二間瀬敏史

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二間瀬 敏史(ふたませ としふみ、1953年1月2日 - )は、日本物理学者。専門は宇宙物理学学位は、Ph.D.ユニバーシティ・カレッジ・カーディフ・1981年)。東北大学名誉教授[1]京都産業大学教授。北海道札幌市出身。

京都大学大学院では松田卓也に師事したが、相対性理論の研究を反対されながらも押し通したのでそのまま博士課程には進めず、B.F.シュッツの下へ留学して博士号取得。著書に相対論・宇宙論関連が多く『なっとくする宇宙論』などがある。

略歴[編集]

著書[編集]

単著[編集]

  • 『だから宇宙は面白い』(平凡社、1993年)
  • 『もっとわかる時間のこと-アインシュタイン・ホーキングの時間論からタイムマシンの可能性まで-』(日本実業出版社、1993年)
  • 図解雑学 宇宙論』(1998年)
  • 『図解雑学 天文学』(以上、ナツメ社、1998年)
  • 『なっとくする宇宙論』(講談社、1998年)
  • 『ここまでわかった宇宙の謎-宇宙望遠鏡がのぞいた深宇宙-』(講談社<講談社+α新書>、1999年)
  • 『図解雑学 重力と一般相対性理論』(ナツメ社、1999年)ISBN 4816327444
  • 『図解雑学 素粒子』(ナツメ社、2000年)
  • 『図解雑学 時間論』(ナツメ社、2001年)
  • 『図解雑学 宇宙137億年の謎』(ナツメ社、2003年)
  • 『図解雑学 宇宙論(改訂新版)』(ナツメ社、2004年)
  • 『七転八倒アインシュタイン-甦る天才の予言-』(大和書房、2006年)
  • 『図解雑学 巨大望遠鏡で探る宇宙』(ナツメ社、2006年)
  • 『タイムマシン論-最先端物理学によるタイムトラベル入門-』(秀和システム、2006年)
  • 『ブラックホールに近づいたらどうなるか?』(さくら舎、2014年)
  • 『宇宙人に、いつ、どこで会えるか?──地球外生命体との遭遇』(さくら舎、2017年)
  • 『ブラックホール 宇宙最大の謎はどこまで解明されたか』(中央公論新社、2022年)

共著[編集]

訳書[編集]

脚注[編集]

外部リンク[編集]