井形慶子
| 井形慶子 | |
|---|---|
| 誕生 | 1959年12月18日(52歳) 長崎県長崎市 |
| 職業 | 作家・雑誌編集長・出版社代表取締役 |
| 国籍 | |
| 活動期間 | 1990年 - |
| ジャンル | エッセイ |
| 代表作 | 『古くて豊かなイギリスの家 便利で貧しい日本の家』新潮文庫 『イギリス式月収20万円の暮らし方』講談社 『日本人の背中 』サンマーク出版 『あなたが私を好きだった頃』ポプラ社 |
井形 慶子(いがた けいこ、1959年12月18日 - )は、日本の作家、ジャーナリスト、月刊「ミスター・パートナー」雑誌編集長、出版社代表取締役。ザ・ナショナル・トラストブランド顧問。海外特派員協会会員。長崎県長崎市出身。
目次 |
[編集] 経歴
- 1977年 活水高等学校卒業後、大学生活に疑問を持ち初めての渡英。
- 1978年 帰国後大学を中退しインテリア雑誌「私の部屋」編集部に入社。
- 1982年 フリーの編集者になる。
- 1985年 外国人向け情報誌を創刊し編集長に就任。
- 1987年 「海外ライフ」創刊。
- 1988年 出版社設立。同年英国生活情報誌「ミスター・パートナー」創刊。同誌編集長に就任。
- 1990年 「結婚しましょ!」(朝日ソノラマ刊)で作家デビュー。
- 1997年 「南の島に暮らす日本人たち」が日本図書館協会選定図書に。
- 2000年 「古くて豊かなイギリスの家 便利で貧しい日本の家」(大和書房)がベストセラーとなりTV・ラジオ他各マスコミで大々的に取り上げられ、翌年「お金とモノから解放されるイギリスの知恵」(大和書房)が再びベストセラーに。以降イギリス関連のエッセイを多数執筆。
- 2000年 FMラジオ番組「WEST END TALK」スタート(FM-FUJI)レギュラーパーソナリティーに。
- 2005年 自伝的恋愛エッセイ「あなたが私を好きだった頃」(ポプラ社)が15万部を記録。
- 2007年 「運命をかえる言葉の力」(集英社)が高等学校標準国語総合で教科書に採択される。
- 2008年 月刊情報誌「ミスター・パートナー」20周年記念号を発売。
- 2011年 1月より東京新聞にて「本音のコラム」水曜日を担当。連載中。
[編集] 人物
活水高等学校時代、池田理代子の「ベルサイユの薔薇」に憧れ少女漫画家を目指す。講談社の新人賞に応募し入選。大学入試のため上京した時、初めて出版社を訪れる。大学に進学するも学生生活に疑問を持ちガソリンスタンドでアルバイトを始め、19歳の時初めてイギリスへ旅立つ。同年代の外国人と一緒にキャンプ旅行に参加しヨーロッパを旅する。旅先で立ち寄ったパリでは、ファッションデザイナー高田賢三のオフィスへ、アポイントなしの突撃取材を敢行した。つたない英語で悪戦苦闘のあげく、高田賢三と出逢い取材を行なう。当時の事を本人は「『憧れのあなたに会うのが夢でした』という一言をいうのが精一杯でした」と著書「女性の向上心」で書いている。帰国後そのレポートがきっかけで出版社に入ることになり、大学を中退する。
その後フリーの編集者となり結婚、出産、離婚を経験した本人は、出版社へ企画を売り込む。「ベビーを連れて女性が一人で海外へ旅立つことができるか?」企画が通り一人娘と2人分のイギリス行きチケットを手にする。
2002年より「井形慶子と行く英国のコッツウォルズ地方の家々を巡る旅」と題してコッツウォルズ・ウィンド・アカデミー(株)が主催するツアーが開始、以降年1回の企画でツアーが催行される。
一方、政治経済についても関心が高く、自身が発行する『月刊ミスター・パートナー』では「新シリーズ政治と暮らし」と題し、自民党、民主党、社民党など時代のキーマンたる政治家へアプローチし、自身の視点による政治家の「暮らしぶり」を導き出している。鳩山由紀夫、岡田克也、石原慎太郎、福島瑞穂、亀井静香、馬淵澄夫、加藤紘一等。ホームページの最新エッセイに詳しく記載されてある。また文庫解説陣でもデンソー会長の岡部弘、スピリチュアルカウンセラーの江原啓之、漫画家の池田理代子、槇村さとる、ニュースキャスター蟹瀬誠一とユニークな顔ぶれが揃う。
1999年、東京都下にイギリスで見たコテージ風の家を建てた。そのエピソードは、新潮OH!文庫の「イギリスの家を1000万円台で建てた!」改め、「戸建て願望」(新潮文庫)に記載されている。
また、2009年にはロンドンに取材活動の拠点を持ち、現在も日英を行き来している。
[編集] 作品
