交響曲第3番 (シマノフスキ)

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カロル・シマノフスキの《交響曲第3番夜の歌』》作品27は、1916年に作曲された交響曲である。

概要[編集]

シマノフスキは生涯に4つの交響曲を作曲している。1906年1907年の間に作曲された《第1番》(但し後に撤回されており、近年まで上演・録音されることがなかった)、1909年から1910年にかけて作曲され、レーガーリヒャルト・シュトラウススクリャービンの影響が見られる《第2番》、「協奏交響曲」と題されたピアノ協奏曲風の《第4番》および本作である。

《交響曲 第3番「夜の歌」》は、単一楽章の声楽つき交響曲(合唱交響曲)である。ソナタ形式によらずに自由に構成されており、交響曲というより実質的にはカンタータに分類され得る。無調的な響きやフランス印象主義ふうの異国情緒、ストラヴィンスキーを連想させる豪華絢爛で原色的な管弦楽法、スクリャービンばりの神秘性と官能性に満ち溢れた意欲的な作品である。

ペルシャの神秘主義の詩人、ジャラール・ウッディーン・ルーミーの作品のドイツ語訳に基づいて、タデウシュ・ミチヌスキポーランド語に翻訳したものが歌詞に採用されている。

楽器編成[編集]

構成[編集]

次のように3つの部分から構成されるが、すべて間断なく連続して演奏されるため、実際には単一楽章の作品とみて差し支えない。

  • 第1楽章 Moderato assai
  • 第2楽章 Vivace scherzando
  • 第3楽章 Largo

参考文献[編集]