中村恭平 (野球)

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中村 恭平
広島東洋カープ #22
2012.04.14中村恭平.jpg
2012年4月14日
基本情報
国籍 日本の旗 日本
出身地 福岡県福岡市博多区
生年月日 1989年3月22日(25歳)
身長
体重
185 cm
74 kg
選手情報
投球・打席 左投左打
ポジション 投手
プロ入り 2010年 ドラフト2位
初出場 2011年6月26日
年俸 1100万円(2014年)
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度)

中村 恭平(なかむら きょうへい、1989年3月22日 - )は、広島東洋カープに所属するプロ野球選手投手)。

経歴[編集]

福岡県福岡市にて出生。その後神奈川県に移住し、小学校4年時に横浜市のあざみ野ビーバーズで野球を始める。野球を始めたきっかけは、小学校の時に友達から「練習来ればお菓子もらえるよ」と誘われたこと[1]。緑東リトル時代に全国大会に出場。中学では横浜青葉ボーイズに所属し、投手として活躍。

島根県立正大淞南高に進学。1年秋からベンチ入りしたが、の故障のため、本格的に投げ始めたのは3年時のみ。3年夏は梶谷隆幸のいた開星高校に敗れ、県8強。高校3年間で身長が22cm伸びた[2]。背が伸びた理由は、煮干を食べ続けたからとのこと。入学時は身長158cmだったが、180cmを超えるまでになった。

富士大学では1年春からベンチ入り。3年春の大学選手権、近大戦で2番手としてリリーフ登板し全国デビュー。自身最速更新の149m/hを計測し、ほぼストレートのみで3回を無失点に抑える投球で注目された。7月の東北王座決定戦、東北福祉大戦では最速153km/hを計測。北東北大学リーグ通算成績は5勝3敗、防御率1.78[3]。大学卒業後の進路はプロ志望だったが、社会人野球トヨタ自動車からも内定を貰っており、同社の意向でドラフト3位以下なら入社することになっていた[4]

2010年10月28日のプロ野球ドラフト会議広島東洋カープから2位指名を受けた。同年11月10日、契約金7000万円・年俸1000万円(金額は推定)で仮契約[5]背番号は同年引退した高橋建22[6]

2011年6月26日の中日戦でプロ入り初登板・初先発を果たし、5回1/3を無失点に抑えている[7]。その後、二軍では3勝10敗の成績[8]を残すも、一軍では3試合の登板だった。

2012年も二軍では3勝3敗の成績[9]を残すも、一軍では8試合の登板に終わっている。

2013年は開幕一軍入りは逃すも、4月21日の巨人戦で2年ぶりの先発を果たし、6回1/3を4失点であった[10]。そして、4月28日の対中日戦で7回を3安打無失点に抑え、プロ初勝利を記録した[11]。しかし、その後は勝ち星をつかむことなく、シーズンを終えた。

プレースタイル・人物[編集]

中村の投球フォーム

スリークォーターから最速153km/h(プロ入り後の最速は152km/h)のストレートに加えスライダーカーブを投げ分ける[1]。打者の内角を突く速球が持ち味で、本人もストレートには強いこだわりを持っている[6]。プロ入り後は制球を重視してセットポジションから投球していたが、3年目の2013年からはセットでも制球が悪くなった事からワインドアップでも投げるようになり[10]、指のかかりが良いと共に球威が増した[12]

立正大淞南高時代は変化球を主体とした投球スタイルだったが、高校時代に急に身長が伸びすぎたため変化球の制球が定まらなくなった。代わりに球速が向上したため、大学野球ではストレートを主体とした投球をするようになった[2]。憧れの選手は同じサウスポー陳偉殷[13]

大学時代、東京新宿歌舞伎町を歩いていたところ、ホストスカウトを受けた経験がある[14]。大学2年時に実家のある神奈川県に帰省した時のことだという。

詳細情報[編集]

年度別投手成績[編集]





















































W
H
I
P
2011 広島 3 3 0 0 0 0 2 0 0 .000 57 13.1 12 0 7 0 0 4 2 1 6 6 4.05 1.43
2012 8 0 0 0 0 0 0 0 0 .000 56 13 10 0 8 0 1 6 2 0 8 7 4.85 1.38
2013 12 11 0 0 0 1 5 0 0 .167 230 52.1 43 6 37 0 1 31 4 0 24 23 3.96 1.53
通算:3年 23 14 0 0 0 1 7 0 0 .143 343 78.2 65 6 52 0 2 41 8 1 38 36 4.12 1.49
  • 2013年度シーズン終了時

記録[編集]

投手記録
打撃記録
  • 初安打:2013年4月28日、対中日ドラゴンズ6回戦(MAZDA Zoom-Zoom スタジアム広島)、2回裏に山内壮馬から中前安打

背番号[編集]

  • 22 (2011年 - )

脚注[編集]

  1. ^ a b 運命の日を前に ドラフト候補インタビュー『アマチュア野球』第29号、日刊スポーツ出版社、2010年、雑誌66835-98、86-87項。
  2. ^ a b 中村(富士大)上位指名待つ 28日にドラフト会議 岩手日報、2010年10月26日。
  3. ^ 広島2位・中村“160”キロ超え左腕目指す 産経スポーツ
  4. ^ 富士大・中村がプロ志望表明 日刊スポーツ、2010年10月4日。
  5. ^ 2位指名の富士大・中村、建さんのように世界へ! スポーツ報知、2010年11月11日付け記事
  6. ^ a b 鯉ドラ2・中村、破壊王襲名じゃ! デイリースポーツ
  7. ^ ドラ2の中村恭 プロ初登板初先発で力投! スポーツニッポン 2011年6月26日付記事
  8. ^ 2011年度 広島東洋カープ 個人投手成績(ウエスタン・リーグ)”. 日本野球機構. 2013年4月22日閲覧。
  9. ^ 2012年度 広島東洋カープ 個人投手成績(ウエスタン・リーグ)”. 日本野球機構. 2013年4月22日閲覧。
  10. ^ a b “中村恭が熱投 ローテ崩壊危機救った”. デイリースポーツ online (デイリースポーツ). (2013年4月22日). http://www.daily.co.jp/baseball/carp/2013/04/22/1p_0005919977.shtml 2013年4月22日閲覧。 
  11. ^ “広島・中村恭、プロ初勝利「楽な気持ちで投げられた」”. サンケイスポーツ. (2013年4月28日). http://www.sanspo.com/baseball/news/20130428/car13042817210001-n1.html 2013年4月28日閲覧。 
  12. ^ “広島 中村恭 プロ初勝利 マエケン同級生は歌舞伎町でホストに勧誘された”. スポニチSponichi Annex (スポーツニッポン). (2013年4月29日). http://www.sponichi.co.jp/baseball/news/2013/04/29/kiji/K20130429005706920.html 2013年4月29日閲覧。 
  13. ^ 広島2位中村がホストからスカウトの過去 日刊スポーツ、2010年12月9日紙面
  14. ^ イケメン中村に「早婚のススメ」…広島 スポーツ報知大阪版、2010年12月9日配信

関連項目[編集]