中野正貴

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
中野 正貴
誕生日 (1955-08-02) 1955年8月2日(68歳)
出生地 福岡県
国籍 日本の旗 日本
芸術分野 写真
出身校 武蔵野美術大学造型学部視覚伝達デザイン科
テンプレートを表示

中野 正貴(なかの まさたか、1955年8月2日 - )は、日本写真家。人の姿が全く無い東京の風景を撮影した「TOKYO NOBODY」をはじめ、都市を独自の視点で捉えた作風で知られている。

経歴[編集]

作品[編集]

  • 「TOKYO NOBODY」(2000年、リトル・モア)
  • 「CUBA Dia Y Nocheキューバ 昼と夜」(2000年、求龍堂
  • 「SHADOWS」(2002年、リトル・モア)
  • 「東京窓景」(2004年、河出書房新社
  • 「TOKYO BLACKOUT」(2005年、ぴあ
  • 「MY LOST AMERICA」(2007年、リトル・モア)
  • 「TOKYO FLOAT」(2008年、河出書房新社)
  • 「アジアンラプソディ」(2013年、グレヴィス)
  • 9[東京] (2019年、グレヴィス)

エピソード[編集]

  • 「TOKYO NOBODY」は、帰省や行楽で人通りの少ない年始の1月や、大型連休のある5月などに集中して撮影が行なわれた。撮影期間は10年にも及んだ。
  • 作家三崎亜記が、自身の著作「失われた町」の創作のきっかけは「TOKYO NOBODY」を見たことだとインタビューで明らかにしている。
  • 「TOKYO BLACKOUT」は映画「大停電の夜に」とのコラボレーション企画である。作品中に、映画に出演している俳優、女優も登場している。