファゴットによる主題の再現は難所。
[編集] 演奏時間
約34分
[編集] 外部リンク
- ベートーヴェンの交響曲第4番の総譜 (HTML) - IUDLP: The Indiana University Digital Library Program
- ベートーヴェンの交響曲第4番の総譜 (PDF) - IMSLP: The International Music Score Library Project
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