九十三年 (映画)

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九十三年
Quatre-vingt-treize
監督 アルベール・カペラーニ
アンドレ・アントワーヌ
脚本 アルベール・カペラーニ
原作 ヴィクトル・ユゴー
製作 ピエール・ドクルセルフランス語版
撮影 ジョルジュ・スペック
製作会社 パテ
公開 1921年
上映時間 165分
製作国 フランスの旗 フランス
言語 フランス語
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九十三年』(きゅうじゅうさんねん、フランス語: Quatre-vingt-treize)は、1919年完成、1921年公開、パテ製作・配給によるフランスサイレント映画である。原作は、ヴィクトル・ユゴーの『九十三年』。1914年にアルベール・カペラニによって撮影が開始されたが、第一次世界大戦によって制作が一時中断され、アメリカに渡ったカペラニに代わってアンドレ・アントワーヌが完成させた。

あらすじ[編集]

情け容赦のないラントナック侯爵の甥ゴヴァンは、人道主義の僧侶シムルダンに会い、啓蒙思想の影響を受け、革命が起こると共和国側に志願する。反革命の拠点ヴァンデに指揮官として従軍したゴヴァンは、その人情深さのゆえに公安委員会に密告される。そのためダントンマラロベスピエールの依頼により、シムルダンは全権を与えられゴヴァンの監視役として派遣される。そのヴァンデの王党派を率いていたのは叔父の侯爵だった。激戦の末敗北した叔父は脱出をはかるが、人質としていた3人の子供を要塞の火事から救い出すためにひとり立ち戻り、革命軍に捕らえられる。そして断首刑を宣せられるが、ゴヴァンは身代わりとなって牢から叔父を逃してやる。シムルダンはゴヴァンをギロチン台に送らざるをえなくなる。処刑の日、シムルダンも自ら命を絶つ。

キャスト[編集]

外部リンク[編集]