作品のほとんどは「イギリス」がテーマである。自分の足で降り立った場所を取材し、そこで生活している人々との触れ合いを通じ、自身のエッセイとして社会批判も折り混ぜ作品は完成している。イギリス関連の著書を発表する著者としては、マークス寿子、林望、林信吾などがあげられているが、自身の作風のユニークさは30年間渡英し続けた「訪問者」の視点にある。代表作となった「古くて豊かなイギリスの家 便利で貧しい日本の家」では翻訳調の文体と評され、高い評価を得た。そしてNHK「ラジオ深夜便ユナイテッドエッセイ」にも出演し、この作品の続編「少ないお金で夢がかなうイギリスの小さな家」について語った。また自身が取材時に記録した映像を編集したビデオ、「少ないお金で夢がかなうイギリスの小さな家 」(製作:ミスター・パートナー)では井形慶子の著書の裏付けが正確に記録されている。2005年に発表した「あなたが私を好きだった頃」は自身初の恋愛エッセイ。淡々とした心象風景の描き方、叙情的な文体に読者の間では小説かエッセイなのかと論議もあったが、ベストセラー作品となり、イギリスエッセイストとして定着しつつあった自身の殻を破る快作となった。これを機にスピリチュアルの真実を探った「夜にそびえる不安の塔」(講談社)「約束のない日曜日」(ポプラ社)など小説ともエッセイとも読める作品を発表し、さらに自身の撮影によるフォトエッセイも出すなど常に新しいジャンルへの挑戦を続けている。
[編集] 著書一覧
[編集] エッセイ
- 結婚しましょ!-平成時代のパートナー探しと結婚産業症候群 (朝日ソノラマ/単行本 - 1990/11)
- いつかイギリスに暮らすわたし (フローラル出版/単行本 - 1993/10)
- わたしは誰-そしてヒプノセラピーが始まった… (ミスター・パートナー’s BOOK/単行本 - 1995/12)
- 理屈を言うな!相手を探せ!! (ミスター・パートナー’s BOOK/単行本 - 1997/1)
- 南の島に暮らす日本人たち (ミスター・パートナー’s BOOK/単行本 - 1997/9)
- いつかイギリスに暮らすわたし (ちくま文庫 - 1998/3)
- イギリス&東京 暮らしの手帖 (ミスター・パートナー’s BOOK/ 単行本- 1998/6)
- イギリスに暮らすとき (ミスター・パートナー’s BOOK/単行本 - 1999/2)
- 個性的な家をハウスメーカーで建てる! (ミスター・パートナー’s BOOK /単行本 - 2000/2)
- なぜかオトコ運のいい女性(ひと)悪い女性(ひと) (大和書房/単行本 - 2000/5)
- 南の島に暮らす日本人たち (ちくま文庫 - 2000/7)
- Ordinary days-終わりなき想い (ミスター・パートナー’s BOOK /単行本 - 2000/8)
- 古くて豊かなイギリスの家 便利で貧しい日本の家 (大和書房/単行本 - 2000/12)
- お金とモノから解放されるイギリスの知恵 (大和書房/単行本 - 2001/11)
- ときどきイギリス暮らし (ちくま文庫 - 2001/4)
- イギリスの家を1000万円台で建てた! (新潮OH!文庫 - 2001/9)
- イギリス式お金をかけず楽しく生きる! (講談社/単行本 - 2002/7)
- イギリス流つぎはぎ英語で大丈夫! (幻冬社/単行本 - 2002/9)
- 仕事と年齢にとらわれないイギリスの豊かな常識 (大和書房/単行本 - 2002/11)
- なぜかオトコ運のいい女性悪い女性 (知恵の森文庫 - 2003/5)
- 1ポンドの幸せづくり (青山書籍/単行本 - 2003/9)
- 運命をかえる言葉の力 (集英社/単行本 - 2003/9)
- 英国セント・キルダ島の何も持たない生き方-自分を幸せだと思う哲学 (講談社/単行本 - 2003/11)
- 生活大国イギリスの知られざる習慣 (大和書房/単行本 - 2003/11)
- 少ないお金で夢がかなうイギリスの小さな家 (大和書房/単行本 - 2004/10)
- 古くて豊かなイギリスの家 便利で貧しい日本の家 (新潮文庫 - 2004/5)
- イギリス式月収20万円の暮らし方 (講談社/単行本 - 2004/5)
- 仕事も暮らしも3で割るイギリスの習慣 (新潮社/単行本 - 2005/5)
- あなたが私を好きだった頃 (ポプラ社/単行本 - 2005/8)
- イギリス式時給900円から始める暮らし (講談社/単行本 - 2005/10)
