主幹教諭

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

主幹教諭(しゅかんきょうゆ)とは、校務・園務の一部を整理し、ならびに児童・生徒の教育または幼児の保育をつかさどる学校職員のことである。(根拠となる法律規定は、2008年(平成20年)4月1日から施行。)

[編集] 概要

校長・園長(副校長・副園長を置く幼稚園、小学校、中学校、中等教育学校、高等学校または特別支援学校にあっては、校長・園長および副校長・副園長)および教頭を助け、命を受けて校務・園務の一部を整理し、並びに児童・生徒の教育または幼児の保育をつかさどる学校職員のことである。

学校の実情に照らし必要があると認めるときは、校長・園長(副校長・副園長を置く幼稚園、小学校、中学校、中等教育学校、高等学校または特別支援学校にあっては、園長および副園長)および教頭を助け、命を受けて校務・園務の一部を整理し、並びに幼児・児童・生徒の「養護をつかさどる主幹教諭」および「栄養の指導および管理をつかさどる主幹教諭」を置くことができる。

教員集団のリーダーであり、管理職を助ける役目をする。特に昨今校務は激務となっている 教頭職の援助支援、校務の新たなる社会的変革によって生じた渉外活動などを担当する。登載者となるには、一定年数以上の教育の経験などがなければならない。公立学校の場合、主に管理職試験(教頭試験等)に合格し、教頭人事待ちの教諭がこれに該当する。ただし、一般的に管理職ではないと解されている。埼玉県の場合を例にすると、平成20年度までは、職名は「教諭(主幹)」であり、給与や手当などの優遇措置は無かった。平成21年度より、給与条例の改定があり、特2級が新設された。これにより、新たな職として「主幹教諭」が発令され、今後は全県的に配置される運びとなった。 他の自治体の中には、職務命令の発令などができるなど、教諭職とは一線を異にし、その職務に大きく期待していることもある。 改正教育職員免許法に基づく「教員免許更新制」の対象外とされ、校長・副校長(教頭)と同様に免許更新の必要はない。 学校が組織体であることを現場の中で認識させることは主幹の大切な役割である。校長の意を汲み取り、学校運営の根幹を担う重要なポストである。

[編集] 歴史

学校教育法には、規定がなかったが、各地方公共団体教育委員会規則で定めるところにより、兵庫県は従来から、校長の監督を受け、円滑な学校運営の推進、教員等の資質及び能力の向上をつかさどる「主幹教諭」を、東京都においては、上司の命を受け、担当する校務を統括処理する「主幹」、大阪府においては、校長の命を受け、一定の校務について、教職員を指導・総括する「首席」を置いていた。

[編集] 関連項目