井江春代

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井江 春代(いえ はるよ、1923年1月1日 - 2011年5月11日)は、日本美術家絵本作家である。

経歴[編集]

  • 1923年(大正12年)、鳥取県に生まれる。1944年(昭和19年)、女子美術専門学校(現 女子美術大学)師範科日本画部卒業。
  • 1964年(昭和39年)、絵本『かえるのけろ』で第13回小学館絵画賞受賞[1]。以後児童出版の仕事で多忙となる。
  • 1966年(昭和41年)、絵本『かまきりとフライパン』刊行(ひかりのくに昭和出版刊)[2]
  • 1973年(昭和48年)、初めてのラテンアメリカ旅行。これ以後、昭和60年(1985年)まで5回ペルーを訪問。
  • 1986年(昭和61年)、絵本『パチャママ だいちのめがみ』刊行(フレーベル館刊)。
  • 1987年(昭和62年)、絵本『パチャママしってる?』刊行(フレーベル館刊)。
  • 1988年(昭和63年)、絵本『パチャママのとりかえっこ』刊行(フレーベル館刊)。
  • 1989年(平成元年)、絵本『おせっかいなパチャママ』刊行(フレーベル館刊)。
  • 1990年(平成2年)、絵本『パチャママのおはなし わがままリンド』刊行(フレーベル館刊)。
  • 1991年(平成3年)、絵本『パチャママしなないで!』刊行(フレーベル館刊)。パチャママシリーズ全6冊刊行終了。
  • 1992年(平成4年)、個展「リンゴの木の下で パチャママ原画展」小さな絵本美術館(諏訪)。
  • 1997年(平成9年)、個展「20代から60代 半世紀の歩み 井江春代回顧展」小さな絵本美術館(諏訪)。
  • 2000年(平成12年)、個展「喜寿のあそび 紙筒人形」或るギャラリー(西国分寺)。
  • 2001年(平成13年)、個展「アンデスが私を変えた」シルクラブ(沼袋)。
  • 2011年(平成23年)、死去(享年88)。

脚注[編集]