中央州 (ケニア)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
移動: 案内検索
中央州の位置
ケニア中央州は首都ナイロビの北郊からケニア山麓にいたる。

中央州(ちゅうおうしゅう、Mkoa wa Kati)はナイロビ北郊からケニア山南西麓にいたるケニアである。東の東部州と西のリフトバレー州に挟まれている。GEMAと総称されるケニアにおけるバントゥー系民族の故郷である。1999年の国勢調査による人口は 3,724,159 人で面積は 13,191 km²である。州都はニエリ

気候[編集]

高地にあるため他の州と比較すると冷涼である。3月初頭から5月と10月及び11月の2度の雨期があり降雨は安定している。中央州はケニアの主要輸出品の一つであるコーヒーの主な産地である。ケニアの日用品の多くもこの州で生産される。

地域区分[編集]

中央州は7つの県 (wilaya'at) に分割される。

人口 県庁所在地
ニャンダルア県 479,902 オルカロウ*
ニエリ県 661,156 ニエリ
キリニャガ県 457,105 ケルゴヤ
マラグア県 387,969 マラグア
ムランガ県 348,304 ムランガ
スィカ県 645,713 スィカ
キアンブ県 744,010 キアンブ
* 前所在地: ニャフルル

歴史[編集]

この地域の住民の多くは17世紀に移民したと信じられている東方のバントゥー系の子孫である。この地域に住むのは現在のキクユ族エンブ族メル族である。

イギリスによるケニアの植民地支配により、この地域の大半は「白人高地」と呼ばれた入植者の農園に組込まれた[1]

したがって、この地に対し先祖からの権利を持っていると主張した地域の共同体からの多くの政治的活動が起った。これは1950年代に頂点に達した。マウマウ団の乱に際しこの領域は非常事態下に置かれ、多くの著名な政治指導者が逮捕された。

脚註[編集]

  1. ^ 伊部正之黒アフリカにおける移動労働制度」『商學論集』39巻2号 p.9 福島大学経済学会 1970年10月30日

座標: 南緯0度45分 東経37度00分 / 南緯0.750度 東経37.000度 / -0.750; 37.000