二股駅

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二股駅
貨車改造の待合所(2005年8月28日撮影)
貨車改造の待合所(2005年8月28日撮影)
ふたまた - Futamata
H47 長万部 (8.6km)
(6.0km) 蕨岱 S31
所在地 北海道山越郡長万部町字双葉
駅番号 S32
所属事業者 JR logo (hokkaido).svg北海道旅客鉄道(JR北海道)
所属路線 函館本線
キロ程 120.9km(函館起点)
電報略号 フタ
駅構造 地上駅
ホーム 1面1線
開業年月日 1903年明治36年)11月3日
備考 無人駅

二股駅(ふたまたえき)は、北海道渡島総合振興局山越郡長万部町字双葉にある北海道旅客鉄道(JR北海道)函館本線である。駅番号S32電報略号フタ

歴史[編集]

駅構造[編集]

単式ホーム1面1線を有する地上駅。ホームは線路の西側(旭川方面に向かって左手側、旧1番線)に存在する[5]。そのほか1993年(平成5年)3月時点では本線旭川方からホーム北側まで戻る形の転轍機が撤去された行き止りの側線(旧貨物側線)を1線有する[5]。かつては相対式ホーム2面2線を有する地上駅で、列車交換可能な交換駅であった[6]。当時は互いのホームは駅舎側ホーム北側と対向側ホーム南側部分を結んだ構内踏切で連絡していた[6]。千鳥式に近い配置で、駅舎側(西側)ホームが下りの1番線、対向側ホームが上りの2番線となっていた[6]。上下線共に安全側線を有していた[6]。また、2番線ホーム外側に側線扱いの副本線を有した(ホームは乗降不可)[6]。使われなくなった2番線及び副本線は、交換設備運用廃止後は1993年(平成5年)3月までには撤去されていた[5]

長万部駅管理の無人駅となっている。駅舎は構内の西側に位置しホーム中央部分に接している[5]有人駅時代の駅舎は撤去され、北海道内では唯一のワラ1形有蓋車改造の貨車駅舎が設置されている[7]。扉はアルミサッシになり、上部に設置された庇[7] はアーチ形状で、側面(駅舎としては正面)に窓が設けられている[8]。塗装は劣化してサビが浮いている[8]

駅名の由来[編集]

当駅の所在地近辺の地名より。地名は、アイヌ語の「ベタヌ」(川股)に由来する[6][9]。長万部川とチライ川が合流し二股となっていることを指したとされている[9]

利用状況[編集]

  • 1981年度(昭和56年度)の1日乗降客数は44人[6]
  • 1992年度(平成4年度)の1日乗降客数は48人[5]

駅周辺[編集]

1976年の二股駅と周囲約750m範囲。下が長万部方面。国土交通省 国土画像情報(カラー空中写真)を基に作成

長万部川の谷を遡り、山地に入ったところに位置し[5]、小高い山々が駅の両側に展開している[8]

隣の駅[編集]

北海道旅客鉄道(JR北海道)
函館本線
長万部駅 (H47) - 二股駅 (S32) - 蕨岱駅 (S31)

脚注[編集]

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  1. ^ a b c 書籍『JR・私鉄全線各駅停車1 北海道630駅』(小学館1993年6月発行)183ページより。
  2. ^ a b c 書籍『日本鉄道旅行地図帳 全線全駅全廃線 1 北海道』(監修:今尾恵介新潮社2008年5月発行)26ページより。
  3. ^ 書籍『無人駅探訪』(監修:西崎さいき、文芸社2011年6月発行)150ページより。
  4. ^ “駅番号表示(駅ナンバリング)を実施します” (PDF) (プレスリリース), 北海道旅客鉄道, (2007年9月12日), http://www.jrhokkaido.co.jp/press/2007/070912-3.pdf 2014年9月6日閲覧。 
  5. ^ a b c d e f 書籍『JR・私鉄全線各駅停車1 北海道630駅』(小学館1993年6月発行)44ページより。
  6. ^ a b c d e f g h 書籍『国鉄全線各駅停車1 北海道690駅』(小学館1983年7月発行)29ページより。
  7. ^ a b 書籍『ダルマ駅へ行こう!』(著:笹田昌宏、小学館文庫2007年5月発行)10,102-103ページより。
  8. ^ a b c d e f 書籍『北海道鉄道駅大図鑑』(著:本久公洋、北海道新聞社2008年8月発行)34ページより。
  9. ^ a b 書籍『北海道の駅878ものがたり 駅名のルーツ探究』(監修:太田幸夫、富士コンテム、(2004年2月発行))33ページより。

関連項目[編集]