中高生

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中高生(ちゅうこうせい、 secondary school student)とは、中学生高校生のことである。

目次

[編集] 定義

厳密な定義において中高生とは、中学校または高等学校在学している生徒のことを指す。また、広義には、中等教育学校高等専門学校専修学校高等課程高等専修学校)などに在学している生徒も指す場合がある。以上の中高生は、学校などの教育施設中等教育を受けている。この項目では、特に断らない限り、広義の意味で「中高生」という用語を使用する。

日本の初中等教育制度が年齢主義の影響下にあるため、中学校や高等学校に在学している人の年齢は、12歳から18歳ぐらいである場合が多い。このため、社会現象などの評論において、12歳から18歳ぐらいまでの年齢層の全体の代表例として、「中高生」という区分がなされることも多い。これは、民間人が特定年齢層を対象に偏りなく各種の調査をするには多くの手間や費用が掛かるが、学校を通して集められた各種データを収集することは簡単であり、むしろ実態に則している場合もあるということも理由の一つであると思われる。勿論これは、その年齢層の9割以上が中高に在籍しているという就学率の高さが大前提である。

尚、世代的にはティーンエイジャーとほぼ同じ。

[編集] 「小中学生」と「中高生」

日本における学校教育では、初等教育小学校などにおける教育)から中等教育(中学校、高等学校などにおける教育)までを通して多くの人が学び、初等教育から中等教育にかけては、「小中学生」と「中高生」という2通りの区分け法が用いられる。

[編集] 発達段階と呼称

日本の学校社会では、一つの学年に異なる年齢の在学者があまり存在しないため、学校段階を取り上げることによって、特定年齢集団を取り上げるのとほぼ同様な結果となりやすい。児童期の完成段階に着目した場合は、小学生(多くは6歳から満12歳まで)と中学生を(多くは満12歳から満15歳まで)合わせた「小中学生」という区分け法が用いられやすい。また、青年期の準備段階に着目した場合は、中学生(多くは満12歳から満15歳まで)と高校生(実態として多くは満15歳から満18歳ぐらいまで)を合わせた「中高生」という区分け法が用いられやすい。「小中学生」と「中高生」のいずれも中学生を含み、中学生をどのようにとらえるかによって、「小中学生」と「中高生」のどちらの区分けを用いるかが変わるといわれる。

小中学生と中高生という両者の区分け法は、こどもの集団全体の発達段階をおおまかに捉えようとする方法の1つではあるものの、各個人の発達段階と同一というわけではない。しかし、おおまかに捉えたとき、各発達段階によって発達課題や興味関心の変容が見られるといわれる。

例えば小中学生の発達課題は、基本的な社会性の獲得とするのに対し、中高生での発達課題は、獲得した社会性を駆使し、どのように社会参加をしていくのかを考えることにあるといわれる。そのほかの事象としては、主要な関心の対象が、小中学生は玩具であるのに対し、中高生ではになるともいわれる。

[編集] 教育段階と呼称

日本においては、初等教育(小学校など)と前期中等教育(中学校など)が義務教育の対象校とされていることと、義務教育が行われる小学校と中学校の相互接続が重視されていることなどにともない、小学生と中学生を合わせて「小中学生」と区分けされることも多い。一部では「小 中」の間に中黒を付けて「小・中学生」とすることがある。 一方、日本の前期中等教育(中学校など)と後期中等教育(高等学校など)は、双方とも、社会の形成者としての資質を培うことなどを教育の目標としていることから、中学生と高校生を合わせて「中高生」と区分けされることも多い。

前期中等教育と後期中等教育は、その連続性や同質性から一貫した中等教育として施すことが望ましいという見解もあり、現在、日本では、中高一貫教育制度化などによる新しい試みが行われている。中高一貫教育においては、過熱した高校受験を経ないため、生徒は、「中学生」「高校生」という細分化された教育段階に沿った捉え方ではなく、「中高生」という大局化された教育段階に沿った捉え方をするのではないかと考えられている。


[編集] 関連項目