- お金とモノから解放されるイギリスの知恵 (新潮文庫 - 2005/11)
- イギリス‐東京 わたしの24時間 (三笠文庫 - 2005/12)
- イギリス式お金をかけず楽しく生きる (講談社プラスアルファ文庫 - 2006/3)
- 運命をかえる言葉の力 (集英社文庫 - 2006/5)
- イギリス人の格-汚れた靴は人生を楽しくする! (集英社/単行本 - 2006/6)
- 仕事と年齢にとらわれないイギリスの常識 (新潮文庫 - 2006/9)
- 夜にそびえる不安の塔 (講談社/単行本 - 2006/9)
- イギリス式収納-小さな空間で見せる!片づく! (だいわ文庫 - 2006/11)
- イギリス式キッチン-丸ごと料理でいつもキレイ! (だいわ文庫 - 2006/12)
- イギリス式暮らしガーデン-食べものづくり! 安らぎづくり! (だいわ文庫 - 2007/2/9)
- 英国式スピリチュアルな暮らし方 (集英社文庫 - 2007/4)
- イギリスの夫婦はなぜ手をつなぐのか (新潮社/単行本 - 2007/6)
- 何も持たなくても幸せに生きる方法-英国セント・キルダ島の物語 (講談社プラスアルファ文庫 - 2007/6)
- 3つに分けて人生がうまくいくイギリスの習慣 (新潮文庫 - 2007/10)
- 好きだけどうまくいかない彼と幸せになる38の方法 (集英社/単行本 - 2007/11)
- 日本人の背中 (サンマーク出版/単行本 - 2008/3)
- 少ないお金で夢がかなうイギリスの小さな家 (新潮文庫 - 2008/9)
- 井形慶子のイギリス式暮らしの知恵 (宝島社文庫 - 2008/10)
- 女性の向上心 (PHP新書 - 2008/10)
- イギリス式 年収200万円でゆたかに暮らす (講談社/単行本 - 2008/10)
- 約束のない日曜日 (ポプラ社/単行本 - 2009/3)
- あなたが私を好きだった頃 (ポプラ文庫 - 2009/4)
- イギリス人の格-「今日できること」からはじめる生き方 (集英社文庫 - 2009/4)
- イギリス式 小さな部屋からはじまる「夢」と「節約」 (講談社プラスアルファ文庫 - 2009/6)
- 英語のおかげ (中経の文庫 - 2009/8)
- 老朽マンションの奇跡 (新潮社/単行本 - 2009/11)
- イギリスの夫婦はなぜ手をつなぐのか (新潮文庫 - 2009/11)
- 母親に愛されたい娘たち (成美文庫 - 2010/2)
- 日本人の背中-欧米人はどこに惹かれ、何に驚くのか (集英社文庫 - 2010/10)
- あてにしない生き方 (中経の文庫 - 2010/10)
- 突撃! ロンドンに家を買う(講談社/単行本 - 2010/12)
- 戸建て願望(新潮文庫 - 2011/3)
- よみがえれ! 老朽家屋(新潮社/単行本 - 2011/4)
- ロンドン生活はじめ! 50歳からの家づくりと仕事(集英社/単行本 - 2011/5)
- 求む! イギリス人男性の同居人(ポプラ社/単行本 - 2011/8)
- あなたが待つ夜(河出書房新社/単行本 - 2011/9)
- 約束のない日曜日(ポプラ文庫 - 2011/10)
- 好きなのに淋しいのはなぜ(集英社文庫 - 2011/11)
[編集] フォトエッセイ
- 井形慶子の イギリス式 暮らしの知恵 (宝島社/大型本 - 2004/12)
- イギリス式 節約お片づけ 365日チープシックアイデア (宝島社/単行本 - 2009/5)
- イギリス式農家の整理術 カントリーサイドの節約12ヶ月 (宝島社/単行本 - 2010/5)
- イギリス式シンプルライフ (宝島社/単行本 - 2011/6)
- 井形慶子の暮らすように旅する英国コッツウォルズ (宝島社/単行本 - 2011/12)
[編集] 翻訳
- ブランチ・エバット
- イギリス人の知恵に学ぶ妻がしてはいけない180のこと (サンマーク出版/単行本 - 2009/3)
- イギリス人の知恵に学ぶ夫がしてはいけない181のこと (サンマーク出版/単行本 - 2009/3)
[編集] 補足
執筆の傍ら講演会も行なう。全日本中学校長会主催『考えぬくイギリス式教育こそ、子どもを変える』2003年7月。西日本新聞社・財団法人一ツ橋文芸教育振興会主催の『高校生のための文化講演会』2004年6月。東長崎ロータリークラブ主催『国際ロータリー100周特別講演』2004年11月等多数。