中国文明
中国文明(ちゅうごくぶんめい)は、中国大陸における文明である。世界で最も古い文明の一つであり、東アジアにおける中心文化であり同地域に多大な影響を与え続けた。中華文明とも。
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概要 [編集]
黄河・長江・遼河の文明 [編集]
大きくは黄河文明、長江文明、北方・東北地方の草原文明である遼河文明の三つの文明が融合したものである。
伝統的な見方によれば、まず黄河流域で粟を主作物とする農業文明が興り、これが自然および地理的な要素の影響を受け、次第に水稲を主作物とする長江流域へと移行、発展していった。長江文明は黄河流域の農業文明を継承、発展した物と思われていた。また、北方草原遊牧民族と黄河流域の農業民族は土地をめぐり絶え間なく争い続け、この過程で遊牧文明と農業文明が直接的な交流、融合を得続けた。
しかしながら三星堆遺跡の発見後、長江文明は黄河流域文明の継承と発展の結果である”という伝統的な見方には疑問が持たれ始めている。中国文明の起源は黄河流域だけではなく、もっとほかに多くの文明がかかわっている可能性が高い。
近年は始祖の民族のひとつである華夏族の研究から華夏文明としても研究されている[1]
地域 [編集]
中国は広大な地域を持ち、各地の文化は五千年もの発展を経て、中国文明の共通性を持ちながらも鮮明な地方特色を帯びている。中国文明はおおまか次の地域に分けられる。主体民族である漢族(漢民族以外に、藏族(チベット族)、蒙古族(モンゴル族)、維吾爾族(ウイグル族·新疆)、満族などの民族がそれぞれの特色を持つ地域文化を作り上げている。
- 中原、華北および陝西の黄河流域
- 四川、重慶一帯の長江上流
- 湖南、湖北および江西一帯の長江中流
- 安徽浙江江蘇一帯の長江下流
- 東北地域
- 内蒙古地域
- 新疆地域
- 西蔵、青海および四川西部のチベット地域
- 華南および南華東の越文化地域。
民族 [編集]
言語 [編集]
詳細は「中国語」を参照
文化 [編集]
思想 [編集]
宇宙観・天文学では陰陽思想と五行思想(陰陽五行思想)、 易経の八卦、中国暦(農暦)、二十八宿、天干地支を参照。
思想・学問には、諸子百家がある。
このうち後世に注釈を経て発展したものとして朱子学(宋)、陽明学(明)、考証学(清)がある。
- 宗教
中国では道教、儒教、仏教を三教とする。道教には神仙思想もある。
科学技術 [編集]
「古代中国の四大発明」を参照
ジョゼフ・ニーダムは中国文明における造紙術、 印刷術、羅針盤、火薬の発明を四大発明とした。
数学の分野では周髀算経(前漢)、九章算術、祖沖之、算盤を参照。
政治制度 [編集]
世界観としては中国文明を「世界の中心=中華・中国」とし、周辺地域を辺境とする中華思想がある。華夷秩序ともよばれる。
文学・史書 [編集]
中国文学を参照
「戯曲 (中国)」も参照
自然・動物 [編集]
建築・彫刻 [編集]
美術工芸 [編集]
工芸には青銅器、漆器、陶器、磁器、玉器、金器、銀器、灯籠がある。
音楽の楽器には古筝、古琴、琵琶、二胡、揚琴、編鐘、簫、笙、竽がある。
服飾は古代から明朝·現代までの漢服や、清朝から中華民國にかけてのチャイナドレスがある。
書画 [編集]
文士は「琴棋書畫」と称して、将棋・書・画・琴の四芸を嗜むとされた。 書画には山水画、花鳥画、人物画がある。
娛樂 [編集]
武術 [編集]
その他 [編集]
脚注 [編集]
- ^ 中国歴史博物館編著『華夏文明史』 朝華出版社,2002年。王克林『華夏文明論集』山西人民出版社,2006
関連項目 [編集]
- 中国の新石器文化の一覧
- 中華圏
- 中国化
- 中国本土(チャイナ・プロパー)
外部リンク [編集]
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