まぶた

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

二重まぶた から転送)
まぶた(瞼)

英語 Eyelid
ラテン語 palpebra inferior
palpebra superior
器官 感覚器
動脈 涙腺動脈
上眼瞼動脈弓
下眼瞼動脈弓
神経 滑車下神経
滑車上神経
眼窩上神経
涙腺神経
眼窩下神経

まぶた(眼瞼ともいう)は、を覆い保護する皮膚脂肪等の身体組織。 「上まぶた(上眼瞼)」と「下まぶた(下眼瞼)」がある。




目次

[編集] 用途

まぶたの主な用途として、以下の4つが挙げられる。

  1. 外部の刺激から眼球を保護する
  2. 眼球表面に付着したゴミや埃を除去する
  3. 眼球に水分を補給する
  4. 目に入ってくる光量を調節する

[編集] 社会的影響

[編集] 一重と二重

白人の瞼
東洋人の瞼

ふちに溝がないまぶたを「一重(ひとえ)まぶた」、ふちが溝があり二重(にじゅう)になっているまぶたを「二重(ふたえ)まぶた」と呼ぶ。また、ふちに溝はあるもののそれが隠れてわかりにくい状態のまぶたを俗に「奥二重(おくぶたえ)」と呼ぶ。

目の疲労や、風邪などで体調を崩した時に一重まぶたから二重まぶたになったり、また逆に二重から一重になる者もいるが、厳密にはこれらの変化によって起こるまぶたの変化は一重まぶた、二重まぶたの分類には属さない。

東洋においては、一重まぶたよりも二重まぶたのぱっちりとした目の方が魅力的だと考え、一重まぶたをアイプチ美容外科手術で二重まぶたに変える者がいる。白人・黒人はほぼ全員が二重まぶたであるため、二重まぶたを美の基準とする文化はない。むしろ、西洋社会では一重まぶたは東洋人特有のエキゾチックな美しさであると考えられており、国際ミスコンテストなどにおいては、東洋代表が一重瞼の細い目を強みとする場合もある。

[編集] 瞬膜

鳥類(ハシブトガラス)の瞬膜

脊椎動物の多くは、まぶたと眼球との間に瞬膜(しゅんまく)と呼ばれる半透明の膜を持っている。 まぶたが垂直方向の運動をすることが多いのに対し、瞬膜は水平方向の運動をすることが多い。 鳥類爬虫類、無尾両生類魚類の一部(サメ類など)は瞬膜が発達しているが、哺乳類では退化しておりわずかに痕跡を残しているに過ぎない。

[編集] 眼瞼の病気