五つ星運動

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イタリアの旗 イタリアの政党
五つ星運動
MoVimento 5 Stelle(M5S)
MoVimento 5 Stelle logo.png
党のロゴ
指導者 ベッペ・グリッロ
党幹部 エンリコ・グリッロ
ジャンロベルト・カサレッジオ
成立年月日 2009年10月4日
代議院議席数
109 / 630   (17%)
(2013年1月1日)
元老院議席数
54 / 315   (17%)
(2013年1月1日)
政治的思想・立場 人民主義
デジタルデモクラシー[1][2]
ダウンシフトスローライフ[3][4][5][6]
環境主義[7][8]
反欧州統合[9][10]
反政党制
反汚職
公式サイト MoVimento 5 Stelle
シンボル 五つの星
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五つ星運動(いつつぼしうんどう、伊:MoVimento 5 Stelle、英:Five Star MovementM5S)は、イタリアの政党。2009年10月4日に人気コメディアンベッペ・グリッロイタリア語版(ジュゼッペ・ピエーロ・グリッロ)と、企業家・政治運動家のジャンロベルト・カサレッジオイタリア語版によって結党された[11][12][13]。大衆の不満に率直な賛同を示す人民主義政党(ポピュリズム)として行動し[14][15][16]、近年の欧州経済危機とそれに伴うマリオ・モンティ政権の経済改革により、雇用不安や増税を背負わされた国民の中流層・下流層から急速に支持を集めている。

党名の由来であり、シンボルでもある五つの星は社会が守り抜くべき概念(発展水資源持続可能性のある交通環境主義インターネット社会)を指している

概要[編集]

ポピュリズムの観点から雇用制度の安定化、公的債務のデフォルトなど改革への反動を主張する他[17][18]、その遠因である欧州連合からの離脱や欧州統合への反対[9][19][20][18]、政治腐敗への不信と派閥・政党主義の政界構造への反対なども掲げられている。また環境主義[21]、及び環境主義と反資本主義的な傾向を関連させる形でダウンシフトスローライフ)的な反物質主義・非競争社会の形成なども主張している。更に新しい社会の中心としてインターネットを高く評価しており、デジタルデモクラシーに基いて立候補者をネットを通じて選ぶなどの選挙戦術を展開した[22]

2012年4月21日に行われたイタリア統一地方選挙後半戦でパルマミーラコマッキオなどの自治体で首長ポストを獲得した事で注目を集め[18]、10月末の南部シチリア州の州知事・議会選で比較第一党となるなど地方政界で次第に存在感を増していった。2013年イタリア総選挙では、予告通りインターネット投票で選抜を行った候補で出馬し、中道右派・中道左派の二大政党連合を押しのける格好で大躍進を果たした[23]。単独政党別では中道右派連合の盟主である「自由の人民」(PDL)を上回り、中道左派連合の中心であるイタリア民主党に次ぐ第2党となった。

上下両院で第一党となった民主党は政権の発足に向け、五つ星運動との連携を模索しているが、グリッロを中心とする指導部は反派閥政治・反政党政治の観点からいかなる政党による連立政権にも加わらない意向を宣言した。一方、支持者内でも政治の空白化は無責任であるとする意見も現れており、先行きは不透明となっている[24]

脚注[編集]

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  1. ^ “Italy's populist movement holds online vote to pick candidates”. ロイター. (2012年12月6日). http://www.reuters.com/article/2012/12/06/us-italy-grillo-primary-idUSBRE8B50UQ20121206 
  2. ^ Regolamento del Movimento 5 Stelle (PDF)
  3. ^ Il Movimento per la Decrescita Felice prende le distanze dal Movimento 5 Stelle|pubblicazione
  4. ^ Ma la decrescita può davvero essere felice?
  5. ^ Nel senso della decrescita
  6. ^ A Salerno una sede del Movimento Decrescita Felice
  7. ^ Programma del Movimento 5 Stelle (PDF) , pp. 4, 5, 6 e 14.
  8. ^ ITALY|opera=Parties and Elections in Europe
  9. ^ a b “Grillo a Parma: «La rivoluzione è cominciata Sull'euro vogliamo un referendum popolare»”. Corriere della Sera. (2012年9月12日). http://www.corriere.it/politica/12_settembre_22/grillo-parma-manifestazione-inceneritore_4f83d15c-04b2-11e2-ab71-c3ed46be5e0b.shtml 
  10. ^ Beppe Grillo: “L'Italia deve uscire dall'euro”
  11. ^ NOTIZIE IN DUE MINUTI”. Corriere della Sera. p. 64 (2009年10月5日). 2012年5月27日閲覧。
  12. ^ Nasce il Movimento (a 5 stelle) di Liberazione Nazionale di Beppe Grillo” (Italian). polisblog. Blogo.it (2009年10月5日). 2012年5月27日閲覧。
  13. ^ Italian politics: A waning star? | The Economist”. 2012年11月4日閲覧。
  14. ^ Italian upstart party does well in local polls”. AFP. 2012年5月30日閲覧。
  15. ^ Populist former comic frightens Italy's parties”. Chicago Tribune. 2012年5月30日閲覧。
  16. ^ “Berlusconi keeps Italy guessing over 2013 plans”. ロイター. (2012年7月13日). http://af.reuters.com/article/worldNews/idAFBRE86C0YU20120713 
  17. ^ イタリアでも「反緊縮」台頭 人気芸人が率い支持拡大”. 朝日新聞 (2012年6月14日). 2012年6月14日閲覧。
  18. ^ a b c イタリア:統一地方選でミニ政党「五つ星運動」躍進”. 毎日新聞 (2012年5月23日). 2012年6月14日閲覧。
  19. ^ Andrea Mollica (2012年10月5日). “Beppe Grillo: "L’Italia deve uscire dall’euro"” (Italian). Giornalettisimo. Giornalettisimo. 2012年5月27日閲覧。
  20. ^ イタリアでも「反緊縮」台頭 人気芸人が率い支持拡大”. 朝日新聞 (2012年6月14日). 2012年6月14日閲覧。
  21. ^ Beppe Grillo: The new live wire of Italian politics”. Times of Malta. 2012年5月30日閲覧。
  22. ^ “波立つイタリア:13年総選挙 投開票迫る コメディアン新団体「五つ星運動」旋風 ネット主体の政治「金権体質を打破」 ”. (2012年1月31日). http://mainichi.jp/select/news/20130131ddm007030041000c.html 2013年2月26日閲覧。 
  23. ^ “イタリア総選挙:「五つ星運動」躍進 政治不信の受け皿に”. 毎日新聞. (2013年2月26日). http://mainichi.jp/select/news/20130226k0000e030141000c.html 2013年2月28日閲覧。 
  24. ^ “イタリア:「五つ星運動」が連携拒否 中道左派打診に”. 毎日新聞. (2013年2月28日). http://mainichi.jp/select/news/20130228k0000e030216000c.html 2013年2月28日閲覧。 

外部リンク[編集]