二次元コンプレックス

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二次元コンプレックス(にじげんこんぷれっくす)とは、紙上や画面上などの完全に空想上の二次元(アニメ漫画ゲーム等の空想の産物、及びそれらを根拠とする派生物(フィギュア等))キャラクターに対して恋愛感情を抱く状態をさす。略して二次コン(にじこん)という。

本来これは「二次元フェチ」とでも言うべきものなのであろうが、分析心理学においてフェティシズムコンプレックスの概念が関連していたことから「二次元コンプレックス」という俗語が作られた。だがこれはマスコミの用語で「コンプレックス=劣等コンプレックス」という日本におけるコンプレックスの概念の誤用を意識した一種の蔑称であった。そのため「真のオタクは自分のことを二次元コンプレックスであるとは言わない」と言う人も少なからずいる。そういった人の一人である岡田斗司夫は、自らの著書「オタクの迷い道」にて、この言葉を使う者は、異性にもてるかどうかを中心にした古い価値観に縛られた哀れな者であると述べている。

現状、二次元コンプレックス二次コンという呼称が使用されるのは極めてまれである。一般的には、二次元オタク二次ヲタ虹ヲタ等の呼称がオタク自身によって広く用いられている。

[編集] 男性の二次コン

男性が重度の二次コンになると、二次元のキャラクターに対してしか恋愛感情、性的魅力を感じなくなり、現実の異性などに全く興味を示さなくなることもあるとされる。変形パターンとして、腐男子のような、二次元の同性には恋愛感情を抱くが、現実のそれには興味がないという者もいる。このような傾向が周囲に知られると、人格的な欠陥がある者として扱われることが多い。逆に二次コンが全ての現実の女性に嫌悪感を抱くようになることもある。理系的な趣味やオタク趣味をもつ者が、二次コンでないにも関わらず、そのようなレッテルを貼られて差別されることも少なくない。

[編集] 女性の二次コン

一般には二次コンは男性に多いと思われているが、現在は腐女子を中心に、女性にもこの傾向が多々見受けられると認知されつつある。女性はオタク趣味を恥ずかしく思い、人前では隠そうとする傾向が強いので、少なく見えるだけのようである。その一方、当初はオタク趣味を隠していた女性が、オタク趣味を公言しても男性ほどは社会からの反発が大きくないことに気づき、逆に過剰に周囲に自分の趣味を吹聴したり、のめりこんだりすることも多い。 男性の腐男子のように、薔薇(ボーイズラブ)百合(ガールズラブ)と呼ばれる同性愛作品を嗜好しながら、現実の同性愛行為には関心がないという者も少なくない。

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