井上正富

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
 
井上正富
時代 江戸時代中期
生誕 元禄2年(1689年
死没 不明
官位 従五位下土佐守
常陸笠間藩世嗣
氏族 井上氏
父母 井上正晴植村忠朝の娘
養父井上正岑
兄弟 正富正矩正美
本多忠弘井上正晴養女
テンプレートを表示

井上 正富(いのうえ まさとみ)は、江戸時代中期の常陸国笠間藩世嗣官位従五位下土佐守

略歴[編集]

旗本井上正晴の長男として誕生。母は植村忠朝の娘。子は本多忠弘井上正晴養女(成瀬正倫室)。

笠間藩分家の旗本の子として生まれるが、宗家の笠間藩主・井上正岑に男子がなかったため、養子となった。元禄13年(1700年徳川綱吉に拝謁し、元禄15年(1702年)に叙任するが、宝永元年(1704年)に廃嫡された。

代わって正岑の甥にあたる正之が嫡子となった。