中原涼

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(なかはら りょう、男性、1957年4月27日 - 2013年5月[1][2])は、日本の小説家東北大学理学部天文学科卒業。

1980年に「笑う宇宙」で第3回奇想天外SF新人賞の佳作を受賞してデビュー。

1980年代後半より少女小説を執筆。講談社X文庫ティーンズハートから刊行された『アリス』シリーズは1998年、『アリスSOS』としてアニメ化されている。

作品リスト[編集]

少女小説[編集]

アリスシリーズ[編集]

NHK天才てれびくん』内で『アリスSOS』としてアニメ化もされた。 『受験の国のアリス』は松本洋子、『地獄の国のアリス』は中山星香、『恐竜の国のアリス』は高橋千鶴とイラストが変わったが、以降はかやまゆみがイラストを務める。

  • 受験の国のアリス(講談社X文庫ティーンズハート/1987.6)
  • 地獄の国のアリス(講談社X文庫ティーンズハート/1988.4)
  • 恐竜の国のアリス(講談社X文庫ティーンズハート/1988.6)
  • ツッパリの国のアリス(講談社X文庫ティーンズハート/1988.11)
  • ゲームの国のアリス(講談社X文庫ティーンズハート/1989.3)
  • 偏差値の国のアリス(講談社X文庫ティーンズハート/1989.7)
  • さかさの国のアリス(講談社X文庫ティーンズハート/1989.9)
  • 近所の国のアリス(講談社X文庫ティーンズハート/1989.12)
  • ミクロの国のアリス(講談社X文庫ティーンズハート/1990.3)
  • 幽霊の国のアリス(講談社X文庫ティーンズハート/1990.7)
  • お江戸の国のアリス(講談社X文庫ティーンズハート/1990.10)
  • 校則の国のアリス(講談社X文庫ティーンズハート/1990.12)
  • 卒業の国のアリス(講談社X文庫ティーンズハート/1991.3)
  • 失恋の国のアリス(講談社X文庫ティーンズハート/1991.5)
  • 悪魔の国のアリス(講談社X文庫ティーンズハート/1991.8)
  • 占いの国のアリス(講談社X文庫ティーンズハート/1991.10)
  • 部活の国のアリス(講談社X文庫ティーンズハート/1991.12)
  • 妖怪の国のアリス(講談社X文庫ティーンズハート/1992.3)
  • 料理の国のアリス(講談社X文庫ティーンズハート/1992.6)
  • 神様の国のアリス(講談社X文庫ティーンズハート/1992.10)
  • うしろの国のアリス(講談社X文庫ティーンズハート/1993.2)
  • イジワルの国のアリス(講談社X文庫ティーンズハート/1993.5)
  • 星座の国のアリス(講談社X文庫ティーンズハート/1993.9)
  • おまじないの国のアリス(講談社X文庫ティーンズハート/1994.5)
  • 王様の国のアリス(講談社X文庫ティーンズハート/1995.1)
  • サラダの国のアリス(講談社X文庫ティーンズハート/1997.9)
  • テレビの国のアリス(講談社X文庫ティーンズハート/1998.4)
  • 勉強の国のアリス(講談社X文庫ティーンズハート/1998.6)
  • 恐怖の国のアリス(講談社X文庫ティーンズハート/1998.8)
  • 情熱の国のアリス(講談社X文庫ティーンズハート/1998.10)
  • お金の国のアリス(講談社X文庫ティーンズハート/1998.12)
  • 変身の国のアリス(講談社X文庫ティーンズハート/1999.3)
  • アニメの国のアリス(講談社X文庫ティーンズハート/1999.7)
  • 天使の国のアリス(講談社X文庫ティーンズハート/2000.5)
  • アリス大学附属中学校(講談社X文庫ティーンズハート/2000.8)

シリーズ外作品[編集]

  • 時間の国でつかまえて(講談社X文庫ティーンズハート/1987.12)
    • この作品がアリスシリーズの2作目に位置するともとれる。イラストは原ちえこ
  • ラブワールドしましょ(講談社X文庫ティーンズハート/1988.9)
  • 恋の忍法ハート胸キュン おしゃれ忍者ルミちゃんシリーズ(徳間書店パステルシリーズ /1989.3)
  • 真夜中の心霊物語(講談社X文庫ティーンズハート/1992.9)
  • カレーライス殺人事件(小学館パレット文庫/1993.12)
  • タイムトリッパー 1866年ちひろ竜馬を救う(講談社X文庫ティーンズハート/2000.2)

その他[編集]

  • 宇宙パズル(地人書館/1984.11)
  • ぬはは殺人者 エスパー・ヤッちゃん(光風社出版アルゴ文庫/1988.5)
  • 笑う宇宙(地人書館/1989.2)
  • 非登場人物 (地人書館/1989.6)
  • ifがいっぱい(白泉社/1991.11)

脚注[編集]